登山口からさらに少し進むと、今度は左に登っていく林道が現れる。 林道を苦労しながら進む。やがてゲートが現れるが、ここは開き放しのようである。 振り返れば、樹林の間から 富士山が見えている。 このゲートから道は左へと大きくカーブし、日当たりの悪い中を進むことになる。
従って、足下の状況はさらに悪くなり、歩みが益々遅くなる。 | |
再び日当たりの良い場所に出ると、
周囲が開け、前方には牛首と思しき高みが見えてくる。 | |
こちらは、その雁坂嶺、
水晶山方面。
写真 中央後方 左手に少し見えている白い山が雁坂嶺。その右に水晶山、古礼山、そして燕山が続く。 気分がグッと良くなるが、問題はこの林道の長さである。 雲一つ無い青空が広がり、周囲には雪の斜面が広がっていて気持ちが良いが、 まだまだ続く林道歩きを思うと、ため息が出る。 | |
黙々と林道を歩き続ける。 頭に入れておいた地図では、この林道の分岐を過ぎれば、 青笹からの登山道との合流点も近いはずなので、少し元気が出てくる。 | |
道は、この分岐から右に大きく曲がり、先程 見た通り、登り勾配の道が続くようになる。 そして、10分程カラマツ林の中を登っていくと、 ようやく待望の登山道との合流点に到着したのだった。時刻は 9時47分 (下の写真)。 結局、林道歩きは 1時間14分程。かなり時間を要してしまい、 これも本日の誤算の一つであった。 | |
林道はここで終点かと思っていたのだが、
山への取り付き口の先に林道ゲートがあり、さらに先へと道は続いている。 また、ここは大きな広場になっていて、駐車スペースがあり、
青笹への下降点の横に パジェロだったか、ランドクルーザーだったか、車種は定かでは無いが、四駆が 1台駐まっていた。 |