|
沢を何回か渡り返しながら進む。
谷の中では分かりにくいが、天候はどうやら快晴のようだ。上信越道でも
浅間山が雲に隠れて見えなかったので心配したのだったが、
どうやら山の上では素晴らしい天候が待っていてくれるようで、心が弾む。
このようなナメ滝を越えると、やがて道は沢を離れて、斜面を登るようになる。
カラマツの斜面を息を切らせながら登る。振り返れば谷の向こうに青い空と山々が見える。 |
ジグザグに斜面を登り、
やがて周囲の木々が自然林に変わってくると、視界も大きく開けるようになり、木々の間からは真っ白に冠雪した
浅間山が見えるようになった。
ただ、木の枝が邪魔をして、その姿をハッキリと見ることができないので少々イライラする。
前方を見上げれば、尾根に出るのも近いらしく、稜線が間近に見える。
そして9時8分、尾根に飛び出した。標識に従って、左に進む。 | |
|
尾根に出てから浅間山がハッキリ見える場所を探し、
登山道を離れて高みに登ってみたものの、やはり枝が邪魔で浅間山をスッキリ見ることはできなかった。
登山道に戻り、明るい尾根道を暫し登っていくと、登り着いたところには湯ノ沢ノ頭 の標識が立っていた。時刻は9時15分。
ここで道は右に曲がる。右手を見ると、樹林越しに諏訪山らしき山が見える。
あそこまでグルッと回っていくようだが、結構距離があるようだ。 |
湯ノ沢ノ頭から少し下ると、
左より楢原からの道が合流する。
ここからの尾根道は明るく、日だまりハイクそのものである。
途中、大きな岩の横を通る。この大岩には何か名前が付いているのかと思ったのだが、
何も標識らしきものはない。 | |
|
右には、諏訪山らしき山が樹林越しに見える。諏訪山らしき というのは、3つほど見えるピークのどれが諏訪山か分からないからである。
恐らく、写真の一番左端のピークがヤツウチグラ (三笠山)であろう。
すると、諏訪山は一番右のピークということになろうが、山は見る角度、方角によって全く違う場合があり、全く自信がない。
実は、諏訪山に登った後でも、分からなかったというのが実情である。 |