セレナのページ



最終更新日: 2007年7月20日
日産セレナ 2000 J Vパック 2WD

車体色:オーシャンブルーM/パープリッシュシルバーM
納車日:2000年1月8日


購入の経緯
・走行距離が10万キロ近くなった平成7年式RVRの2回目の車検が近づいていたこと。
・子供の誕生を機に安全性の高い車(ABS&エアバッグ)の付いたクルマが欲しくなった。
セレナの他には、RVR、ナディア、ステップワゴン、ビスタアルデオ等を検討しました。
セレナに決定した理由は、担当セールス氏の印象が良かったのと、条件面を頑張って頂いたこと、
スキーに行くのに便利そうだったこと、CVT(無段階変速機)が付いていたこと、妻が気に入ってくれたことであります。

インプレッション

1.6トンの車重に2リッターエンジンでは力不足ではないかと懸念されましたが、走りの方は以外にも軽快でよく走る。
ミニバン特有の高いドライビングポジションは前車RVRで経験済みであるものの、ここまでアイポイントが高いと多少の
慣れが必要だった。ブレーキング時のノーズダイブやコーナリング時のロールが多少気に掛かったので、ローダウンサス
を入れました。CVTの走りのスムーズさはプレオで実感していますが、日産のハイパーCVTのデキも◎です。
走行中の騒音はよく抑えられていて、とても静かに感じます。
改善して欲しい箇所は、セカンドシート&サードシート(スライド式)が固定される箇所が少なく、スライド量の微調整が
利かなくて不便なことと、小物入れ類が少ないことです。あと、サードシートは左右跳ね上げ式の方が便利だと思う。
※後期型(TC24)セレナはサードシートが左右跳ね上げ式に変更。

燃 費
気になるセレナの燃費ですが、
市街地では9Km/L、遠乗りでは10.5〜11.5Km/Lくらいですね。
車重、排気量、幅広タイヤ、社外マフラー装着を考慮すればかなり頑張っていると思います。
燃費はドライバーや走行パターンに大きく左右されますので、参考までにσ(^-^)のSERENAの使用状況について記述
しておきます。

セレナの使用状況
項  目 状  況
使用頻度 ほぼ毎日
走行パターン 平日 → 片道17Km(40分)の通勤
週末 → お買い物、ちょっとしたドライブ等
冬場は広島・島根までスキーに出かけます。(往復約650〜700Km)
運転方法 地球環境に優しい運転を心がけています。
乗車人数 普段はドライバーのみ。多くても2〜3人程度。
荷物もそれほど積まないが、スキーに行く時は3〜4人(+人数分の荷物)
エアコン 夏場以外は余り使用していない


セレナに装着したパーツ
 私のセレナいじりはどちらかと言うと外観よりも機能性を重視していると思います。冬に雪山へ通う関係で派手なエアロを付けたり極端に車高を落とすことはしていません。
外装関係 ※トランパスMP4 をUP
内装関係 
エンジン・電装関係 ※Defi-Link Meter BF (ブルータイプ)をUP
ナビ・オーディオ関係


今後の予定 
 その1.フロントショックを交換します。 → KYBの「LOWFER SPORTS」に交換予定


走行距離が10万キロに到達 (2006.7.22)


希望ナンバーへの変更 
 2007.5.15に陸運局へ出向いてセレナのナンバー変更の手続きをしました。(車検証の住所変更手続きも同時に行いました)
 手続きに必要な書類は下記の3点。

 1)車庫証明書(事前に警察署で発行してもらう)
 2)住民票(変更前後の住所が記載されているもの)
 3)希望番号予約済証(インターネットで予約して窓口で交付)

 先ずは窓口で手続きの手順を教わり、車に戻ってドライバーで前後のナンバープレートを外します。しかしながら、いきなり問題が発生。前のナンバーは簡単に外せたものの、リアの封印がされている方のビスが硬くて回りません。力任せにプラスドライバーで力を入れるとネジ山が潰れて取り返しがつかなくなるので、代わりにペンチやプライヤーを使ってみるも全く歯が立ちません。私は窓口に駆け込んでリアのビスがどうしても外れないことを伝えると、職員がCRCスプレーを持って助けに来てくれました。ビスはCRCスプレーをかけても全く動かず、一回り先が大きい大型のプラスドライバーを使ってようやく外れました!新車から7年以上固定され放しだったから仕方がないですね。(^^;ゞ
 私は外したナンバーを窓口に返却して自動車税関係の手続きを行い、鉛筆書きのOCRシートに必要事項を記入の上で新車検証の交付窓口へ行って新しい車検証をもらいました。その後は元の窓口に戻って新しいナンバープレートを受け取って車に装着し、車を封印装着場へ移動。係員が車の車体番号と車検証を照合して相違ないことを確認の上でリアのビスを封印すれば手続きは完了です。
 手続きに要した時間はナンバーを外す作業に時間を食われたことと、手続きで2つの建物を行ったり来たりしたこともあって1時間半もかかってしまいました。(^_^;
 新しいナンバーをお見せできないのは残念ですけど、ナンバーが新しくなってセレナもすっきりした感じになりましたよ。帰りに福岡都市高速を利用した際にETCを使わずに現金で支払ったことは言うまでもありません。その足で日産レッドステージへ行ってETCの再セットアップと自賠責の変更手続きを行いました。ETCの手続きは4〜5日程度かかるとのことですので、それまではETCは使わないようにしておきます。


故障・不調
(1)インパネからのきしみ音
 納車後1年経過して、ちょうど春・夏・秋・冬と季節が1サイクル回った頃から気になりだしました。異音発生箇所は助手席エアバッグと運転席側Aピラーの付け根付近です。当初は道路の継ぎ目や段差を乗り越える時に異音が発生する程度だったのですが、次第にアクセルを踏んだだけで共振するようになり、2001年の2月にディーラーで点検。助手席エアバック付近からの異音発生に対しては、エアバッグ組み付け直し(サービスマンの説明によると、エアバックの装着位置をずらしたとのこと)、運転席側Aピラーの付け根付近からの異音発生に対しては発泡スチロール挿入で対処してもらいました。冬場は低温になって素材が収縮する為、インパネの各構成部品間の隙間が広がって異音が発生し易くなるらしい。
追伸:フロントガラスとダッシュボードとの隙間(助手席に座って真っ正面)からビビリ音が発生するようになりました。やはり冬場や早朝など気温の低い時に発生しやすいみたい。スポンジを入れたりしてみましたが、今度はお手上げです。(T^T)(T^T)

(2)左右リアショックアブソーバーからのオイルにじみ
 2年目の12ヶ月点検の際に左右リアショックアブソーバーからのオイルにじみを指摘されました。(原因は不明) → 画像
 オイル漏れの状態はシリンダーからにじみ出ている程度ですが、何故か左側の方が右側よりもヘタリ具合が激しかった。
 → 左リアショック拡大画像
 私の場合は社外スプリング(Σβ180)を入れていたので、当然のことながら「保証対象外」。ちなみにオイルにじみが見つかった時のオドメーターの数字は29,000Kmで、Σβ180に交換してからの走行距離は23,000Kmであります。足回りを交換する際にスプリングだけを社外品に交換するとショックの寿命が短くなるのは周知の事実でありますが、それにしても寿命が早すぎるような気がします。(フロント側は全く問題ないのが不思議??) 再度純正ショックに交換する気にはならなかったので、社外品(NISMO)のショックを入れました。

(3)ベルト鳴き
 走行距離が30,000Kmを超えた頃からパワステのベルトから異音が発生。2度に渡って調整してもらったものの、症状は解消せず、35,000Km走行時に交換。ファンベルトも劣化していたので、同時に交換しました。(2002.4)

(4)セルモーターからの異音(寒冷時)
 納車3年を迎える頃から寒冷時にエンジンを始動する際にセルモーターから異音がするようになり、車検の際にディーラーにその旨伝える。しかしながら症状が再現されずに「しばらく様子を見てください」と言われました。寒冷時以外は問題ないのでそのまま放っておきましたが、翌冬も同様の症状が再発したので、4年目の12ヶ月点検の際に再度ディーラーに相談。ようやく症状を確認できたとのことで、保証期間中につき無償交換となりました。(2004.2)

(5)右前輪からの異音
 2006年の4月下旬くらいから、左に曲がる際に右前輪からカシャカシャという異音が発生するようになりました。この時点での走行距離は97,000Km。ディーラーで原因を調べて貰ったところ、右前輪のブレーキローターを覆うカバーが正規の位置からズレていて、左にステアリングを切った際にボディの一部に干渉していたことが判明。調整後は問題ありません。(2006.5.13)

(4)エアコンからの水漏れ
 2006年の8月、お盆休み中にフロアマットとカーペットが水浸しになっているのに気付いたので調べてみたところ、エアコンの排水が室内に侵入していることが判明。コーナリング中にエンジンルーム内から横Gで水がザザザーという音を立てて移動する音が聞こえる。
 早速ディーラーに入庫して水漏れの原因を調査して貰った結果、何らかの要因でエアコンの水を排出するホースが途中で上向きに折れ曲がっていて水が排出されずに貯まっていたとのこと。ホースを元通りにすると水が1リットル程度出てきたそうです。室内に侵入した水はフロアカーペット下の吸音材まで達しており、そのうち約3分の2が水浸し。吸音材への浸水はフロアマットとカーペットで隠れているので気付きませんでした。貯まっていた水の量から推測すると、かなり前から排水ホースが曲がっていたようです。ホースの方は部品交換せずにそのまま復旧すれば問題ありませんが、水をたっぷり吸った吸音材やカーペットをこのまま放置しておく訳にも参りません。結局、カーペットと吸音材を車から取り外して乾燥させ、防臭剤を噴霧してから元に戻すという大がかりな作業に・・・。作業工賃は何とビックリ約3.5万円!私はここまで費用がかかるとは思ってもいませんでしたので、価格交渉をして3万円まで値引いて貰いました。(感謝!)
 担当者の話によると、C24型セレナでこういった事例は過去に全国で1例しか報告されておらず極めて希な事例とのこと。「草むらや段差の大きいところを走行しませんでしたか?」と何回か聞かれましたが、私には覚えがありません。とは言え、無事にセレナが戻ってきてほっとしています。(^.^)


車検
<初回車検>
 2002年12月14日、セレナが初めての車検を受けました。前車RVRは購入したディーラーにお任せしましたが、今回は某有名格安車検店に入庫。事前予約割引、初車検割引、持ち込み割引が適用されたので、法定費用+車検整備費用は10万円を切りました。最終的にはLLCとブレーキオイルの交換を依頼し、総額は税込みで\107,000。普段からメンテナンスには力を入れているので、要交換の部品類はありませんでした。
<2回目の車検>
 2004年12月11日、セレナが2回目の車検から帰ってきました。普段からマメにメンテしていることもあり、検査の結果異常が認められた箇所はナシ。交換した部品はオイル、エレメント、空調フィルターのみ。余談ですけど、車検のついでにフォグランプが点灯するようにして貰いました。ご存知でない方々に説明致しますと、現在のフォグランプは新車購入時から装着されていたではなく、購入後に本体だけを入手して車体に取りつけただけの状態になっていたのです。(ハーネスとリレーとスイッチが未装着) そこで車検入りを機にフォグを使えるようにして頂いた訳です。フロントディスクブレーキパッドの残量は走行7万キロにも関わらずまだまだ余裕があり、交換は次の機会に・・・。丁寧に乗っているから減りが少ないようです。
<3回目の車検>
 2006年12月9日、セレナを7年目の車検に出しました。走行距離は10万6千キロ。交換部品は、ファンベルト、CVTオイル、LLC、ブレーキオイル、リアワイパーのゴム、エアコンフィルターの6点。そろそろ交換の時期だと思っていたフロントディスクブレーキパッドは残量がまだ5mmあり、交換は来年の12ヶ月点検時に持ち越し。驚くべきことに新車からまだ一度も替えていません。走行距離で車検費用はリサイクル料を含めて16万3千円でした。
 車検の代車はレンタカーのティーダでしたが、燃費が非常に良いことに驚きました。渋滞した市街地と空いている幹線道路を中心に100km程度走行した結果、燃費は16.5Km/L!セレナの2倍近く走りますねー。(^_^;)



サービスキャンペーン
 H14年の年末に、C24セレナのサービスキャンペーンが発表されました。サービスキャンペーンとは、自動車が道路運送車両の保安基準に不適合になる様な状態ではないが、安全上又は公害防止上放置できなくなるおそれのある不具合が発生する可能性が判明した時に、自動車メーカーがその旨を国土交通省に届け出て自動車を無料で修理する制度のことです。 保安基準に適合しなくなる恐れがあるリコール制度とは区別されているそうです。そのサービスキャンペーンの内容は・・・
 (1)CVTの変速比を制御しているモーターのコイルの製造方法に不適切なものがあった。
 (2)エンジンの吸入空気を計測するエアフローメーターのセンサー部が汚れて空気の流量を適切に検知できなくなる。
・・・の2点です。最悪の場合、変速できなくなったりエンジンのアイドリングが不安定になってエンジンが止まる恐れがあるそうです。
 私のセレナもCVTステップモーターとエアフローメーターに関するサービスキャンペーンの対象車で、ディーラーからの葉書で知りました。サービスキャンペーンに係る作業は2002年12月21日にディーラーにて実施。作業時間は当初の予定より遅れて4時間程度で終了。ステップモーターの交換作業の為にCVTフルードが新品になりました。当然のことですが、これまでCVTやエンジンは正常だったので、運転してみたフィーリングには変化なし。

冬バージョン1 冬バージョン2
冬バージョン(スタッドレスタイヤ&スキーキャリア装着)です。(2002.2.11撮影) 鳥取県大山にて(2004.3.8)


自動車雑誌への掲載経歴
自動車雑誌主催の撮影会に出たり、原稿を投稿したりしています。
実績としては・・・
Minivan Frex、Driver、AUTO PLUS、クルマ買いたいマガジンに掲載されました。

ミニバンフレックス撮影会
ミニバンフレックス誌主催の撮影会に参加。(2000.5.26)


後期型C24セレナの装備で欲しいもの
H13年12月、C24セレナが初のマイナーチェンジを受けて新しくなりました。
初期型セレナに乗る私にとっては新型の装備が気に掛かるところ。
その中でも注目している装備はオートスライドドアです。
ドアノブを握ってドアの開閉操作を行うと、モーターの駆動力によって自動的にスライドドアが開閉します。
ステアリング右側のスイッチ、Bピラーに設置されているスイッチ、そしてキー一体型リモコンでも操作できます。
欲しいなー・・・。
オートスライドドア動画(ファイル名:autodoor.wmv、サイズ:329KB)
※動画の再生には「Windows Media Player 7.1」以上が必要です。


新型C25セレナ試乗インプレッション
 2005.6.4(土)
 5/31に発売された新型C25セレナに試乗してきました。試乗車はソレイユオレンジのSグレード(2WD)。オプションのカーウイングスナビゲーションシステム&ツインモニター、バックビューモニター、サイドブラインドモニター、両側オートスライドドア、わいわいパック(2列目、3列目シートバックテーブル+インカーホン)、オゾンセーフフルオートデュアルエアコン、プラズマクラスターイオンエアコン、アルミホイールが装着されていました。試乗車にしてはかな〜りゴージャスな仕様です。(^◇^;)
 早速試乗車に乗り込んで各種装備をチェック。サイドウインドウを広く取ったデザインにより室内は広々。視覚的な問題かも知れませんが、先週乗ったステップワゴンよりも広く見えます。サイドにもスライドするセカンドシート、1列目中央までスライドするセカンドマルチセンターシート、軽い力で両側に跳ね上げられるサードシート、スペアタイヤを助手席床に移動したことで実現したラゲッジアンダーボックスは大変魅力的。運転席に座ってみると、とにかく視界が良い! フロントドアのウエストラインが低く取ってあるので、左前方の視界が特に良好。
 早速パワーアシスト付きの短いシフトレバーをDレンジに入れて指定された試乗コースを試乗。ディーラーの敷地から道路に出ると・・・なんと!2台前に新型ステップワゴンが走っているではないですか!(何と言う巡り合わせか) 同乗した担当営業マンもその新型ステップワゴンをかなり意識していました。
 で、新型セレナの走りですけど、車重がC24よりも100Kg近く重くなったのに加え、燃費対策でCVTが早めに変速するのでパワー感は今ひとつ。私の旧型C24セレナ(かなりドーピングしていますけど・・・)の方が間違いなくパワフルです。(これは先週乗ったステップワゴンも同様でした。) しかしながらストレスが溜まるほどトロい訳ではなく、騒音や振動は良く抑えられていて、片側2車線の幹線道路を60Km/hで巡航しても快適さは不変。ブレーキング時のノーズダイブやコーナリング時のロールも良く抑えられています。
 試乗を終えた後、ディーラーのショウルームにて担当者と軽く商談。新型セレナは評判が良くて既に沢山の注文を頂いているそうで、コンパクトカーや他社ミニバンからの乗り換えが多いとのこと。車両本体の値引きは一律10万円。発売直後なのでこの数字は仕方ないかな? その分ディーラーオプションの方でサービスしてくださるそうです。契約を前提に話をすれば20万円近くはいけそうな感じでした。
 私のセレナの査定を含めてSグレードに助手席オートスライドドア、キセノンランプ、オーディオレス、マット&バイザーを付けた仕様で見積もりを依頼。「ホンダでは私のセレナを70万で取ってくれましたよ♪」と伝えておいたのは言うまでもありません。(笑) 明日自宅に見積書を届けてくれるそうです。(値引き額無記載で207万円でした)
 新型セレナ・・・欲しいですけど、我が家の財務大臣が許可しないだろうなー・・・。
 ※NEWセレナとNEWステップワゴンの試乗インプレにつきましてはブログも参照ください。
 (→ http://white.ap.teacup.com/cafemana/

C25セレナの受注および販売状況
 2005.7.1付けの日産自動車のプレスリリースによりますと、C25セレナは発売後1ヶ月で月販目標(6,000台)の3倍超の18,062台の受注を達成したそうです。グレード別では20Gが32%、Sが30%、RSが23%、RXが15%となっており、人気のカラーはホワイトパール、シルバー、アイアンの順になっています。
 なお、(社)日本自動車販売協会連合会が発表した2005年6月の新車乗用車販売台数ランキングによりますと、C25セレナは総合6位の9,056台を販売。ライバルのホンダステップワゴンは13,167台でトヨタカローラに次ぐ総合2位。



所属クラブ
日産セレナのオーナーズクラブ「セレナ普及委員会」のメンバー。(No.027)


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