横尾山( 横尾山:1,818m ) 2008.03.22 登山



【PHOTO & 記録 横尾山 3】

八ヶ岳富士山の間、 つまり南西方面を見やれば、南アルプスの連なりが良く見える。
まず目立つのが甲斐駒ヶ岳
先ほどまで、その手前にある日向山にいたのだが、 霞んでしまってどの山か分からない。
甲斐駒ヶ岳の左後ろには真っ白な 仙丈ヶ岳、 その左にはアサヨ峰、そして真っ白な北岳鳳凰三山へと繋がっている。

先ほど述べたように、 腰を下ろす場所もないので、景観を楽しんだ後、先を目指す。
カヤトの原に立てられた標識には、横尾山 50分とある。ということは、すぐそこの高みではなく、 やはりそこから繋がる山のどれかということになる。
雪の上に足跡は 2つほど。ということは、これは登山口でお会いしたご夫婦の足跡ということになり、 休んでいる団体は頂上に行っていないことになる。

振り返って下を見下ろせば、カヤトの原の向こうに 金峰山が大きい。

カヤトの原に登り着くまでに気になっていた高みに登ると、先にさらに高みが見える。
その高みの後ろには八ヶ岳が見事である。

雪の上の足跡はまだ続いている。どこまで行ったのだろうと思っていると、 突然 足跡がなくなってしまった。
吹きさらしの尾根になると、雪の量もかなり多くなり、場所によっては腰近くまで潜ってしまう。
これではご夫婦が途中で引き返すされたのもやむを得ない。

で、小生であるが、ここで引き返したら、 十枚山日向山に続いて 3連敗ということになってしまう。
幸い、尾根道なので道筋は何とかなりそうだ ということで先を目指すことにした。

雪の少ないところを選んで進む。それでも膝上まで潜る。
雪の上をいい加減に進んだので、本来の道をはずれ、かなり植物を踏んでしまった気がする。 申し訳ない。

雪との格闘が続く。
また、ピークがかなりあり、ここが頂上と思っても先があるというパターンが続く。
特に苦労したのは、大岩が積み重なっている場所で、雪が岩と岩との隙間を隠しており、何回かそこに足を踏み入れてしまったことである。

ただ、ありがたいことに、細い尾根上の道なので、道を迷うことは無い。
また、上を見れば青空が広がっているのも大変心強い。



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