レトロな町並み56−東京駅・日本橋


[2021年10月更新]
 新型コロナ感染症第6波の拡大が止まらない中、必要な外出もできるだけ混雑した電車を避け、近場は歩くようにしている今日この頃ですが、必要な外出の際、御茶ノ水から万世橋、神田須田町、神田駅を経由して、日本橋まで歩きました。御茶ノ水から日本橋までは徒歩約25分の距離になります。
 今回は日本橋まででしたが、ちなみに日本橋から八重洲を経由して
銀座まで歩くと、やはり徒歩約25分の距離になります。新型コロナ感染症の緊張感や自粛疲れ等、様々な思いのある中、日常生活の中で人ごみを避けて古い町並みを歩くことは、リフレッシュになります。
 
日本橋には、大通りに面して三越本館三井本館、三越本館の東京駅方向の道路を挟んで、日本橋があります。三井本館の裏手の道路を挟んで日本銀行本店があります。戦災を生き延びた昔ながらの重厚な建物を見ると、東京の歴史の重みを改めて感じます。

日本橋 三越本館 三井本館 日本銀行本店

[2021年8月更新]
 コロナ禍の中、殆どが無観客開催予定の東京オリンピック直前の東京駅丸の内口に立ち寄りました。

【丸の内ビルディング】
 
東京駅丸の内口の正面左手。行幸通りの角にある丸の内ビルディングは、1923年(大正12年)に建てられた丸の内ビルヂングが平成11年(1999年)に取り壊された後、平成14年(2002年)に竣工したと言われています。行幸通りを挟んで反対側には新丸の内ビルディング(1952年竣工、2004年解体の後、2007年新ビル竣工)があります。
 この丸の内ビルディングと新丸の内ビルディングをキャンパスに見立てた
巨大壁画アートが7月17日〜9月5日まで公開されています。

 
東京駅丸の内口にある東京オリンピックのカウントダウン時計は、ついにゼロ日となり、多くの人たちが写真撮影していました。

丸ビル巨大壁画 丸ビル・新丸ビル
巨大壁画
KITTE 東京オリンピック
カウントダウン
  東京駅丸の内南口 丸の内中央口 東京
ステーションホテル

[2020年8月更新]
 東京駅から日本橋を経由して神田方面へ散策しました。日本銀行の重厚な建物の前をとおり、常盤橋の近くにある常盤小学校の前を通りました。常盤小学校は、1873年(明治6年)開校の東京で最も歴史ある小学校の一つです。関東大震災の後に再建された、1929年(昭和4年)建築の校舎は、アーチ型の窓が特徴の重厚かつクラシカルな建物です。東京都の歴史的建造物に指定されています。

日本銀行  常盤小学校  

[2019年10月更新]
 日本橋を訪れ、三井本館にある三井記念美術館に立ち寄り、企画展を鑑賞しました。1929年(昭和4年)に建てられた重厚な建物の館内は、一見の価値があります。その後、隣の日本橋三越本店に立ち寄り、特別食堂でスイーツを味わいました。三越本店も館内は重厚な雰囲気があり、見学ツアーが開催されています。


[2017年10月更新]
 東京駅丸の内口に近い三菱一号館美術館を見学し、東京駅丸の内口の東京ステーションホテルに立ち寄りました。

 三菱一号館美術館  東京駅丸の内駅舎  東京ステーションホテル

【三菱一号館美術館】
 2010年の春に開館した美術館で、19世紀後半から20世紀前半の近代美術の企画展を年3回開催しています。赤煉瓦の建物は、三菱が1894年に建設した
三菱一号館を復元したものと言われています。館内には、クラシカルなカフェ・バー「Cafe1894」、ミュージアムショップ「Store1894」、丸の内の歴史体感スペース「歴史資料室」等があります。中庭には庭園があり、東京駅前とは思えないオアシスになっています。

東京ステーションホテル
 1915年(大正4年)創業で、2012年(平成24年)にリニューアルされた、東京駅丸の内駅舎内の
東京ステーションホテルのロビーラウンジに立ち寄り、スイーツを味わいました。→東京ステーションホテルの紹介はこちら


東京駅丸の内口   日本銀行本店  旧三井本館 
 日本橋三越本館 日本橋   

【東京駅】
 1914年(大正3年)に建てられた東京駅丸の内駅舎は、南北のドームを持つ赤レンガ造りの建物が東京駅の顔として、長く愛されてきました。戦災により南北のドームと屋根・内装を焼失し、戦後に復興されましたが、2012年に創建当時の姿に復元されました。国の重要文化財にしてされており、駅舎内にはクラシカルな東京ステーションホテルがあります。ホテルも駅舎と併せてリニューアルされました。
 当初は皇居に面した原野に建てられたと言われていますが、その後日本を代表する企業グループのオフィスビルが立ち並び、飲食店ショッピング街など、平日休日を問わず、多数の人々が訪れる新しい街になっています。

【日本銀行本店】
 東京駅日本橋口から近い場所にある、日本銀行本店は、辰野金吾がベルギー国立銀行を参考に設計し、1896年(明治29年)竣工したと言われています。重厚な建物の2階3階は煉瓦造石貼りになっています。 国の重要文化財に指定されています。

【日本橋】
 江戸幕府開府とともに急成長した日本橋には、全国各地から商人や職人が集まり、地域のシンボルでもある日本橋は五街道の起点となったと言われています。日本橋は、1603年に木造の太鼓橋として造られ、現在の石造二重アーチは1911年(明治44年)に架けられたと言われています。
 日本橋には、日本を代表する歴史ある百貨店の日本橋三越日本橋高島屋があります。日本橋三越本館の建物は、1935年(昭和10年)に完成した、ルネッサンス式建築の重厚な建物で、正面玄関には三越の守護神とも言うべきライオン像があります。日本橋高島屋の建物は、1933年(昭和8年)に日本生命館として建てられたと言われています。百貨店初めての重要文化財に指定されている建物は昭和初期の面影をそのまま残していて重厚な雰囲気があります。
 また、日本橋三越本館の隣には
三井本館があります。1929年(昭和4年)に建てられた現在の建物は新古典主義様式の外観を持ち、イタリア・ヴェネツィア産大理石などが使用されていると言われています。かつては三井合名会社本社、三井銀行本店、三井物産本社などがあり、現在でも三井不動産本社、三井住友銀行、三井住友信託銀行などが入居し、三井家の所蔵品を展示している三井記念美術館もあります。

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