東京大学柏キャンパス |
東京大学柏Ⅱキャンパス |
![]() 東葛テクノプラザ |
柏の葉には東京大学の柏Ⅱキャンパスと柏キャンパスがあります。 産業総合技術研究所は、平成30年8月に稼働の国内最速スパコン「人工知能処理向け大規模・省電力クラウド基盤(AI Bridging Cloud Infrastructure、以下ABCI)」を、最新の富士通製PCサーバ(プライマジー)などから構成され、AI分野で重要視される16bitの半精度浮動小数点演算の理論ピークでは550ペタフロップス、従来のシミュレーション分野などで用いられる32bitの倍精度浮動小数点演算で37ペタフロップスの性能を有し、平成30年6月の最新のスパコンランキングで、世界5位、省エネ性能で世界8位に相当するとのことです。 ABCIは、東京大学 柏ⅡキャンパスのABCIデータセンターに設置され、世界最高水準の機械学習処理能力、高性能計算能力、および省電力性を備えたAI用途向けのクラウド基盤だそうで、高性能計算システム、22ペタバイトの大容量ストレージシステム、各種ネットワークなどからなるハードと、ソフトから構成され、中核の高性能計算システムは、富士通マルチノードサーバに搭載される1088台のプライマジー CX2570 M4」から構成され、各サーバのCPUには「インテルのプロセッサー」2基(計2176CPU)と、「エヌビデアのGPU」4基(計4352基)及び、ローカルストレージにはNVMeN規格に対応した「インテルSSD」を採用したようです。 ちなみに、平成23年には富士通製の京コンピュータが世界1位、平成14年~平成16年まではNEC製の地球シミュレータが世界1位でしたが、最近は中国が頑張っていましたが、平成30年には米国のサミットが1位になったようです。 平成30年6月のスパコンランキング
スパコンランキングTOP500入りした台数(2018年6月)
柏の葉には産官学連携の研究センターでEMC電波暗室などを有する東葛テクノプラザやナノテックシュピンドラーがあるようです。 |