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やがて最初のピークが見えてきた。
あれが万仏岩なのだろうか。万仏岩の謂われは、残雪期、尾根上に沢山の仏像が並んでいるように見える為とか。
そう言われてみれば、斜面の岩々が残雪期にはそう見えないこともないように思われる。
どっしりとした万仏岩 (?) の右手には、赤ーの姿、道はまだまだ遠い。 |
南を見れば、
烏帽子岳、裏岩菅山、岩菅山が見える。
この鳥甲山へのアプローチのため、ずっと新潟県を通ってきたので、鳥甲山は新潟県というイメージがあったが、
考えてみればこの山は長野県。岩菅山が近いのも納得である。
その烏帽子岳から見た鳥甲山は、やはり両翼を広げているように見えたのだったが、秋山郷から見るそれとは 90度ずれて、
白ー、鳥甲山頂上がメインである。
従って、本来のイメージとは違うはずなのだが、同じように思えるから不思議。 |  |
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周囲が灌木帯に変わると、やがて目の前に鎖と鉄梯子が現れた。
いよいよ厳しいルートの始まりかと少し気が引き締まる。
この鎖の付いた岩を越えるには、右側からなら空中につり下げられた鉄梯子を利用することになるし、
左側からなら鎖、そしてロープを使ってよじ登ることになる。
最初は、興味もあって鉄梯子に挑戦しようとしたものの、どうもバランスが悪く、些か怖い。
慌てて左にトラバースして、真新しい鎖の方を掴む。こちらは簡単で、難なく乗り越えることができたのであった。 |
登り着けば、
東側下方に貉平の駐車場が見える。
時刻は 9時12分。1時間ほどで結構 登ってきたものだと感心してしまう。
しかし、登りはこれで終わりではない。まだまだ上に続いている。急斜面を息を切らせながら登る。
目の前のピークに登り着いて鳥甲山の姿を期待したのだが、さらに先にピークが控えていて、なかなか本峰の姿を拝むことができない。
一方、赤ーとそこから屋敷山、布岩山へと続く稜線は良く見える。
霞んでいなければ、日本海も見えるのかもしれない。 |  |
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登り斜面はまだ続く。
紅葉の斜面の向こうに緑色の木々が茂るピークが見えてきた。あれがまずは最初の目標である白ーかもしれない。
上空に雲が増えてきているのが気に掛かるが、まだまだ青空が広がっており、気分は爽快である。 |