田井耳鼻咽喉科アレルギー科

初めて受診される方へ

診療案内

診療案内 診療案内

当院では、さまざまな診療科に対応しております。

耳鼻咽喉科、アレルギー科、隣設の小児科、眼科、心療内科

こんな症状ありませんか?

鼻の症状

鼻汁がのどにたれてくる
診療案内原因:慢性副鼻腔炎
いわゆる蓄膿症で生じる症状です。
後鼻漏といいます。
鼻とのどの奥にたまったり、のどに流れ込んで痰がからむような感覚があります。
早期治療が大事です。
治療には数か月~1年かかることもあります。
当院では内服治療と鼻咽腔治療(6スポット治療)を行います。
くしゃみ・鼻水・鼻づまり
原因:アレルギー性鼻炎の三大症状です。
どれか一つでもあるとイライラしたり、集中力がかけてしまい、お子さんであれば学校の成績に影響します。
口呼吸がしにくいため口が常にあいている、いびきがある、鼻をこするなどの症状があれば治療を始めましょう。
鼻をかんだり、こすったり、炎症があるために鼻血がでやすくなります。
重症の場合、顔や体の骨格や成長にも影響します。
季節によって症状がでるようなら花粉やカビなどのアレルゲンで反応しているかもしれません。血液検査でアレルゲンを特定しましょう。
鼻が痛い
原因:鼻の入り口の感染や鼻炎が原因となります。鼻が乾燥して痛むこともあります。
鼻の入り口にできものができて痛い。
鼻の奥が痛い。
ズキズキ・ひりひりする・ツーンとするなど。
頬が痛い
原因:急性副鼻腔炎
頬に副鼻腔という空間があり、細菌感染すると膿がたまってしまいます。
頬が痛い・重い・発熱することもあります。
においがよく分からない
原因:鼻かぜ・副鼻腔炎・好酸球性副鼻腔炎
嗅覚障害といいます。
味覚障害も伴うことがあります。
鼻かぜで鼻がつまり、鼻水がでてにおいがわからない。
ただの鼻かぜでも嗅覚障害だけずっと治らないということもありますので放置せずに早めに治療しましょう。
長年鼻炎の症状がありにおいがわからなくなると副鼻腔炎の可能性もあります。
鼻がにおう
原因:急性副鼻腔炎・慢性副鼻腔炎(蓄膿症)の症状です。
自分の鼻の中が臭いにおいがする。
頭痛・片頭痛
原因:副鼻腔炎によって頭痛が生じることがあります。
眉と眉の間、前頭部・側頭部・頭頂部・後頭部など副鼻腔の炎症により痛みの箇所が違います。
副鼻腔炎の治療として内服をしてもらうとともに当院では6スポット治療により頭痛の場所を塩化亜鉛の薬がついた綿棒で刺激・炎症を抑制し頭痛を治していきます。
こめかみがズキズキ痛くなるような片頭痛も同様に鼻の中の片頭痛の原因の場所を綿棒でこすることにより、症状が消失します。
即効性に効果のでる方もいます。
副作用はありませんが最初はかなりの痛みを伴います。
しかし根気よく集中的に治療を継続することが必要です。
鼻血①:最近鼻血が出やすいのは何か病気なの?
風邪や花粉症などで粘膜が弱くなったり鼻がかゆくてこすったり指やティッシュで粘膜を傷つけたり、顔を強くこするように洗ったり、くしゃみ、入浴、強い鼻かみで傷がついて血が出ることが多いです。
また、抗凝固薬や抗がん剤など血液が止まりにくくなる薬をのんでいると血が出やすく、止まりにくくなります。
鼻血②:鼻血が出たらどうしたらいい?
診療案内一番鼻血が出やすいのは鼻の真ん中前方、鼻中隔というところです。
まずは小鼻のところを真ん中に向かってぎゅっと圧迫します。
10~15分圧迫し続けましょう。
ティッシュをつめると粘膜を傷つけるので入れないでください。
頭は下向き加減にしましょう。
鼻からのどに血が回って飲み込むと血は胃で消化できずに気持ち悪くなります。
口からそっとティッシュなどでぬぐいます。
鼻血が止まったら自然と傷が治るのに1週間はかかるのでなるべく鼻をいじらない、かまないようにしましょう。
それでも止まらない、何回も出るようなら耳鼻科を受診してください。
鼻血③:鼻血の予防方法
まず粘膜を傷つけないこと。
強くこするように鼻をかんだり指でいじったりするのはやめましょう。
空気の乾燥で粘膜が乾燥し傷つけやすく、傷の治りも悪くしやすいので空気の乾燥する冬場は加湿器、マスク、ワセリンなどを塗って感想を防ぐこともいいでしょう。
お子さんでよく鼻をこする、鼻血がでやすいのはもしかしたら鼻がかゆくてこするのかもしれません。
アレルギー性鼻炎の可能性もありますので耳鼻科に受診しましょう。

のどの症状

のどが痛い
扁桃炎・咽頭炎・喉頭炎・細菌性・ウイルス性のものがあります。
のどに違和感がある
診療案内軽い扁桃炎、咽頭や喉頭腫瘍など
胃食道逆流症(逆流性食道炎)など
副鼻腔炎(蓄膿症)やアレルギー性鼻炎による鼻汁がのどに下がる症状(後鼻漏)でのどに痰がたまる感じ・のどが詰まる感じ・何かひっかかるかんじの症状になります
咳が出る
かぜ、喉頭炎、気管支炎、アレルギーなど
風邪の後、咳だけひどく残り、むせるようなせきが日中・夜間止まらなくなることがあります。
アレルギー性咳嗽といい、治療が必要です。
せきがひどく長く続くと肋骨が折れる方もいます。
痰がからむ
気管支炎・副鼻腔炎など
副鼻腔炎で後鼻漏(鼻汁がのどに流れる)があると痰がからむようにのどで鼻汁がからんでしまいます。
実に不快な症状です。
味がわからない
体のミネラル成分(亜鉛や鉄分など)が不足すると味覚障害となります。
また、嗅覚障害にともなって味覚障害も生じることがあります。
頭部外傷後原因不明に起こることもあります。
声がでにくい
喉頭炎・声帯ポリープ・喉頭腫瘍など
かぜや声の使い過ぎで声がかすれてしまうことがあります。
声帯は喉頭内視鏡で観察します。
その場で確認できます。

耳の症状

聞こえにくい
診療案内急性中耳炎:耳の外からではなく鼻からの細菌・ウイルス感染等によって生じます。
お子さんですと夜間急に泣き出す、高熱がでる、突然耳だれがでる、耳をよくさわるの症状があれば中耳炎の可能性があります。
滲出性中耳炎(しんしゅつせいちゅうじえん):急性中耳炎の後、鼻汁が長く続いているときなどに生じる事が多いです。鼻と耳の境目に鼻汁がたまったり、炎症がある場合なかなか治りづらくなる事があります。
聞こえにくい、自分の声が響く、聞こえは悪くないけど水が入ったときのようなつまったかんじの症状です。お子さんですとご本人やご家族は滲出性中耳炎だと気づきにくいこともあります。やはり鼻の状態と関連するので鼻をきれいにしましょう。
慢性中耳炎:鼓膜に穴があいてしまっている状態です。穴の大きさにより難聴の程度が変わります。聞こえが悪い、痛くないけど急に耳だれなどの症状が出やすいです。
何回も耳だれが出るような急性中耳炎を繰り返す、あるいは1回のひどい急性中耳炎で鼓膜に穴が残り慢性中耳炎になってしまいます。何回も急性中耳炎になったり慢性中耳炎で耳だれを繰り返したりすると難聴になり、将来手術が必要になる場合もあります。
早い段階から鼻の治療を始めて、中耳炎を繰り返さないようにしましょう。
耳が痛い・かゆい・汁が出る
外耳炎:耳の穴の皮膚の傷やそれに伴う細菌感染など。細菌検査をして必要な薬の特定をします。
外耳炎の痛みは大人でも触れないくらいかなりの痛みになります。
普段から触りすぎないようにしましょう。
外耳湿疹:湿疹によるかゆみや耳だれなど。自分で綿棒や耳かきなどで触り過ぎる事によって症状が悪化して繰り返す事が多いです。傷になると外耳炎にもなります。内服薬と通院による処置で治療します。 外耳湿疹の方はアレルギー性鼻炎、アレルギ―体質の方が多いです。
鼻かぜ、アレルギー、花粉症の時に特にかゆくなりませんか?
鼻の治療もしましょう
聞こえが悪い
突発性難聴:ある時突然聴こえが悪くなる症状です。耳鳴りやめまいを伴う事もあります。程度により、内服のみの治療で済む場合と、入院して点滴等の治療を行った方が良い場合があります。早期治療が必要です。症状があれば1日でも早く受診しましょう。
他科の病院に紹介の場合もありますので早い時間にご来院ください。
急性低音障害型難聴:難聴として自覚される事もありますが、耳のつまり、水が入った感じなど難聴と自覚していない事も多い難聴です。1日のうちでも変動性があるので、良くなったり悪くなったりします。ブーンとかゴーといった低い感じの耳鳴りを自覚する事も多いです。かるくふらふら、くらっーとめまいをすることもあります。
メニエール病:難聴・めまい・耳鳴りなどがおこります。
めまいの程度が強く、何日も何か月も続くことがあります。
内服で治療しますが、並行して当院では6スポット治療でも治療していきます。
騒音性難聴:高い周波数4000Hz程度の周囲のみの難聴が起こります。短時間に強大な音を聴いた時(ライブハウスや爆発音など)や長期間にわたり大きな音を聴く環境(工場やパチンコ、剣道など)で生じる事があります。
加齢性難聴:いわゆる年をとってだんだんと聴力が悪くなる事です。高音域から徐々に聴力が悪化していきます。
耳鳴り:耳鳴りは外部からの音が特にない状態で「キーン」「ピー」「ザー」などの音を自覚する症状です。すぐに止まるような耳鳴りは心配がない場合が多いですが、連続する耳鳴りは内耳のトラブルである事が多いです。聴こえが悪くないと思っていても、聴力検査や耳鳴り検査を行い原因を確かめた方が良いです。
耳がつまる 【 耳管機能障害 】
診療案内耳管狭窄症:耳と鼻を繋いでる管、「耳管」が詰まってしまうことにより「耳抜き」ができず、中耳の圧力調節ができなくなり耳が痛くなったり、耳が高いところに行った時のようなつまり感が取れなくなったり、聞こえが悪くなったりします。鼻が原因のことが多いです。ただし、耳が詰まるからと安易に耳抜きをしないようにしましょう。
耳が痛くなり中耳炎になることもありますし、くせで何回もしてしまうと正常な耳管の機能が働かなくなってしまいます。
鼻が原因ですから、鼻の治療を優先しましょう。早い段階なら当院での6スポット治療で軽快していきます。
耳管開放症:普段は閉じたままの耳管ですが、通常は口を大きく開けたりすることで開きます。開放症になると常に鼻と耳の間がつながった状態になるため、自分の声が響いたり、つまり感を感じたり自分の息が耳にぬけるなど様々な症状が生じます。 急な体重減少でおこることがあります。アレルギー性鼻炎や副鼻腔炎が長期になると耳管開放症にも狭窄症にもなります。

めまい

ぐるぐる回転するめまい
自分自身や周囲が回転しているかのようなめまいです。
程度は人それぞれですが、吐き気・嘔吐を伴いことがあります。
耳には平衡感覚をつかさどる器官がありますので耳鼻科で専門的に診てもらいましょう。
めまいの検査やきこえの検査を行います。
ふわふわ浮動性めまい
地に足がついていないような、ゆらゆらするめまいです。
立ち上がった時のふらつき
起立性めまい、起立性低血圧、貧血、高血圧の薬が原因のこともあります。
頭位変換性めまい
朝起きた時、寝るとき、頭を動かすたびに起きる回転性、浮動性めまいです。
耳鳴り・難聴を伴うめまい
耳の症状とともに前後してめまいを生じてしまう病気があります。
何回かめまいを繰り返すこともあります。
早めの治療が必要な場合があります。
めまいは様々な原因があります。
一方、原因がわからないこともありますが、いずれにしても早めに相談にいらしてください。

その他の症状

顔の片側が動きにくい
顔面神経麻痺の可能性があります。
目が閉じられない、うがいをすると水が漏れる、顔がゆがむなどの症状が突然起こります。
ほかに耳の症状やめまいが伴うこともあります。
重症な中耳炎が原因となることもあります。
早めの治療が必要です。
いびき
体格・骨格、鼻づまり、アデノイド腫大・扁桃肥大などが原因で鼻からのどの空気の通り道が狭いことからいびきが生じます。
舌の落ち込みもいびきの原因になります。
睡眠中に息が止まる
睡眠時無呼吸症候群
睡眠中の10秒以上の呼吸停止
昼間の眠気、集中力低下、夜間の頻尿など
しこりがある
リンパ節・甲状腺や唾液腺など炎症や良性腫瘍・悪性腫瘍などで腫れることがあります。
口の中のできもの
口内炎・腫瘍など