日本無線(JRC) 

日本無線

日本無線前
日本無線(JRC)という会社があります。本社は東京のようです。昔からの無線機器メーカで、アマチュア無線機や海上用レーダ、漁船向けの無線機などもやっているようで、屋上でレーダーのアンテナが回っています。埼玉工場も重要拠点ですが、W-CDMAが話題の頃はYRP野比にも拠点があったようです。グループ会社では半導体デバイスやレーダー用のマグネトロンの新日本無線(単独1314名、連結2798名)、スーパーカミオカンデの光電子増倍管で有名な、電子管用ガラス、医療用ガラスなどの日本無線硝子(63名)、JRCエンジニアリング(154名)、無線通信機器、電子医療機器などの武蔵野電機(183名)、防衛関係の艦船や航空機用電子機器のJRC特機(337名)、無線機器や、人工衛星機器、産業用電源の長野日本無線(単独871名、連結1931名)、測定器、医療用機器、超短波無線装置、受信機などの上田日本無線(660名)などの他、艦船や船舶用機器の販売修理の国内拠点や中国やブラジルなど海外拠点があるようです。関連会社の武蔵野電機などもあるようです。

日本無線は、日清紡ホールディングスの連結子会社でしたが、株式交換により平成29年10月2日付で完全子会社化され、日本無線は平成29年9月27日に上場廃止となるようです。 

海上用レーダーなどでは、古野電気トキメック(今は東京計器)も有名です。アンリツも平成10年頃まではやっていたようです。海上用無線機器メーカの団体として水洋会があるようです。

アマチュア無線機では、ケンウッドアイコムバーテックススタンダード(昔の八重洲無線)の方が有名かも知れません。日本無線は古い感じの木の階段の建物もあるようです。

平成24年9月20日に日清紡ホールディングスは、日本無線の三鷹製作所を閉鎖し、埼玉工場(ふじみ野市)のSAW(弾性表面波)フィルタ事業を新日本無線に移管し、従業員2900名の内650名の希望退職により削減すると発表した。同時に長野日本無線の深セン(中国)工場の生産を拡大し、上田日本無線と一元化しして復活を目指すとしています。

平成29年度は、造船不況で船舶関係の無線設備などの売上げ減少が見込まれるため、平成29年4月にインドネシアで現地法人を立ち上げ、ODAの交通防災インフラ関係に力を入れるようです。