1. 当然、一気に視界が開ける。    目の前には駒石を経由して空木岳へと続く尾根。    右手には、先程から見てきた伊那前岳、宝剣岳、檜尾岳、そして    熊沢岳、東川岳へと続く尾根が見える。 |
2. 振り返れば、南アルプスが見えるには見えるが、登ってくる途中    で危惧した通り、最早 完全に霞んでしまって、なかなか山座同定    がしづらい状況である。    写真は左から、烏帽子岳、小河内岳、荒川三山、赤石岳、聖岳。 |
3. このまま尾根上の道が続けば良いのだが、どうやら尾根南側の    下を行かねばならないようだ。    ここでもかなり腐り始めている残雪に苦戦する。 |
4. 暫く進むと、再び尾根上に上がる。    この辺は直射日光が当たる場所なので、雪は消えている。    そのため、ようやくスピードを稼ぐことができる。 |
5. と思ったが、残雪の中の登りはかなり堪えたらしく疲れてきた。    おまけに腹も空いてきたため、休憩することにする。    周囲の残雪の山々を見ながらの休憩は最高である。 |
6. 10分程休憩して駒石を目指す。    駒石への登り斜面には雪はあまりないが、その斜面手前に雪原    が広がる。ここも気をつけないと足を踏み抜いてしまう。 |
7. 11時30分、駒石直下を通過。    暫く進んで駒石を振り返る。いつ見ても、この立体パズルには    感心させられる。また、写真では大きさが伝わらないのが残念。    できたら こ こ を見て欲しい。 |
8. 右手前方には、東川岳とそこから切れ落ちる急傾斜の斜面が    見える。迫力ある岩場の縁に、登山道らしきものも見えるが、    以前、桂小場から木曽駒ヶ岳、空木岳へと縦走した時、一旦    大きく下って、そこから空木岳に登り返すのは大変辛かった。 |