白根三山( 農鳥岳:3,025.9m 縦走中の最高峰は 北岳の 3,193m) 2009.08.21-22 登山



【PHOTO & 記録 白根三山 3】

左下を見やれば、先程の分岐から北岳山荘へと続く道が見える。
北岳山荘から先も道がハッキリ見え、中白根山、 間ノ岳を覆うガスも もう少しで吹き飛びそうである。 今後の回復を期待したい。

服装は広河原からずっと半袖の Tシャツ姿であるが、結構風が強く、じっとしていると寒い位である。 今は斜面を登ってエネルギーを消費しているから丁度良いくらいだが、 山頂ではウィンドブレーカーが必要であろう。もう夏も終わりという感じである。

ガスのためなかなか上の方が見えなかったのだが、 ようやく先の方の高みに、標識らしきものが立っているのが認められるようになった。恐らく、 丸太を輪切りにしてそこに 北岳と書いてある お馴染みの標識であろう。 ただ、その高みの背景は相変わらず真っ白である。頂上での展望は期待薄であろう。

その丸太の輪切りを使った標識には 10時54分に到着。 もうすぐ頂上である。

そして 10時55分に北岳頂上に到着。 案の定、全く視界は得られない。
平日というのに、頂上には人が結構いる。皆、展望を得られないことを残念がっている。

レインウェアをウィンドブレーカー代わりに着て、飯を食いながら暫し晴れるのを待つ。 しかし、待てども待てども一向に晴れる気配はないので、諦めて先を急ぐことにする。本日は農鳥小屋まで行かねばならず、 小屋には 15時前に入りたいところである。従って、そうゆっくりもしていられない。

11時15分、頂上を後にする。 先程登ってきた道を下る。登る時には結構時間を食ったのに下りはあっという間。 11時26分に吊尾根分岐に戻り着く。左に八本歯ノコルへの道をやり過ごし、まっすぐに進んで まずは北岳山荘を目指す。
相変わらずガスが流れ、風も強い。カメラを構えていて強い風により身体が振られることがある。
11時43分、先程の北岳山荘へのトラバース道と合流。眼下の北岳山荘の赤屋根が大きくなってきた。 左を見やれば、富士山富士山頂上はクッキリ見えており、あちらは頂上からの展望が得られそうである。 羨ましい限りである。

12時1分に北岳山荘前に到着。10分程休憩する。
ここから間ノ岳まで 1時間40分。 間ノ岳から農鳥小屋まで 1時間。3時前には小屋に入れそうである。
縦走路に戻り、先を進む。左手には富士山が見える。 右手はガスが多く、仙丈ヶ岳は全く見えない。

暫く登って 北岳を振り返る。 やはり頂上はガスの中。覚悟していたとは言え、少々残念である。
この登りも風が強い。帽子を吹き飛ばされないように手で押さえながら登る。

北岳はガスの中であるが、 その右手の方はガスが薄い。八本歯ノ頭やそこから続く、ボーコン沢ノ頭などが見える。また八本歯ノ頭の右後方には、 恐らく鳳凰三山 薬師岳であろう、 白砂の山頂が見える。



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