道はカラマツの林を登っていくようになる。 | |
この小さな広場を過ぎると、
周辺のササの密度が濃くなってくる一方で、周囲の樹林は徐々に少なくなり始め、展望が開け始める。 やがて、先の方に写真の様な尾根が見えてきた。 斜面にはかなり雪が残っているようであるが、もしかしたらあの雪の上を歩くことになるのかもしれない。 | |
案の定、道はその雪の上を歩くことになった。 この斜面にて周囲を見通せるようになったのだが、 見えるはずの南アルプスや八ヶ岳、 中央アルプス (見えると思う) は全く見えない。 温かい陽気に空気も透明度を落としているのだろうか、それとも黄砂でも飛んでいるのだろうか 大変残念である。 | |
この雪の斜面は一旦終了したものの、
上の方を見ると、またさらなる雪の斜面が見える。 | |
樹林帯に出入りしながら斜面を登っていく。 この先、凍結した場所があると、軽アイゼンが必要になるかもしれないのだが、
かといって今 ここで装着のために止まるのは面倒だな などと考えながら登っていく。 | |
展望の良い (尤も 前述の通り周囲の山々は全く見えなかったが・・・) 雪の斜面はやがて終わり、
道は 右へと曲がって展望の利かない樹林帯の中に入って行く。 途中で数人の下山者と擦れ違う。相当 早くから登ったようだが、 今日は展望も得られず状態なので、もし ピストン登山であるのなら、あまり面白い登山とは言えなかったであろう。 |