Trip to U.K.
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2001年7月下旬から8月にかけて、語学習得と観光をかねて英国を旅しました。
以下の文章は、その覚え書きです。
少しでも参考になれば幸いです。

なお、バスの時刻や料金等は全て2001年7月〜8月期のものです。
最新の情報は、ご自身で収集なさって下さい。
(バス会社等へリンクが張ってある場合には、リンク先を御参照下さい。
ちなみに、料金は1ポンド=170円で計算しました。)

どうぞよろしくお願い致します。

 

ストラトフォード・アポン・エイヴォンからバスに乗り…(3)

 

私のステイ先は、Stratford upon Avonというこじんまりした街。
このStratford upon Avonを拠点にした、バスの旅をご紹介します。


●ローカルバスでWarwickへ

ルート Stratford upon Avon… Hilton National Stratford Road
Warwick Market Street … Hilton National Stratford Road 
Stratford upon Avon
運行頻度 毎日。一日約16便。詳細は時刻表を参照して下さい
(主要停留所のみ明記)。
発着時間 時刻表(主要停留所のみ明記)を参照して下さい。
料金 往復3ポンド(約510円)。
バス会社 Stagecoach
コメント Warwickは、古くから続く落ち着いた雰囲気の街。
石造りの美しい町並みは今も健在。
Warwick Castleは有名な観光スポットです。

ローカルバスの利用法については、こちらのコメント欄をご覧下さい。

 

ヴィクトリアン・ローズ・ガーデン コンサバトリー ダンジョン付近 ガイズ・タワーからの眺望
●左
Wariwick Castle内のヴィクトリアンローズガーデン。
今年の英国は、例年にない暑さに見舞われました(普段は夏でも20度前後ですが、今年は30度近くまで上がりました)。その為でしょう、薔薇の盛りは、少し過ぎていたかな。年若い数人のガーデナーが、汗を掻きながら手入れをしていました。

●中左
同じく、Warwick Castle内のコンサバトリー(宝物の保管庫)前のテラス。
白い庇に、黄色の花が爽やかでした。しかし、ベンチで和むにはちと暑すぎた…。

●中右
Wariwick Castleのdungeons付近。濃い緑と、石造りの城のコントラストが鮮やかでした。
ちなみにdungeonsとは、地下牢のこと。14世紀に作られたこの施設は、清教徒革命の頃にも使用されたそうです。
”何週間も、いや何年も、ただじっとうずくまるだけのの生活。(略)地下牢はただ囚人を閉じ込めておく場所以上の意味を持っていました。(略)囚人は身体的な衰弱以上に、精神的な苦しみをあじわわなければならなかったのです。”(Warwick Castle 日本語版パンフレット 12頁より)
実際の牢の造りは、悲惨のただ一語に尽きます。その部屋に立つだけで、寒気がしました。垂れ流された、汚物の臭いさえ染み付いているような…。
しかしまあ、こうしたいわゆる”負の遺産”さえ有りのままに公開する度胸は立派。万の言葉を尽くすより、余程説得力がありますね。この部屋が、本来の目的の為に使用される事が、二度とありませんように…。

●右
Warwick CastleにあるGuy's Towerからの眺望。
塔の高さは、約40メートル。城内でも、一際目立つ建築物です。
中世、この地では数々の戦が繰り広げられました。この塔は、城の守りの要として、重要な役割を果たしていた事でしょう。
眼下には、今も長閑なおとぎ話の世界が広がります。

(画像をクリックすると、大きな写真が出て来ます。)

 

 

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