山 口 川 に サ ケ が の ぼ る 季 節 に な り ま し た
小さな写真館
冬の山口川    2010/1/12  new   





 山口川は、山を下って平地に下りたところで、ごく細い小さな川に扇状
に広がっていたそうです。大雨のたびに洪水被害が多発し、大正時代に
現在の運河「山口川」が作られたそうです。作るかどうかは宮古町を二分
する討論があったそうですが、作られました。その経過についての碑が
山口小学校の入口のところにあります。
私の3才の時の記憶によりますと、山口の入口のところにサケの孵化場が
あったように思います。確かな事は漁業関係の物知りの方に教えてほし
いと思います。
毎年11月、12月にはこの山口川にもサケが遡上してきます。数百匹にな
るのではないでしょうか。川の深さは普段は10cmあるかなしですが、雨が
降りますとこの川いっぱいの水量となります。
サケたちはやがて命がつきます。カラスたちが狙っていて、時折ついばん
でいる姿を見かけます。白い優雅なサギもサケを見つめているようなのです
が、まだ現場を見た事はありません。
 きびしい、命の厳粛な姿であると、この季節には思わずにおれません。