空木岳( 空木岳:2,863.7m ) 2011.5.21 登山



【PHOTO 空木岳 5】


1. 左手を見れば、先程 かなり鋭角に見えた田切岳が丸いドームの
   ように見える。そして、その先には赤梛岳も見える。
   この辺は残雪も少なく、快調に登ることができる。
   やがてキノコ岩に到着。時刻は 11時47分。
2. 高度を上げて振り返れば、辿り来たりし尾根道が見える。この辺
   は雪も無く、昨秋に登った時と同じである。
   さらに後方の南アルプスの方に目をやれば、もう完全に霞んで
   しまっている。これでは恐らく頂上から富士山は見えまい。
3. やがて、右手、東川岳から下る斜面と空木岳の斜面が作り出す
   鈍角な V字の間に御嶽が見え始めた。こちらも霞み気味だが、
   形は十分に確認できる。
   高度を上げていくと、やがて御嶽全体が見えるようになってきた。
4. 腐った雪に苦労しながら、12時19分に駒峰ヒュッテに到着。
   ここでは単独の女性が下山後の休憩をしていた。この人には
   途中で抜かれたが早い。小屋手前で 男性と擦れ違ったので、
   本日の入山者は 4名らしい。 小屋から頂上を見上げる。
5. ヒュッテからも、腐った雪がペースをかき乱してくれる。それでも
   確実に高度は上がっていく。
   振り返れば、登ってきた尾根と、避難小屋のある谷が見える。
   こう見ると、分岐よりかなり先の方で尾根に上がったようだ。
6. 最後の斜面の残雪に苦労しつつも、ついに空木岳頂上に到着。
   時刻は 12時35分。長く辛い行程であった。
   残雪を甘く見ていたことを深く反省。
   しかし、それだけに、この達成感は何とも言えない。
7. 青空が広がるというスカッとした状況ではないものの、それでも
   ここからの展望は素晴らしい。
   やはり、まずは ようやくお目にかかれた南駒ヶ岳に目が行く。
   南駒ヶ岳の右には摺古木山と南木曽岳が見え、嬉しいことに、
   その後方には先日登った恵那山もうっすらと見ることができる。
8. 手前に目をやれば、南駒ヶ岳へと続く登山道が小生を誘惑する。
   しかし、往復する時間も体力もない。
   また、その尾根の後方には、登山道の途中で、あれ程 鋭い頂を
   見せていた田切岳がドーム状の姿を見せている。
   その後方には、池ノ平山(右)と烏帽子ヶ岳。


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