Vol.001

「陶芸のこと」よってらっしゃい見てらっしゃい。ィヨウコソ!
こんな呼び込みではとても芸術品の製造販売所って感じはしませんが、マッ!そんな硬いことは言わずに
遊んでいってください。とんでもない先生に師事していただいたわりには何故か酒器ばかり作りおってに。

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このページはNo.101〜106の作品を紹介しています


作品以外のこと陶芸の楽しさです 作品の一覧はここでご覧いただけます 以前の作品のリストはここから

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手捻り銘々皿

[No.106] 手捻り銘々皿   価格  5枚組 3、000円(箱なし送料込み) '12. 5. 1 up

       ( それぞれ 10 x 2.5  cm )


気温が15度くらいになって来ると冬の感覚に慣れていた身体は暖かさとして感じるようになります。

そんな気持ちで粘土に触るとあまりの冷たさにびっくりしてしまいます。まだあと幾週間もしないと粘土の芯まで暖かさが伝わってきません。

しかし本来粘土と言うのは冷たい時の方が粘りも強く成形に適しているのです。同じ水分率の粘土では手の温かみが伝わった土は折り曲げるとひびが入ったり折れてしますが冷たい状態ですと 極端な折り曲げにも耐えてくれます。

要は粘土成形のコツは手のぬくもりを土に伝わらないうちにすばやく・・・と言うのが原則なのです。それゆえ陶芸家の皆さんは寒い冬でも堪えて冷たい水を使っての作業にいそしむのです。

今回の手捻り・・・、そう言った素早くといった原則を守ろうとすると器の薄い割には手間暇を必要としその結果ちぎれたりしてなかなか難しい作業です。

適度なボール状の型を決めてガーゼを掛けて土をかぶせると比較的短時間にお皿が出来あがります。

個々にはすこしずつ形の違いがむしろ面白さを演出してくれますので無機的な揃いものとは違った趣になります。冷たい作業による荒れ症の手も守ってくれます。

次回の更新は 6月1日です


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スープ・カップ

[No.105] スープ・カップ   価格 それぞれ 3、000円(箱なし送料込み) '12. 4. 1 up

       ( 6 x 10.5  7 x 10.0 cm )


私はどちらかと言うと朝食はしっかり食べる方です。若い人の中には朝は食欲が無くて食べる気がしない・・・などと言って抜く方もいらっしゃるようです。

私のように”しっかり派”にとっては想像もつかないことです。

考えてみれば私だって、のべつ幕なしに食べているわけではありません。昼食はボチボチ・・、夕食はお酒を飲む時などは特に夕食は食べません。

お腹が空いた状態で就寝するとよく眠れます。ですから夜遅い食事はしないようにしています、従って朝起きた時には・・と言うより「腹が減って目が覚めた」と言う感覚なので朝食は目いっぱい 食べることになるようです。

スポーツなどをしていて補助健康食品(食事だけでは補いきれないサプリメントなど)を摂取する時は体が要求しているときに取り込むことによって筋力や骨を更に強めることができます。

就寝などエネルギーの要らない時に摂取したものはすべて脂肪となって蓄えられてしまうと言われます。それがメタボになる大きな要因と聞きます。



まずは生活習慣を改善し、繊維質の多い野菜スープなどを積極的に摂取できる環境を整えたいものです。

回りくどい言い方でしたがそんな時の為にこんなスープ・カップをお勧めしたいと思って・・・。楽に200ccも入ります、今日も元気にお励みください。

次回の更新は 5月1日です


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飾り片口

[No.104] 飾り片口   価格 それぞれ 3、000円(箱なし送料込み) '12. 3. 1 up

       ( 15 x 6 cm )


お勝手仕事に今ではすっかり姿を見る事は無くなってしまった器の一つにこの”片口”と言うものがあります。若い人の中には既にその存在すら形跡をとどめない・・と言う人も多くなりました。 

そもそも現在のようにプラスティック製品が氾濫する以前、酒、醤油、油など容量の大きな器の収容品を小分けする時には必需品と言っていいほどに重宝されたものでした。

されどもう既に忘却の彼方に押しやられて陽の目を見る事は無いのか・・・と思いきやドッコイ、まだ生き続けているのです。それは以前のように酒屋さんの店頭で華々しく主役を演じる事は ありませんが好事家にとっては大変な人気があるのです。

わたしは若い頃には腕の筋肉も隆々としていて一升瓶の首根っこを握ってビクともせず、ぐい呑み茶碗に見事な継ぎ手を披露できたものでした。しかし今やしわくれた皮下に走る筋の本数を 数える事は出来ても持ちこたえるエネルギーの持続貯蔵庫としての役目を果たさなくなりました。

そんな時この片口ほど便利で親しみのある容器はプラスティック製品のお呼びでないことは明白です。今や陶器か漆器かで悩むことはありますがいずれも「とんまで愛くるしい形」の魅力は 捨てがたい日常品であります。

あばたもえくぼって、本当に失礼な表現ですが自分で作ったからではありませんが本当に「あばたもえくぼ」なのです。

そんな魅力をあなたにもお分けしてあげたいと思うのです。

次回の更新は 4月1日です


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張り付け花瓶「昇龍」

[No.103] 張り付け花瓶「昇龍」   価格 10、000円(箱なし送料込み) '12. 2. 1 up

       ( 27 x 12 cm )


No.100 でご紹介した面取り花器との姉妹編といったところです。

2012年度の初窯火入れによる作品です。 

毎年この時期はスキーの大会で塞がっているはずでしたが今年はこの大会へのエントリーを外しました。仲間が頑張っているのに私がのほほんと時を過ごす事は出来ません。

しかし、昨日は降雪、そして今日は火を入れた時刻を見計らうようにして冷たい雨が降り始めました。陶芸窯の小屋は雨露がしのげる最小必要限度の大きさなので・・・ってそれは窯にとっての 話しであって少しでも雨が吹き込むとたちまち傍らに立ちつくす私は雨の中になってしまうのです。

そして今回は窯の中の間取りというべき基本になる棚の改造をしました。これは炎の通り道が以前のデータと異なって新しい境地を切り開くことになるのです。この事は大きな賭けです、 失敗しようが新しい境地の作品が生まれようが私にとって失うものがないと言うことは非常に気楽に出来るのです。

窯出しの日と言うのは幾度経験してもドキドキするものです。今まで得る事の出来なかった炭酸銅での渋い発色が先ず目に飛び込みました、ふ〜む、こんな味わいを見せてくれるんだ・・ そしてそれを張り付け花瓶「昇龍」と命名しました。

辰年の初窯にして新しい境地を授かった気持ちでいっぱいです。この新しい色調をもう少し掘り進めて見たい・・・そんな新年の作品でした。

次回の更新は 3月1日です


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片口

[No.102] 食器・雑器「片口」   価格  3、000円(箱なし送料込み) '12. 1. 1 up

       ( 20 x 6.5 cm )




 新年明けましておめでとうございます

今回はお勝手道具の中でも古くから使われていた”片口”を作って見ました。

昔は醤油、酒、油など甕から柄杓でこの片口に液体を入れて手前の口から一滴もこぼさずに醤油さしや徳利に移送する道具として使われてきました。

さすがに近年その用は無くなりましたが、姿形から料理屋さんとかその道の好き者たちの間ではお皿の代わりに使われたりして煮物や漬物を盛って楽しんでいるようです。

大概陶芸市場には若手作家のこの手の作品が会場の隅に並べられているのをよく目にします。しかしそのほとんどは形式を模索しただけで片口としての機能はほとんどありません。

それは”一滴もこぼさずに・・”という肝心かなめの所が抑えられていないからです。急須や土瓶の類にしてもこのような視点に立って造られるのは余程の名工でない限り口元はビニルの 輪切りを挿してハイ、おしまい・・となってしまいます。

美しい食器や器と言うのは用を足した仕事も実に美しくさりげないことが望まれます。



次回の更新は 2月1日です


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抹茶茶わん「初冠雪」

[No.101] 抹茶茶わん「初冠雪」   価格  5、000円(箱なし送料込み) '11. 11. 1 up

       ( 7 x 12 cm )


今回は抹茶茶わんに挑戦です「初冠雪」暖かな抹茶をご堪能下さい。

遠くからの”初冠雪”の知らせも11月に入るとぐっと身近な山の名前が報道されるようになる、そしてその冷気が里に下りてくるのももはや時間の問題です。

しばらく咽喉をうるおすお茶も冷たいものではどうか・・?と感じるようになってきます。普段私たちはすっかり自動販売機に慣れ切ってしまってガチャン!!、ゴロゴロ!とずい分荒っぽい作法の お茶しか飲んでいないようです。

そして女性などのたしなみと言うかかしこまって習得しようとする茶道によるお茶会などお茶のたしなみ方が両極端に寄ってしまい過ぎた感じがします。

少し似ていますが日本にはお酒を温めて飲む日本酒の文化があります。呑み屋さんといえば美味しいお酒をお客さんに提供するいわばプロなはずです。いきなり注文したお酒に「ひやですか?、 熱燗ですか・・?」と聞かれて戸惑うことが多いのです。

私としては「お客様、今日のような小春日和には”ひと肌”で参りましょうか・・・?」と言うくらいの気遣いがあれば二級酒であっても特級酒に劣らない味わいってものがあるでしょうに。まあ ギャルみたいな接待係には無理か・・。

寺の小僧をしていた石田三成はそこに立ち寄った馬上の秀吉から「茶を所望する・・」と聞き一杯目は一気に飲み干せるほどのぬるい茶を、二杯目には味わえるほどほどの熱い茶を提供した という。秀吉はその心遣いに至って感心し生涯そばに仕えるよう召し抱えたといいます。

お茶も、お酒も日本の伝統の中には相手に気遣うことで添えられる美味しさの原点があるのです。あ″〜・・!、BGMギャンギャン鳴らすようなお店じゃ無理だ〜

次回の更新は 12月1日です


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