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124号 特別編 東京コンコース・デレガンス
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◆クラシックカー、スーパーカー総合研究所◆ 第124号
発行日:2008年2月1日
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このメールマガジンではバリバリ売れ筋のワゴンR、環境に優しいヴィッツ
などの現行一般受け自動車には目もくれずに、
輸入車、さらに一歩突っ込んでクラシックカー、スーパーカーを皆さんと一緒
に紹介、再考していこうというものです。
紹介するのは
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'70年代までをメインとしたマニアックなクラシック、ヴィンテージ車、
'70年代半ばからブームになったスーパーカー達、
さらに'90年代から現在に至るまでのハイパフォーマンススーパースポーツ、
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・・・などなど、
一部日本の旧車も交え、総じて言うと『コレクターズカー』と呼ばれる古くな
っても価値を見出されて、解体にならない名車を取り上げていきます。
<<過去の紹介車種>>
●ランチア037ラリーからボンドカーまで、
様々な本編車輛とバックナンバーの画像はこちら
→
http://www5b.biglobe.ne.jp/~atc/backnumber.htm
【ご挨拶】
皆さんこんにちは。
暖冬と油断していたら雪に見舞われたりと、交通の環境も慌ただしい1月後半
でしたが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。
お国もガソリンの暫定税率を巡っての慌ただしい雰囲気が連日のニュースで伝
わります。
さて今回は特別編。
週刊でこのメルマガを配信していた時にちょくちょくと、クルマの世界的なイ
ベントを「特別編」として紹介していました。
今回は国内のイベントです♪
開催日は2007年10月25・26・27日。
イベントからは随分と日が経ちますが、きっかけはカーグラフィックTVでそ
の特集回を観たことから。
http://www.bs-asahi.co.jp/cgtv/
http://www.bs-asahi.co.jp/cgtv/cg_0712.html
その放映からも随分と経つのですが、最近になってようやく年末年始の録画し
た番組を消化してきたもので・・・m(_ _)m
事前に知っていたのでイベントには行きたかったのですが結局行けれず、です。
今回はTV番組を観ての感想から、このイベントを紹介できればと思います。
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■■■□ 第124回 特別編
■■□ 【東京コンコース・デレガンス】
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まずは雰囲気を出す為に古谷徹さんのナレーションから再現!
【10月下旬、東京ミッドタウンには、限りなく華麗にしてため息の出るような
クルマたちが集結していた。
東京コンコース・デレガンスと名づけれらたこのイベントは、
日本で初めての本格的なコンクール・デレガンスである、これまで日本には欠
落していた種類の、数少ない催しなのである。
これが、東京に根付いてくれることを、切に願うばかりである。】
東京コンコース・デレガンス・オフィシャルWEB
http://www.concours.jp/
様子がわかるフォトギャラリー
http://www.concours.jp/2007/pg/01.html
参加車両一覧
http://www.concours.jp/car_Ja.html
参加台数33台、パレードランはその内16台というのは少し寂しい・・・
内容は戦前の車両が約半数という構成です。
途中残念な天候で、値も付けられないような「文化遺産」が雨にさらされると
いうのが仕方ないとはいえ残念で心配です。
まあ、日本らしいといえば日本らしい事情ですが。
放送中に他のコンクールデレガンスの話として、「ペブルビーチ」と「ヴィラデ
ステ」の話が何回か挙がりましたが、基本的にこの手のコンクールはエレガン
スさを競うもの。
その「優雅さ」ですが、当時っぽさやレストア具合など以上にその車両のデザ
イン、面構成や流れ、バランスを重視して見るので、いくら珍しくって価値が
あってもエレガントではなく「ユニーク」だと評価されたり。。。
そう!つまり「車種」によって勝敗の多くが決まるのです。
そこが面白いやら納得いかないやら。
審査員の評価と来場者評価が必ず違う、というのは面白いところではあります。
分類は4クラスに;
クラスA:Vintage (1910~30年)
クラスB:Classic (1931~45年)
クラスC:Post-war Classic (1945~60年)
クラスD:Modern Classic (1961~75年)
それぞれを番組放映での紹介に沿ってウェブサイトも参考に、みてみましょう。
■クラスA:Vintage (1910~30年)■
シルバーゴーストのロールス好きの方のコメントで、イギリスで1日400kmチ
ョット走ったというのがありましたが、このクラスでは凄いのでは?!
他、1925年Delage DI Torpedo Sportなんてのも。
http://www.concours.jp/car_a2_Ja.html
カエルのオーナメントがユニークでグロスウッドのボディが面白い。
でもイベント主催側的にはエレガントではないそうですね。
このクラスでの私の個人的趣味では1930年Dusenburg Model Jがダントツで
す!
http://www.concours.jp/car_a7_Ja.html
ちなみに謙遜気味の松任谷さんは子供の頃にデューセンバーグのプラモデルを
造ってたのだとか。
彼も只者ではないですよね!
■クラスB:Classic (1931~45年)■
全カテゴリー含めて来場者のダントツ人気だったのが1937年のJaguar SS100。
http://www.concours.jp/car_b6_Ja.html
まあメジャーですが。
放映ではほぼ取り上げられませんでしたが、私はこのクラスなら
1938年Mercedes-Benz 540K Cabriolet-Cですかね。
http://www.concours.jp/car_b7_Ja.html
このクラスで番組で取り上げたのは1936年MG PB Midget Airline Coupe。
http://www.concours.jp/car_b5_Ja.html
私はこのクーペのラインを他車を凌ぐ「時代を超えた美しさ」とは思いません
でしたが、クラス銀賞を受賞しています。
良かったのは13年所有しているという夫妻のインタビュー。
人が良さそうでカッコ良いご主人と凄く綺麗な奥さんのコメントで
「フォーマルなお出かけはこのクーペで、普段はオープンで」なのだとか。
奥さんがこの手のクルマが嫌いでなく「結婚のキッカケ」だとか、「よく2人で
出かけて楽しんでいる」というのも羨ましいです。
■クラスC:Post-war Classic (1945~60年)■
このクラスから流線型になり非常にカッコ良い!
戦後に大きくデザイントレンドが変化した時代で、サイクル型やクラムシェル
型のフェンダーが箱にくっついていたタイプのデザインから、一体構造のポン
ツーン・デザインに急変した移行期です。
今現在の基準で見てもエレガンスなのはこのクラスかなぁとも思うのですが、
海外の審査基準は違うようですね。
ダンディなオーナーの流暢なコメントがあったのが
1952年DB Panhard HBR Sport
http://www.concours.jp/car_c5_Ja.html
2年くらい前にアメリカの砂漠の一軒家の納屋に残骸があるのを写真見て購入
して復元したのだとか。
07年春に完成して秋に日本に届いて、思い入れも大きいとの事。
ただ、思い入れを語るのであれば、自分でレストア、とまでは行かなくても、
せめて手元の目の届く範囲で足を運んで指示してレストアくらいはして欲しい
ですかね。
私が良いなと思ったのは1948年Cisitalia 202 SC Coupe
http://www.concours.jp/car_c2_Ja.html
と、放映でほぼ取り上げが無かった
1949年O.S.C.A MT4-2AD
http://www.concours.jp/car_c4_Ja.html
チシタリアは7年前にイタリアでオーナーと交渉して手に入れたそうです。
色も良いですね!
ショー全体でもみてもこの2台が秀逸で支持したいですね!!
■クラスD:Modern Classic (1961~75年)■
一番新しいクラス、とは言っても参加車両で最新は1971年です。
この辺りになるとお馴染みで、見慣れない車両は無さそうにも思えますが、
1971年Monteverdi 375/4
http://www.concours.jp/car_d8_Ja.html
なんてスーパーカー時代に名を聞
いた懐かしく珍しい車両もありました。
DB4やミウラなどの外さない定番モノも目を楽しませてくれますね!
私は1964年Facel Vega Facel II
http://www.concours.jp/car_d5_Ja.html
なんて、非常に珍しい上に、雰囲気に圧倒され見入ってしまいます。
1963年Lamborghini 350GTV
http://www.concours.jp/car_d4_Ja.html
これも見て惚れ惚れするディテールですね。
▲アトリウム特設会場 特別展示▲
こちらは参加33台とは別です。
雰囲気はこんな感じ→
http://www.concours.jp/2007/pg/04.html
やはり圧巻は1936年アウトユニオンタイプC、6L-V16気筒ミッドシップ!
時代背景を考えなくても怪物です。
凄いのだけど空気が違うというか、イベントと上手くリンクしない気がしたの
が日産R390GT1。
紹介車種の中でも唯一浮いていました。
クルマのルーツとして新・旧並べて対比での展示が多い中、ルーツも関係ない
し。。。
別の機会にそれ一台だけで特集・紹介したほうが良かったでしょう。
以上、日本初のイベントを「体験」できましたでしょうか。
優雅な雰囲気と楽しさは造り出せているようで、イベントとしては成功か
な?!
イベントはその名の通り優劣をつける「コンクール」です。
微笑ましいオーナーのコメントや想い入れなどの事情は全くコンクール結果に
は関係ないのが非情です^^*
また、私のような一個人の趣味嗜好なども全くコンクールには関係ありません
が、クラスCとクラスDは奇しくも私の意見と一致です(笑
審査では喧喧諤諤とした議論もあったとか。
イベントが初モノですし、海外の基準か、日本独自の路線を取り入れるか、そ
の基準も事前に決定の上での開催ではなかったでしょうし、諸外国に比べてこ
の手の車両の層が薄いだけに、2回目を心配しながら期待です!
審査結果はコチラのページです。
http://www.concours.jp/results1_Ja.html
参照バックナンバー
10号特別編ミッレミリア
→
http://www5b.biglobe.ne.jp/~atc/back10.htm
50号特別編ペブルビーチ・コンクール・デレガンス
→
http://www5b.biglobe.ne.jp/~atc/back50.htm
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◆◆◆ヤフオクぶらり漫遊記♪
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ここでは名品、珍品の巣窟と言われるヤフーオークションの出品物を幾つか取
り上げてみたいと思います。
マーコス
http://page7.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/g58810540
前々号で紹介したマーコスの出品ですよ!
参照バックナンバー123号
http://www5b.biglobe.ne.jp/~atc/back123.htm
後期のマッチョマッチョしたタイプでないのがまた良いですよね~!
30万円売り切りスタート、メルマガで書いた価格帯よりかなり安く終わりそう
な予感です。私もオーナーになるべく入札参加するかも??
ミニミニ2 レストアベース
http://page13.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/r42896431
コレクターズカーの中でも、今回の本編で紹介したような車種とは対極という
べき、超が付くほどのカスタムのミニミニを更にファンシーにした「2」です。
一般的には大事にされてそうな車種ですが、結構ヤレていますよね。
運命感じた方、復活させてあげてください♪
ビブBIBENDUMミシュランMICHELINビバンダムアンティーク
http://page11.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/n59841650
年末には三ツ星レストランのガイドブックからチョッピリ話題になったミシュ
ラン。そのキャラクターのアンティークなのですが、ビバンダム君があまり可
愛くないですよね?!って言うかチョット怖い?
コレの価値は私には分かりませんが、スタート価格は26万円です。
●●━…━…━…━ あなたも書いてみませんか? ━…━…━…━●●
この手の「この1台!」はそれぞれ思い入れの有るオーナーやマニアなど
皆さんが知識、経験など勝っているモノです。
あなたの愛車のバックグラウンドやウンチクを原稿として書いて見ませんか?
もちろん憧れの車や興味のある車種でも結構です。
好き嫌いや故障しがちな弱点、クセなども含めて頂けると面白いですね。
◇現在もれなく寄稿に対してプレゼントあります!◇
なにぶん物が物だけに書籍によって情報が違ってたりという事もよくあります。
双方向でお互いに情報交換や指摘、手助けなどが出来るメールマガジンになれ
ばいいなと考えています。
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自動車輸入取り扱い業務に付きましてはHPに詳細を載せております。
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