阿弥陀岳 ( 阿弥陀岳:2,805m、縦走中の最高峰は 赤岳:2,899.2m ) 2013.9.14 登山



【PHOTO & 記録 阿弥陀岳 6】

赤岳頂上には 11時17分に到着。
頂上はガスに囲まれ、展望は全く得られない。
また、人々で混み合っているので、三角点を踏んだ後、すぐに北峰へと向かう。
北峰からの下りもガスの中。全く展望が無い。
滑りやすい赤茶けた砂礫の道を下る。

ほとんど展望の無い中を下り、 やがて地蔵尊の置かれている地蔵尾根分岐に到着。時刻は 11時41分。
三叉峰、横岳方面はガスでほとんど見え無い状態で、これでは横岳方面へと足を伸ばす気になれない (尤も、端から行く気はなかったが・・・)
ここから地蔵尾根を下って美濃戸口を目指す。

ここの斜面もかなり急で、梯子が数多く付けられている。前回ここを下ったのは残雪期であり、 無雪期に下るのは今回初めてとなるためだろうか、印象がまるで違う。
下方には行者小屋が見えている。

途中、地蔵尾根の分岐にあったものと同じような地蔵尊が置かれていた。地蔵尊の前には賽銭箱 ? らしきものも置かれている。
地蔵尾根の分岐にあった地蔵尊の所にも賽銭箱らしきものがあったが、そちらは飛ばないようにだろうか、岩で囲ってあって賽銭を入れられる状態ではなかった。

写真のような梯子が結構続く。また、桟橋や岩を詰めたフトン篭なども登山道脇に置かれるなどして、 手入れが良くなされている。
先程の地蔵尊の賽銭が、このような登山道整備に使われるというのなら、幾ばくかのお金を入れても良いと思うが、何もそのようなことは書かれていなかったので、 やはりお賽銭ということなのだろう。

赤岳方面はガスで全く見えないものの、 右手の方はガスもなく良く見通すことができる。硫黄岳、そして大同心、小同心がよく見える。

登りの人との擦れ違いが結構あったものの順調に下り、12時16分に行者小屋に到着。
小屋の前から阿弥陀岳が見えたが (写真)、 ここから見る阿弥陀岳は全く別の山に見える。

小屋前のテーブルでは多くの人たちが憩っていて、小屋周辺はかなり混み合っている。 混雑を避け、小屋はそのまま素通りする。
阿弥陀岳に登り着くまで、ここでトイレを借りることばかり考えていたのが嘘のようである。

小屋から少し進み、河原のような場所で水を飲んで少し休憩する。
5分程休憩した後、水の入ったペットボトルを片手に美濃戸口を目指す。
樹林帯に入ると苔の緑が色鮮やかで、ハッとさせられる。

白河原に入った所で振り返れば、ダルマのような形をした大同心、そして横岳がよく見えた。

途中、多くの登山者と擦れ違う。
時刻は 12時を過ぎているので日帰りとは思えない。明日は雨、その次の日は台風と分かっているのに山中泊を目論んで登ってくるというのは、 小生には理解出来ないが、雨の山もまた楽しという心境をお持ちの方々なのであろう。

途中から、登山道に人が多くなり、ペースが落ちる。急ぐこともないと思い、ユックリとついて行ったが、自分のペースと合わないとやはりイライラしてくる訳で、 小生の後ろにいた方とともに、少し広くなったところで一気に 数人を抜かせてもらう。

美濃戸山荘 (写真) には、13時32分に到着。
ここからは林道歩きである。これが結構長い。途中でショートカットはあるものの、今朝ほどの分岐点まで 30数分を要し、 駐車場には 14時8分に到着したのであった。

体調確認の登山となったこの日は、 身体が重く感じたとは言え、まあまあの状態であった。 次の 3連休ではもう少しハードな山に登り、再度体調を確認したいところである 。



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