歩き易い、落ち葉の舞い散る道を進んでいくと、
やがて、前方樹林越しに ミドリ池と しらびそ小屋が見えてくる。 小屋はひっそりとしていて誰もいないようであったが、 代わりに小屋前にてホシガラスが迎えてくれたのだった。 | |
ミドリ池の前に立つと、その向こう岸に見えるはずの稲子岳は、
そのほとんどが雲というか、ガスに覆われてしまっている。 有料トイレ (使用可だったので小屋内に管理人さんは居られたに違いない) をお借りし、
少々休憩した後、7時39分に出発。ミドリ池の縁に沿って進む。 | |
7時45分に中山峠の分岐に到着。 この夏沢峠、本沢温泉は、25年前の 1990年に通過している。 | |
閑話休題。 中山峠への分岐を過ぎても平らな道が続くが、すぐに小さな流れが現れ、 そこから湿地帯が続くようになる。 所々に木道が見られるようになり、 菜っ葉のような草が生える中を木道にて進む所も出てくるが、この辺はクリンソウの群生地と聞いているので、 菜っ葉のような草はクリンソウだったのかもしれない。 | |
湿地帯を通り抜け、緩やかに登っていくようになると、
先の方に急斜面が見えてくる。 やがて、道はほぼ平らとなり、溝状になった中を進むようになる。 なお、同じ方向に進む登山者には、 先程の 『 ミドリ池 1.5km 』 の標識の先で抜かれている。 後日 ヤマレコを見たところ、その若者は中山峠経由にて 天狗岳に登り、 白砂新道、本沢温泉経由にて戻って来たようである。 | |
再び下り斜面に入ると、樹相はシラビソやモミ類に戻り、
足下にはササが多く見られるようになる。 しかし、この斜面も長くは続かず、すぐに林道のような道に下り着く。 なお、この斜面を下っている時にも数人の登山者と擦れ違う。
昨日までの 3連休に休暇を足して、山中で泊まられた方が多いのであろう。 |