み や ご 弁 カ ル タ が で き ま し た。 イ ン ター ネッ ト 上 の 仲 間 で 作 り ま し た
宮古市観光協会主催
「第一回みやご弁カルタ大会」

          2007/5/27  new
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ラサのえんとづが
   
     みえだ

     みやごだ

ラサの煙突が見えた
       宮古だ


読み札: ecoちゃん
絵札: 海猫屋
2006年冬 旧作2007年 新作 (出版用)
       
    みやご弁カルタ2007の誕生まで 

  ふとしたきっかけで、「みやご弁カルタ」つくりに参加してしまいました。
昨年の夏、「みやごのごっつお」と言うサイトと出会いました。宮古を出て、東京・京都・北海道
などで活躍中の方々が、宮古と宮古弁恋しさで作ったサイトでした。9月のある日ハンドルネ
ーム海猫屋さんの呼びかけで、サイト上でみやご弁でのカルタ作りが始まったのでした。
初めは読み札、引き続き絵札の投稿が初まりました。OCCOさんとかけむぼーさんとかの投稿
で、どんどん進みました。ア行からタ行まで一気に進みました。しかしいっこうにナ行が始まり
ません。「これで止まったら、カルタは仕上がらない。ようし私も参加しよう」と心に決めました。

     「なんたら きかねーごど けつぱだぎー すっつお」
           なんてきかんぼうのこどもでしょう。 おしりをぶちますよ。
     「にわがひなりは はんかくせー」
           普段はみなりにかまわないのに 突然おしゃれをしても TPOにあわないから
           おかしいよ
     「ぬっきー日もある さんびー日もある ずんせい いろいろだ」
            あたたかな日もある 寒い日もある 人生いろいろだ
が、初投稿です。
この日から頭の中は「標準語」では無く「みやご弁」で回転を始めました。いつの間にか読み札20枚
で参加していました。  OCCOさん19枚、ばっつさん3枚、東村山のおんつあん1枚でした。
絵札の殆ど、47枚は、海猫屋さんでした。けむぼーさんが2枚でした。 12月、味わい深い
みやご弁カルタがついに完成しました。主催者OCCOさんと、海猫屋さんの大きな努力によって
完成しました。いつでもどこでも、誰でも、パソコンとプリンターがあれば、ダウンロードして、
プリントアウトすれば、無料のカルタが手に入るのです。
  満足感と達成感は、まるでこどもを生んだ後の感じに似ていました。
         みやごのごっつお http://www.miyako.gochisou.info/


       
まづあがす

花火あでーに

かがりがかがる

松明かしは 花火代で
出費がかさむ


読み札: ばっつ
絵札: 海猫屋
2006年冬  旧作2007年春  新作 (出版用)
 宮古市観光協会主催「第一回みやご弁カルタ大会」 

  「みやご弁カルタ」に共感して、観光協会の方々がはりきって計画しました。
  OCCOさんとecoちゃんも会場に行きました。会場にはおよそ50人ほどで
しょうか、始まる前からあちこちにみやご弁が飛び交って、わくわくします。
10人ぐらいずつ二つのサークルを作って座りました。 これが二回行われました。
  司会は観光協会の中村さんです。崎山ハツ先生の読み上げた内容を
上手に標準語訳します。 これがなんとも味があって、これなら次世代にみやご弁
が伝わっていくのではないかと、密かに思いました。
 一枚目は「ひゅーずのながみは 味噌とくるみど 黒さどう」
した。私の左側に小学校に入ったばかりの男の子が座っていて、目の
回るような速さで取りました。右手も左手も使っていました。
右側の40代かなと思われるおば様はだいぶ練習してきたように見受
けられましたのでそっと聞きました。 「予習してきましたね?」
「はい。10個ほど印刷してあちこちに配ったので、絵は覚えている
のですが、若い人の手を出すスピードには叶いません。」との事でした。
「のだばって読むずど つかめに なっつお」の札を取ったおば様は
我が家の近所のおば様でした。この方が、最後に表彰会の時にトップ
賞を取られた方です。二位はさっきの一年生の男の子でした。
付き添いのおじいちゃまにとって、自慢の孫らしく、「ゆんべ仙台がら、
みやごにけんしてねんす、小学校さへえったばがりでごせんすが」と
私に話しかけてきました。崎山先生の読み方もとてもユーモアに溢れ
一枚ごとに会場のギャラリーの人々も、思わず笑ってしまうのでした。
IBCテレビの記者と、岩手日報の記者が来ていました。

会の終りの時に、ecoちゃんと OCCOさんとでご挨拶しました。
「いつでも本屋さんとお土産やさんで買えるように、出版の準備を
しています」とお話しました。
帰りはみんな友達になったように、にこにこしながらお別れしまし
た。とっても楽しい会でした。
写真は「なんたらきかねーごど けつぱたぎー すっすお」を男の子
が獲得する瞬間です。

   観光協会の皆様、ご苦労様でした。ありがとうございました。
 
       
もうこが
  
 くっつお

  はやぐ 寝ろ

蒙古が 襲ってくるぞ
   早く寝ろ


読み札:ecoちゃん
絵札: 海猫屋
2006年冬 旧作2007年春 新作 (出版用)
 「みやご弁カルタ2007」を出版しましょう! 

  2006年12月に「みやご弁カルタ2007」は出来上がりました。
パソコンとプリンターがあれば、だれでも、いつでも、無料でカルタを印刷する事が
できます。しかしパソコンがない人が沢山居ました。特に「みやご弁」に郷愁を感じる
世代が、パソコンとは縁がない人が多いのでした。
「売って欲しい」方が、うちだ小児科クリニックや、観光協会を尋ねてきました。
90セットは作ったと思います。宮古を離れて宮古が恋しい人に、病気で辛い思いを
している方に、親しい人を亡くして悲しんでいる方に、欲しいとクリニックに尋ねて
こられた方に差し上げました。 昼は日常の診療時間を持ち、夜は印刷やさんに
徹していましたが、次第に「もう、出版したほうが良いのでは?」と考えるようになりました。
個人で作ったものではないので、又沢山の方々の努力、特に海猫屋さんのすばらしい
絵に、負うところが多いので、出版も沢山の人の力をあわせてやりましょう、と言う事に
なりました。意見がまとまるまで、OCCOさんや、海猫屋さんが大変苦労をしました。
海猫屋さんは出版に向けて、絵のリニューアルをしてくださいしました。より魅力的
になりました。

そして2007年4月30日、宮古観光協会の「第一回みやご弁カルタ大会」の会場
で、「寄付金によってカルタを出版しましょう」と、呼びかけました。
印刷は宮古市内の知り合いの印刷やさんに依頼する事、それはかなり善意の部分が
あること、平均的なレベルの仕上がりにすれば、30万円で500セットを製作できる事を
伝えました。
一口1万円とすると、30人が応募すれば、カルタ出版が可能です。
     どうぞ、関心のある方は ご連絡ください。 お待ちいたします

■主催:みやごのごっつお「宮古弁かるたをつぐっぺす基金」プロジェクト
 応募・申し込み先・お問い合わせ
   # 情報サイトみやごのごっつお管理人1 OCCO
                     携帯090-7846-6952
   # ecoちゃん(うちだ小児科クリニック 0193−64−1004