Poetry - Heartbreak

Heartbreak - No.059

夏の思い出☆


今年も夏が来た…。

空は青い。
なんでこんなに青いのだろう?毎年考える。
海も青い。
波の音はとても好きだ。海は見ていてもあきない。
シャリシャリシャリ…。
近くの駄菓子屋には子供がカキ氷を食べている。
ミンミンミン…。
セミも鳴いている。
来た。今年も来たんだ…。いつもの夏が…

でも・・・。。。

今年はいつもと違う…。
何かが違う…。
去年の夏にあって今年ないもの。。。

そう、、、

君がいないこと…。
毎年行った海にも、電車に乗っていった山にも、
都会に遊びに行った日だって…。。。
セミを見つけた時、カキ氷を食べた時…
泣いて、笑って、喧嘩をした日に
いつも隣にいた君が・・いない。。。。
今年はいない。いや、もうずっと…いない。。。

俺は二回の窓から駄菓子屋を眺めている。
海が見えます。波がキラキラ輝いてます。
あなたには今見えますか?
セミの声が聞こえます。子供の声が聞こえます。
あなたには今聞こえますか?

暑い…。

山に行こうかな…、君と行った山に行こうかな。。
電車に乗って・・・どこまでも。。。
あの時の二人がうっすらと見える。

君は言ったね…「暑いね」って。
そう、あの日も暑かったね。。

ミンミンミン…。
今年も・・・暑いよ…。

今年も夏が来ました。

都会の夏はどうですか?


Written by ☆ゆう☆
- 2002.08.07 -


■ ☆ゆう☆@作者

詩というより、ほとんど短編の小説のような〜(笑)でも、自分もいつかこんな感じになりそうで恐い☆今のうちにしっかりと思い出は作っておきたいです☆


■ チョコ@管理人

これは、大好きだった人が都会に引っ越してしまった話かな。そういえば、チョコの実家もすごい田舎です。昔は嫌だったけど、今となってはやっぱり何となく落ち着きますね。・・・チョコもいつかこんな感じになったりして(笑)


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