鳥甲山( 鳥甲山:2,037.6m ) 2007.11.03 登山



【PHOTO & 記録 鳥甲山 4】

周囲の様相はすっかり変わり、樹氷が多く見られるようになる。まるで桜の花が咲いているように木々が白い。
また、天候もすっかり曇ってしまい、おまけにガスが流れるようになって視界が時々遮られる。 これから難所を通るにあたって、大変気分が悪い。
やがて、再び鳥甲山の姿がガスの中に見えてくると、鎖がつけられた細い道が現れた。右側はスパッと切れ降りていて なかなかの迫力である。

途中で、赤ーへと続く岸壁が見渡せたが、 凄まじいばかりに崩壊が進んでいる感じである。岩は赤茶色で如何にも脆そうに見え、古い火山の成れの果てという感じもしないでもない。

難所は続くが、さほど厳しいところはない。
ただ、この写真のところが悪い。左側は岩壁、右側は切れ落ちた壁という状態で、しかも付けられている細い道が谷側に向けて斜めに傾いている。
加えて、霜が降りて道が滑りやすくなっている状態で、足を取られればそのまま谷底である。 少々緊張した。

難所を通過して振り返れば、ガスの中にカミソリの刃の岩峰が浮かんでいる。
道はこの岩峰の中腹を巻くように通っていたのだが、途中、この岩峰に登る鉄の梯子があるのに気がついた。
何の案内も無かったので、そのままパスしたが、梯子を登ると岩峰の上部に立つことができ、面白かったのかもしれない。

やがて、右も谷、 左も谷となった細いところを通過する。本当に馬の背といった感じのところである。
この馬の背を通過してしまえば、再び樹林帯に突っ込むことになり、目の先にある鳥甲山のピークを目指すのみである。
周囲は再びササ原とツガの生えた斜面の登りとなる。
所々で、秋山郷方面を覗けるが、この時点ではガスが周囲を覆い、 わずかに谷底部分が見えるのみであった。

振り返れば、青い空は完全に無くなり、時々ガスが漂う中、カミソリの刃が不気味である。

ガスの中、黙々と登っていくと、やがて屋敷と鳥甲山山頂への道との分岐点に到達。
もう少しのはずなので、最後の一踏ん張りと思い足を早める。



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