甘利山 千頭星山( 千頭星山:2,138.5m ) 2007.10.28 登山



【PHOTO & 記録 甘利山 千頭星山 6】

戻る途中、御所山の斜面を少し下り、展望の良い場所を探したが、木々が邪魔をしてなかなか良い場所が見つからない。
ようやく地蔵岳のオベリスクが見渡せる場所を見つけ、写真に納めたもののレンズの倍率ではこれが精一杯。 もっと望遠が欲しいところである。

辿ってきた道を戻ったのだが、やはり登りが勝っておりさすがに応える。
よく考えたらほとんど食事をしていない。甘利山に戻ったら良い場所を見つけて早速 食事である。

少しバテ気味になりながら戻る途中、 樹林の間から富士山が見えた。
当然、戻る方向でなければ見えない状況なのだが、今回は幸い道を戻ったので見ることができた訳で、 一方にだけに進んでいたら気づかなかったところである。
過去、このようにして見落とした素晴らしい景色が多々あるのだろうな、などとつまらない考えが頭に浮かんできた。
相当腹が減っており、思考がおかしくなっている。

これも分岐に戻る途中の光景。
サルオガセがこの木だけにビッシリ付いている。サルオガセにも好みがあるのであろうか、この木だけが何故に好かれるのであろう。
暇があったら、サルオガセの生態について調べてみたい。

分岐点到着 11時41分。後はひたすら下るだけである。

空きっ腹を抱えながらゆっくり往路を戻る。
目の前には甘利山と富士山が見えてきた。
甘利山では昼食にしたいところである。

ところで、結局 奥甘利山への分岐は見つからず仕舞いであった。
往路で寄り道して登った高みが奥甘利山と思うが、証明された訳ではないので、少々心残りである。

甘利山頂上も昼食の場所には適さなかったため、通過。 時刻は 12時22分。

次に経塚のはずれにあるベンチを期待したが、満員状態。
空きっ腹のまま経塚の木道より、甘利山、千頭星山方面を振り返る。既に雲が湧き出始めてはいるものの、今日一日素晴らしい天気であった。

結局、食事は東屋のそば、三角点の近くにて 富士山を見ながらとった。 15分後下山開始。
駐車場に着いたのは 12時49分であった。ピンチヒッターの山ではあったが、なかなか楽しませてくれ、 少し得をした気分の山行であった。




甘利 千頭星 1、  甘利 千頭星 2、  甘利 千頭星 3、   甘利 千頭星 4、  甘利 千頭星 5、  甘利 千頭星 6 もご覧下さい。

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