Vol.001

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「画家への道」ページにジャンプこのページはNo.241〜250 を掲載しています

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No.250「 J R 日光駅舎 」'22. 11. 1 up 額装価格 20、000 円

           ( 29.0 x 41.0 cm cm) クレヨン


10月終わりに群馬県側で所要があり帰路は栃木県側に降りて帰ってこようと思っていました。

さすがにこの時期には日光白根山も懐にある金精山もすぽりと雪に覆われていました。国道120号、金精峠は真冬には冬季閉鎖になるもののまだ車で通ることができるのです。

初冬の静かな湯の湖、中禅寺湖までくると早く到着した外国からの観光客がチラホラ目に付くようになりました。

イロハ坂の旧道を下りて日光市内に入るともうあたりは外国からの観光客であふれかえっていました。この多くの観光客のほとんどはバスか東武特急列車でここ日光までやってくるんでしょう。

私も車ではなく電車の場合は東京から直接来られる東武特急で来るのですが・・さすがにその駅前は大賑わいでした。私のお目当てはそこを通り過ぎたJR日光駅でした。


閑散としていて駅前とは思えないくらい静かで平穏さを感じます。この駅は今からちょうど110年前、明治期に建てられましたが大正天皇ご利用に合わせて二階建て貴賓室をしつらえた現在の駅舎になっているのです。

なんとまあ気品あふれる駅舎なんでしょうか。それに引き換えその特急の駅とは比較になりません。だいたい薄ピンクの塗装なんてあまりにも奇抜ですよね。

日光連山の冠雪した山々を背景に凛々しくたたずむ駅舎はあっぱれ。

次回の更新は 1月 1日となります


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No.249「 洋上風力発電建設船 」'22. 10. 1 up 額装価格 20、000 円

           ( 29.0 x 41.0 cm cm) クレパス


去る10月24日、呉市にある造船所で世界最大級の洋上風力発電所建設船が進水したというニュースが舞い込んできました。 タグボートに頼らない自走航で揺れに対する安定性も抜群といいます。

まさしく私が昨年の秋に広島〜呉に写生旅行に出かけた折その船の建設中だったのです。船名はBLUE WIND 実に頼もしい作業船に出くわしました 。

絵でもお分かりのように、世界最大級・・といってもそうは感じません。ただのドックの片隅で作られているように見えます。それでも全長142m、全幅50mもあるんです。

でもそこで働いている人と比較するとやはり実に大きいのです。このドックはなんと戦艦大和を建造したドックなんです。


いま世界中が脱CO2ガス・ゼロを目指して取り組んでいる最中です。その一環で環境にも問題が指摘されている太陽光発電に代わるべき注目を集めているのが洋上風力発電です。 国内でも景観を損なわないはるか洋上での建設に力を入れ始めました。千葉県沖には相当規模の洋上風力発電が計画されています。

そんな人々の努力の一端を見ることができたことで何となく応援にも力が入ります。戦争するための船を建造していたドックで平和産業の船を建造している・・面白いですね。

次回の更新は 12月 1日となります


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No.248「 ひまわり 」'22. 10. 1 up 額装価格 30、000 円

           ( 36.0 x 48.5 cm cm) クレパス


明るく太陽のような花、その代名詞ともいえるひまわりです。

ロシアのウクライナに仕掛けた侵略戦争でただ輝いているだけではないひまわりの決意を感じさせます。

もう半世紀も前に映画化され反戦運動作品としてあまりにも有名な「ひまわり」です。戦争は勝っても負けても悲惨な後遺症しかありません。

しかもこの侵略戦争は国際連盟の常任理事国であるロシアが仕掛けた。国連の威信も損なわれたものである。


そしてあまりにも有名な絵画のひまわり。私たちはひまわりの絵はこんな絵だ・・と囚われがちですが勇気を奮ってみました。

人間の持つ業としたたかな執念を私なりに表現しようとしてみました。

そんな強靭な印象のひまわりですが切り花にして持ち帰る僅か30分の間にすっかりしょげてしまいました。水、水、水、・・・愛、愛、が必要です。

次回の更新は 11月 1日となります


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No.247「 釧路湿原 」'22. 9. 1 up 額装価格 30、000 円

           ( 33,5 x 50.0 cm cm) クレヨン


初めての道東です。釧路空港からリムジンバスで釧路駅に着くとちょうど時間の釧路湿原行きのノロッコ号の発車時間に間に合いました。

お天気も爽やか気持ちいい風が吹いていて期待通りの真夏の釧路って感じです。売店でカキめしとワンカップを購入して観光列車仕立てのノロッコ号に乗り込みました。

ベンチシートと開け放たれた窓仕様はまさしく展望をしやすくどことなく遊園地仕様な感じがします。そして私の中では初めての釧路本線乗車です。

僅か5駅ほどしかありませんが釧路湿原を見知るには十分なようです。蛇行する釧路川、点在する沼、そして原生林に抱かれた手付かずの自然を感じることが出来ました。


塘路・・と言う駅で下車して徒歩で近所まで歩きました。いくら涼しい陽気といえども真夏の陽は容赦なく照り付けます。まよわず原生林の日陰に飛び込むと涼しさが戻ってきました。

途中の車窓から鹿が沼に入って涼しんでいる理由、納得でした。

次回の更新は 10月 1日となります


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No.246「 納沙布岬灯台 」'22. 8. 1 up 額装価格 30、000 円

           ( 19.5 x 29,0 cm cm) クレヨン


7月初め、前日まで滞在した釧路は真夏の天気でしたがそこからわずか100km余、根室・花咲線終点の根室駅、日中の気温表示が現実味を帯びてきました。予想はしていましたが長袖上着と防風着持参で正解でした。

慣れないオートマのレンタカーでとりあえず納沙布岬先端まで行ってみました。道幅は普通の地方道ですが最高速度は直線見通しもいいのにどこまでも40km、そして集落内は30km。車に慣れない私にとってはありがたいことですが皆さんどんどん追い抜いていきます。

どこもかしこも皆霧の中で絵を描くどころではありません、明日にしようと思いました。北方領土・・、ここまでくると「返還!!」が現実味を覚えます。見えないすぐそこがロシアに不法占拠された漁業やコンブ漁の海域が目の前なのです。

翌日も納沙布岬の先端にやってきましたが相変わらず霧の中で寒い。ここはそのままを絵にしていこうと思いました。日本の灯台50選の中の納沙布岬灯台、明治5年創設、北海道最東部、初代は木造だったと記されていました。


若い時からいくつか灯台の絵を描いてきました。海上保安庁管轄の「灯」として灯台、防波堤灯台、照射灯、灯標、灯浮標、導灯、指向灯・・など。

私が絵にしたいわゆる灯台のうちすでにその任務を終えたものもありますが以下にまとめてみました。お時間がありましたらご覧ください。

さらに全国地方の灯台にご興味ある方は詳細な灯台に関するホームページも公開していますのでご覧になってください。

次回の更新は  9月 1日となります


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No.245「 鉄砲とマドンナリリー 」'22. 7. 1 up 額装価格 30、000 円

           ( 36.0 x 48.5 cm cm) オイルパステル


今年は何故か花壇のあちこちにテッポウユリが目を出してきてそして6月13日には申し合わせたように一斉に開花したのでした。

いつもは一本のみ花壇の隅につましやかに咲いていましたがさすがに驚いてしまいました。

これはひとつ絵にしておかないと・・、しかしこれだけでは能がないと思い花屋さんでピンクのものも混ぜてあげた。

いや、その匂いたるや強烈この上ない事。以前薔薇の時にも書きましたがバラは匂いがあったっけ・・というほど私は花のにおいに興味がなかった。しかし今回は否応なしの匂いです。


もう60年前のこと、先輩に連れていかれた王子駅前にあったキャバレーのお姉さんを思い出した。匂いの記憶・・って一瞬で60年を遡りましたね。

ところでこの花瓶も私の自家製です、これも結構似合っていると自画自賛(笑)。興味ある方は「陶芸のこと」No.197 小波紋花瓶 2020 作

次回の更新は  8月 1日となります


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No.244「 薔 薇 」'22. 6. 1 up 額装価格 30、000 円

           ( 36.0 x 48.5 cm cm) オイルパステル


つい先日二週間ほど前になるでしょうか無線友達を誘って私のスキー仲間が開いている前橋のローズガーデンを訪問しました。

お天気も良く少し暑い日照りでしたが風も爽やかでガーデン巡り日和でした。ガーデン主は生憎午後から予定が入っていたのであまりゆっくりすることは出来ませんでしたがその分濃密な見学をさせていただきました。

多くの品種を育てていましたがどのバラもしっかり愛情をもって育てられていることを感じられてうれしく思いました。

帰ってきて友人は奥様にその写真をお見せすると「さぞかし素晴らしい香りに包まれていたでしょう」って聞かれたけれど適当に頷いておいた。そう言えば私もハテ!?、バラの香りなんかしたっけ?。


まあ、私にとっては色覚の強烈さに香りもうせてしまったと・・自己分析した次第です。そういえばバラの花なんて絵に描いたことなかったな〜。久しぶりに花屋さんで薔薇の花を買ってきました。でも、香りなんか感じなかったぜ。そもそも香りなんてあるのかな〜。

ところでこの花瓶は私の自家製です、結構似合っていると自画自賛(笑)。興味ある方は「陶芸のこと」No.129 線刻紋取手付花器 2014 作

次回の更新は  7月 1日となります


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No.243「 80歳の自画像 」'22. 5. 1 up 額装価格 

           ( 36.0 x 48.5 cm cm) オイルパステル


約一週間前(4月24日)、わたしはいわゆる傘寿・・、つまり80歳を迎えたので久しぶりに自画像を描きました。

10年ひと昔・・と言いますがつい先日、自画像を描いた記憶がありましたがそれは70歳になったときだったのです。

今この年になって思えば小学校の6年間というのは実に結構長い期間だったような気もします。比較すると今の10年は電光石火です。わたしだけがそう感じるのかと思ったら概ねの同年代は同意と言います。

そうなってくると次の自画像にそろそろ取り掛からないと直ぐ90歳になってしまいそうです。平均寿命からしてもそんな悠長なことも言ってられません。

青年期からの自画像を並べてみました。それぞれはマウスポインターを充てると画像拡大します。

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「22歳」□□□□□□□□□□□□□ 「25歳」□□□□□□□□□□□□□ 「28歳」



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「31歳」□□□□□□□□□□□□□ 「33歳」□□□□□□□□□□□□□ 「40歳」



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「45歳」□□□□□□□□□□□□□ 「50歳」□□□□□□□□□□□□□ 「70歳」

次回の更新は  6月 1日となります


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No.242「 不思議な家 」'22. 4. 1 up 額装価格 30、000 円

           ( 38.0 x 46.0 cm cm) オイルパステル


スキー場に毎週通う国道122号、羽生付近に来るといつも車から目にする不思議な家が目に付いていつも記憶の中にとどまっているのです。いつかここに車を停めてこの家を絵にかいてみたい・・。

埼玉県東部は東京と関東北部を結ぶ国道4号、そして国道17号があってその真ん中に国道122号が、つまり川の形で並んでいるのです。そしてその両端の道をつなげる国道125号が南栗橋から熊谷迄横断しているという形なのです。

そして国道122号と交わるとき約200mくらいは同じ道を使うのでいつも輸送トラックなど混雑の要衝となって流れも渋滞気味になるのです。

そんな道路の混雑を尻目にその不思議な家はポツンと建っているのです。少し日本家屋っぽくなくどちらかというとまだ行った事も無いけれどスペインの田舎にでも建っていそうな気がするのです。


群馬県山間部は今日も雪が降っているようですが、この付近は空っ風が吹いて天気も冬晴れ。予定より一日早くスキー場に向かい途中のわき道からこの家のそばまで来てスケッチしました。

何故かいつも見ている日中には生活感が感じられないのです。夜になれば隠れ家のような居酒屋・バーでもするのでしょうか、不思議な家です。

次回の更新は  5月 1日となります


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No.241「 妙義山 」'22. 3. 1 up 額装価格 20、000 円

           ( 19.5 x 29.0 cm cm) 鉛筆


スキーシーズン中には多少体に無理のかかる日程もあります。いずれにしてもスキーができるのは雪のあるうちだけです。

冬の間は多くの大会や練習のための合宿など目白押しになってしまいます。自宅からスキーの出来る現場まで移動するだけで4〜5時間はかかります。

今回のように土日が群馬県内、そして水曜日には長野県・・と言う日程では家に帰って又出直すだけでどちらにしてもゆっくり過ごすことは難しくなります。

一層のこと私の車は冬季でも車中泊が苦でないように装備されていますのでそんなこともします。群馬県内はほんの少し移動するだけで豪雪地帯から乾燥した晴天率の高い地域に即移動ができるのです。


そんなときのために電子書籍で読書したり、そしてこうして気になる場所をスケッチしたりして楽しんで時を過ごすこともあります。

人里離れた山の懐にもひっそりと人々の生活があり大自然と向き合って生活する人がいるんですね。

次回の更新は  4月 1日となります


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