妙高山 ( 妙高山:2,454m、三角点の標高は 2,445.9m ) 2014.6.26 登山



【PHOTO & 記録 妙高山 4】

この鎖場は展望も良く、 振り返ると四阿山を確認することができる (写真 中央右)
しかし、その他の山々はほとんど雲の中であった。

鎖場を終えると、灌木帯の中の登りが続く。 斜面の先には青空が広がっているのが嬉しい。

ようやく尾根上に登り着くと、 今まで見えなかった北側の景色が見えるようになる。
しかし、外輪山である三田原山から赤倉山へと続く尾根の後方の山々はほとんどがガス、あるいは雲の中であった。
従って、楽しみにしていた白馬岳を始めとする 北アルプスの山々は全く見ることができない。

道はここから右に折れ、すぐに溶岩が剥き出しになった場所を登ることになる。 岩に付けられた矢印を頼りに登っていけば問題ないのだが、気が急いていたのだろう、まっすぐ登ってしまい、 途中で矢印を見失ってしまう。
そのまま登り続けても何とかなるような気がしたが、ここは慎重を期して、岩場を左手の方へと回り込む (右手は木々が多い)
すぐに矢印が書かれた岩を見つけ、正規のルートに合流したのだったが、少し焦ってしまった。

やがて左方の三田原山の後方に、 未だ山腹に多くの雪を残す天狗原山、金山、そして焼山が姿を見せ始め、さらに高度を上げていくと影火打、 火打山も姿を現してくれたのだった。
北側は雲が多かったので、火打山は見えないのではないか と心配していたのだが、しっかりとその姿を見ることができて嬉しい。

傾斜が緩くなり、足下に多くの草が見られるようになると、 やがて目の前に十合目の標識が現れたのだった。

十合目の標識を過ぎ、右手の岩場へと回り込めば、 そこは妙高山の最高地点となる南峰であった。
ここには前回の記憶通りの 妙高大神の像が祀られている。
時刻は 10時43分。
この南峰で、火打山方面を見ながら休憩をとる。

しかし、 その火打山方面だが、 火打山、影火打、焼山、金山、天狗原山が見えているものの、その後方には雲が湧き出ており、 加えて火打山の右手からはガスが迫っている状態である。
なお、写真において火打山の右手前に見えている大きな岩は 『日本岩』 である (尤も、この時は名前を知らなかったのだが・・・)

岩場を伝ってさらに高い岩がある方 (南東) へ進んでみる。
そこからは四阿山を見ることができたものの、 他の山は雲の中であった。



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