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道は左の高みを巻くように付けられていたが、高みに登る道もあったので、とりあえず登って見た。
登った先には、真新しい祠と石碑があり、石碑には 『 八海山堤頭羅 (ていずら) 神王御嶽山座王大権現三笠山刀利天 』 と書かれてあった。
周囲に場所を示す標柱らしきものはなかったが、ここは下ヤツウチグラなのかもしれない。
ここからの眺めも抜群で、やはり
浅間山が真っ先に目につく。 |
そして、目の前にはヤツウチグラ
(三笠山) と思われる岩峰が立ちはだかっている。
見た目には登るルートなどないほど岩が切り立っている。
登山道に戻ると、道は一旦下り、かなり狭いキレット (?) から、
ヤツウチグラの北面を巻くように登ることになった。 | |
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高度を上げていき、最後には急な岩稜地帯を登り切ると、目の前に木の祠が現れた。
飛び出したのは祠の裏側ではあるが、祠の裏にもしっかりと 『三笠山山頂』 の標識が付けられている (写真は表側)。
時間は 10時36分。駐車場から 3時間弱の時間を要したことになる。
手元の地図 (昭文社 2005年版西上州) では、浜平登山口からこの三笠山 (ヤツウチグラ) まで 2時間45分となっているので、
少々ショック。途中、何回か寄り道をし、また 雪で歩きにくい箇所があったとは言え、
少々時間がかかりすぎである。 |
この三笠山 (ヤツウチグラ) からの展望は本当に素晴らしいの一言。
浅間山はもちろんのこと、
蓼科山、
先ほどの上信越の山々、そして
両神山など、
360度の展望である。 | |
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また、目の前にはこれから向かう諏訪山が見える。
写真はその諏訪山を写したものだが、実はどこが諏訪山のピークか分からない。
諏訪山に登って戻ってきてからも、目の前の山のどこがピークなのか分からなかった。
感覚的には、一番左のピークであるような気がするが、どうであろうか。 |