日本電子
 日本電子は透過型電子顕微鏡、走査型電子顕微鏡やNMR(核磁気共鳴装置)などをやっているようです。なお、NMRの磁石は神戸製鋼の関係会社のJMT製のようです。NMRでは米国のVARIAN社(磁石は英国のOXFORD社)やBRUKER社(磁石も内製)のシェアには勝てないようです。NMRは理化学研究所産業技術総合研究所などで分子構造の解析などに利用されているようです。

 定量NMRの普及とNMRによる純度評価手法の確立のためフランスのパリ郊外のセーヌ河畔に本部がある国際度量衡局(BIPM:Bureau International des Poids et Mesures)へ寄贈され、産総研と研究協力し新しい研究室を開設したとのことです。

 平成27年4月に国際会議で発表した、世界最高磁場の1020MHzNMR装置の開発に成功したようです。高温超伝導体はNIMS(物質・材料研究機構)とKOBELCO(神戸製鋼)が担当し、理研(理化学研究所)、JEOL(日本電子)が担当したようです。この成果はJST(科学技術振興機構)の案件のようです。

 日本電子は、平成29年8月にホルダー画像、CCD画像、走査電子顕微鏡画像を連動させることで、作業効率を4割改善した走査型電子顕微鏡を開発し、低真空観察機能を搭載した機種及び、低真空観察機能とエネルギー分散型X線分析装置を搭載した機種の2機種を開発し、基本価格3900万円から設定しているようです。

 ニコン(光学顕微鏡)と日本電子(電子顕微鏡)は共同で、最先端のCLEM(光電子相関顕微法:CorrelativeLight&ElectronMicroscopy)によるソリューションの体験提供や技術情報の受発信を目的として、平成29年9月1日に日本電子内に光学顕微鏡(実体顕微鏡、工業用顕微鏡、共焦点レーザー顕微鏡システム)、電子顕微鏡(透過電子顕微鏡、走査電子顕微鏡、電子プローブマイクロアナライザ)や各種試料作製機器などを配置した「JEOL-Nikon CLEMソリューションセンター」を開設したようです。