タウラー
アラビア語。旧約聖書のうち「モーセ五書」を指す。具体的には創世記,出エジプト記,レビ記,民数記,申命記のこと。キターブを参照。
タウリケ
タウロイ人の国。クリミア半島の南半分(山岳地帯)に住んでいた。
タナッハ
ヘブライ語。いわゆる旧約聖書に対するユダヤ教の呼び名。ミクラーを参照
タハルカ
エジプト王。位前690〜664年
タルギタオス
スキュタイ族の伝説の祖。リポクサイス,アルポクサイス,コラクサイスの父。
タルムード
ユダヤ教の律法集大成。
ダーイウック
ヘロドトスではデイオケス。メディア王。
ダーハ
ダーハ族。サカ族の周辺部に住んでいた民族。
ダーラヤワウシュ1
ダーラヤワウシュ一世。ヘロドトスではダレイオス一世。ペルシア王。ウィシュタースパの子。妻はフタオサー。フシャヤルシャーの父。513年スキュティア遠征。
ダーラヤワウシュ2
フシャヤルシャーの長子,アルタフシャサの兄。弟に殺された。
ダビデ
ベツレヘムの人。ユダ部所属。エッサイの子。ソロモンの父。イスラエル王。位前1004〜965年頃。サウルに恐れられペリシテ人に走る。サウルの死後,ユダ部族の王となり,諸部族に持ち上げられてイスラエルの王となる。
ダレイオス
ペルシアの大王。位521〜486年。クセルクセスの父。490年マラトンに出兵し敗北。エジプトの反乱鎮圧を準備していたが,出発直前に急死した。
ダレイオス1
ダーラヤワウシュを参照。
ダレイオス2
ダレイオス二世。通称ノトス。位425〜405年頃。ペルシア王。アルタクセルクセス一世の子,アルタクセルクセス二世と小キュロスの父。妻は異母妹パリュサティス。治世の間,叛乱に悩まされ続け,ギーラーンの叛乱を鎮圧する征旅で病死。
ダレイオス3
ダレイオス三世。ペルシア王。位336〜330年。スタティラの父。333年イッソスの戦いでアレクサンドロスに大敗。331年ガウガメラで大敗。330年臣下に暗殺される。
ダレイタイ
ヒュルカニアに住んでいた民族。ペルシア帝国第11徴税区所属。
ダン
イスラエル12部族の名祖。ヤコブとビルハの子
ツァドク
ツァドク家。ユダヤの名家で,代々大祭司を出した。
ティグラトピレセル3
ティグラトピレセル三世。別称プル。アッシリア王,位前945〜727年。バビュロニア王,位前729〜727年。混乱した国内を建て直し,さかんに外征を行った。強制移住政策で知られる。
ティグラネス
前1世紀前半のアルメニア王。
ティブニ
イスラエルの人。ジムリの七日天下の後,王座をオムリと争うが敗れる。
ティル・テュバ
エラムとアッシリアの決戦が行われた戦場。テウマンを参照。
ティルシャター
ペルシア語。「長官」
ティルス
テュロスを参照。
ティルハカ
ヘブライ語? タハルカを参照
テュロス
ティルスとも。フェニキアの有名な都市。
テウマン
エラム王。660〜650年の間に行われたティル・テュバの戦いでアッシリアに完敗した。
テトラルケース
ギリシア語か。四分領太守。
デイオケス
ダーイウックを参照。
デボラ
ショーフェート(士師)の一人。ナツメヤシの木の下に座ってイスラエルを裁いたという。
デラヤ
サンバラトの子,シェレミヤの兄弟。名はヤハウェに由来する。
トーラー
ヘブライ語。「律法」
トトメス3
トトメス三世。エジプト第18王朝の王。位前1497〜1425年。初めてファラオの称号を名乗ったとされる。
トハロイ
トハラ人。2世紀頃オクソス川(アム川)を南下してバクトリアをギリシア人から奪い取ったサカ系の民族。
トビヤ
トビヤ家。ユダヤ人。ギレアドを根拠に勢威を振るった。