十枚山( 十枚山:1,719m ) 2008.03.16 登山



【PHOTO & 記録 十枚山 5】

天津山を左に見つつ、最後にササの斜面を登り切れば、十枚山頂上であった (10時24分着)
雪の頂上には十枚山と書かれたいくつかの立派な標柱の他、鐘がぶら下げられていた。頂上に誰もいないことを良いことに、鐘を鳴らしてみる。 意外に大きい音に少々驚かされた。

頂上は小広く、南面・西面を中心に視界が開けている。 北面の方は樹林に覆われて視界が利かない。

従って、目立つのは何と言っても天津山の姿。 十枚峠から天津山へと続く尾根も見え、登れなかったのが悔しい。
また、十枚峠と同様に、大無間山の姿が大きい。

その他の南アルプスの山としては、真っ白なクリームを塗ったように見える 聖岳、 その左隣に上河内岳、聖岳の右手には 赤石岳が見えるものの、 木々の枝が邪魔をして全貌を見ることができない。

富士山は東北東方面に姿を見せている。
ここからの富士山はどうも左に傾いて見える。家に帰ってから、数枚の写真で見比べたのだが、 いずれも左に傾いている。
但し、富士山の下の雲も左側が低くなっているので、少々自信がなくなってきた。 おまけに標柱も傾いているから余計変だ。
カメラに収める際、左側に傾いてしまったのかと思い、ネットで他の人の写真を探してみたが、いずれも傾いた形で写っているので、 間違いではないと思う。
ただ、傾きの角度に少々バラツキがあるようだ。木々はまっすぐのようであるが・・・。

10時46分、頂上出発。
20分ほどの間、誰も来なかったのは嬉しい限り。頂上独占であった。
下りは直登コースを下る。下り始めて 10分ほどで、 木々に邪魔されず南アルプスの連なりを見ることが出来る場所があった。 やはり目立つのは、真っ白な聖岳。 左の上河内岳、右の赤石岳も真っ白である。 手前には黒みがかった山々があるため、一際輝いて見える。
その赤石岳の右には 荒川三山 も姿を見せている。



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