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作業後編。4/30午後です。あと残り半日しかありません。
サクサク進めます。
ベルトに一応マーキングをして外します。
クランクシャフトオイルシールの交換をします。
別に痛んでいる風はありません。が、交換します。
Oリングピックセットの右から2番目のをオイルシールの軸の隙間から差し込んで…、失敗。
次に左に出ているのを使いました。オイルシールの中にある金属の輪に引っ掛けて、力技で。
といっても、それ程でもありませんでした。
新旧。
オイルシール無し状態。
新しいオイルシールを押し込んで、塩ビソケットを使ってハンマーで均等に入れます。
次はウォーターポンプ。
まず、ラジエターを外します。
初めから外しておいた方が作業効率が良かったと思います。
ラジエター下部にはATFが通っています。ATFの冷却をしています。
ATFはボディ側とボディ側、ラジエター側とラジエター側に、素早くつなぎ変えます。
LLCは再利用するので、バケツに貯めておきます。
ウォーターポンプを取り外します。
ビスを外して軽くドライバーの柄でたたくと外れます。
LLCがたっぷり出てきました。ザバーっと。
エンジンブロックのLLCも抜いておいた方がよかったと思います。
新旧。若干錆びてます。
エンジンブロック側の残ったガスケットをスクレーパーで綺麗にします。
液体ガスケットを塗ります。
塗って5分以内に取り付けないといけないそうです。
塗るだけで5分位かかるカモ。
予め取り付けシミュレーションしておき、スムーズに取り付けます。
ビスは増し締めNGだそうです。サービスマニュアル通りの順番で、規定のトルクで締め付けていきます。
新規購入したトルクレンチの測定範囲外のビスに関しては高精度手ルクレンチで。
30分はLLCを入れてはいけないそうです。
次に、ロッカーカバーガスケットの交換と、カムシャフトオイルシールの交換をします。
このエンジン(RB25DE-NEO)は、インマニの前で2本に別れます。
NAなので気流が何とかで…。回転数によって2本は1本にまとまったりします。
そんなんで、大柄なスロットルチャンバーを取り外します。
いろんなホースがつながっていて、意味分からないです。
とりあえず元に戻せる様に気をつけながら、どんどん外していきます。
ロッカーカバーを外します。
インテーク側のカムプーリーボルトを緩めます。
カムシャフトをモンキーで掴み、ボルトを緩めようとするものの…緩まない。
ヘクスキーで123Nm〜132Nm。
ヘクスレンチにパイプ延長で力技で緩めようとしたら、何とモンキーが外れた!!
カムシャフトが90度位回ってしまった…。バルブ大丈夫かなぁ?
これ以上は危険なので、カムシャフトオイルシール交換は先延ばしします。
カムの磨耗具合は良く分からないですが、エンジンオイルが汚いのは良く分かります。
ロッカーカバー裏は、綺麗な様な気がします。良くわからないですが。
ロッカーカバーガスケットはゴムです。新しいガスケットを溝にはめて元通りに組み立てます。
タイミングベルトを取り付けます。
サービスマニュアルと古いタイミングベルトを見ながら歯ズレを起さない様に慎重に。
このエンジンのテンショナーは固定です。バネの張力で適度に張った状態で固定します。
タイミングベルトは初期の伸びがあるそうなので、若干強めにして張ります。
後はどんどん組み立てていきます。
ここで問題が発生。クランクプーリーボルトを規定のトルクで締められない。
まぁ、分かっていた事ですが。
とりあえず(クランクシャフト回りながら)出来る限り締めて、本日はこれで終わりにします。
GWの長距離は心配なので、それまでに何とかしようと思います。
5/1。仕事から帰って来てから作業です。
帰りに東急ハンズで部品を買ってきました。
クランクプーリーボルトを規定トルクで締めます。
2.0mm厚の鉄の金物\210x2、M6x20mmボルト\100。
\500のクランクプーリー固定SSTです。
取り付け。
金物が動かない様に、固定します。
地面にブロックを置き、その上に小さいブロックを置き、ゴムシート、木片を置きます。
金物の端が木片に突き刺さった状態で固定出来る予定です。
この方法で見事成功っっ。規定のトルク152Nmで締める事が出来ました。これで安心。
GWに間に合いました。
2019-3、タイミングベルト交換2回目。
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