富山県黒部市の宇奈月温泉にある御菓子処「つぼや」の昔懐かしい麦こがしの風味のお菓子「黒部の雪」 (こうせん)

2015(平成27)年6月17日

 今回は,富山県黒部市の宇奈月温泉にある御菓子処「つぼや」の昔懐かしい麦こがしの風味のお菓子「黒部の雪」をご紹介します。

 「つぼや」は,2015(平成27)年6月12日富山県黒部市の宇奈月温泉にある「酒井菓子舗」の,小豆のつぶ餡(あん)を羽二重餅(はぶたえもち・求肥餅(ぎゅうひもち))で包み,更に蜜漬けしたしその葉で包んだ銘菓「湯の花ごろも」でご紹介しました「酒井菓子舗」の隣りにあります。

 「つぼや」のお菓子「黒部の雪」が,宇奈月温泉の主要なホテルのお茶うけ菓子として出されていて有名とのことです。

  「黒部の雪」は,大麦の香ばしい香りが素朴で,こうせん菓子(麦こがし)の懐かしい風味と味がする美味しい焼き菓子です。

  粉糖の白さで黒部峡谷の雪渓をイメージし,「えんどう豆」の緑で,黒部峡谷の緑を表現したお菓子です。

 1口サイズの球に近い円形のお菓子で,周りに粉糖がまぶしてあり,大麦と小麦で作った香ばしい皮がパリッとした食感で中のほろほろとした食感のうぐいす豆の餡が程良い甘さで口溶けの楽しさもある美味しいお菓子です。

 「黒部の雪」は,多分1個95円だと思います。

  製造者の御菓子処「つぼや」の電話番号は,0765-62-1256です。

 ちなみに,「麦こがし」は,大麦を炒(い)って挽(ひ)いた粉で,香煎(こうせん)とか関西では「はったい粉」と言うそうです。


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