スガシカオ『SMILE』レビュー
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Part 2 『SMILE』に最も期待することは、私の中で『FAMILY』を越えてくれること、でした。 それで、『SMILE』のジャケ写です。ブルーのバックに黒いスーツ。なんとなく『FAMILY』を彷彿させるじゃないですか!何か理由があるに違いない!そう思い込んでしまった。どうしようもない期待感に溢れてしまったんです。 そんな時に、マイラジで「Thank You」の初オンエア。すぐにシカオちゃんに感想メールを送っちゃいました。「すっげ〜ボトムの効いた超FUNK!カッコいい〜!そして歌詞…。号泣。私のための曲か?って錯覚するほど…。発売が待ち遠しくてたまりません。」と。もう数え切れないほど聴いた今でも、同じ感覚で聴けるのです。現時点では間違いなく、私のNo.1曲となっています。 結局、『SMILE』は、「Go! Go!」とシングルアルバムバージョン以外を、全部マイラジで先に聴いてしまったんです。1曲1曲聴くとバラバラで、統一されたカラーがない。よくいうとバラエティーに富んでるっていうんですか。どんなアルバムになるか、全く予想がつきませんでした。ただ、「Thank You」に異常に引っ張られた。それと、先行シングル「サヨナラ/気まぐれ」が私の中では濃くて、それと他の曲が結びつかなかった。繋がらない。「どうなの?!SMILE!」って、もうピリピリ。 『FAMILY』のリリース時は、「最高にPOPな作品ができた」とシカオちゃんは言ってました。 でも、そう思ってたのは、創った本人だけだったようで…。私も思ってたけどね、「これは売れる!」って。(シカオちゃんに洗脳されちゃってたのかもしれないけどね(笑)。) 『SWEET』が最高傑作だと、自画自賛ならびに、どこでも絶賛されてました。でも私は、『CLOVER』、『FAMILY』の方が好きだったんです。『SWEET』の曲はどれも好きだけど、きっと聴きやすかったんだな、前作に比べると。 |