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そして、苦労の末、12時58分横尾山頂上に到着。
頂上には、山梨百名山の標識が立てられていた。
しかし、頂上一番乗りというのは大変気持ちが良い。
余談であるが、先程の団体は、頂上を踏まずに下山したようで、いくら頂上で待っても誰も人は登ってこなかったのであった。
ということは、本日 横尾山頂上に立ったのは、後にも先にも小生 1人ということになる。気持ちが良い。
頂上は樹林に囲まれ、木々の間から景色が見えるという感じである。ただ、南・西面だけは開けており、
そこから見る
八ヶ岳は素晴らしいの一言である。 |
南西の方角には、
甲斐駒ヶ岳、
北岳といった南アルプスの山々も見える。
雪の上にかろうじて頭を出している岩に腰掛け、大休止をする。
独り占めの頂上、独り占めの景色、かなり苦労した雪の登りの後だけに、これは格別の気分である。 | |
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樹林越しには富士山も見える。
先ほどのカヤトの原と言い、この頂上と言い、素晴らしい景色である。
雪が無ければ、信州峠から僅かの距離であり、ハイキングコースとして素晴らしいと言えよう。
逆に、無雪期であれば、この山に登ることも無かったであろう。
この山 (実際は名前を間違えていたが・・・) をふと思い出したことに感謝である。 |
13時18分、迫力ある
八ヶ岳の姿を目に焼き付けて下山開始。
当然 往路を戻る。
20分ほどの頂上滞在であったが、至福の時を過ごしたとは まさにこういうことを言うのであろう。
思わぬ拾いものをして得をした気分である。 | |
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頂上から少し下ると、金峰山、
瑞牆山が良く見えた。
青い空の元、満足感に浸りながら下山したのであった。 |