山形県東根市の「奥山製麩所」の「麩(ふ)まんじゅう」

2014(平成26)年9月10日

 山形県東根市の「奥山製麩所」は、東根市六田(ろくだ)地区にあります。

 この「六田地区」には、江戸時代末期から作り始められた全国的に有名な「六田麩」のメーカーが数社あります。

 「奥山製麩所」も、「六田麩」の製麩メーカーの内の1社です。

 「奥山製麩所」のことは、2013(平成25)年8月28日東根市の奥山製麩所の「ふ・らすく」でご紹介しています。

 今回は、「奥山製麩所」の「麩まんじゅう」をご紹介します。

 「奥山製麩所」では、一般的な麩に比べて小麦グルテン(タンパク質)をギリギリまで多めに配合することにより、みっちりした噛み応えのある麩を製造しているとのことです。

 その小麦グルテンを多く配合された生麩を使ったお菓子が「麩まんじゅう」です。

 「麩まんじゅう」の皮は、柔らかくて生麩独特のモチモチして滑らかな食感があり、食べると麩の旨味が感じられ嬉しくなります。

 「よもぎ麩まんじゅう」は、生麩の皮によもぎが練り込んでありよもぎの風味がプラスされています。

 麩まんじゅうの中の餡は、甘さ控えめの漉し餡(こしあん)で生麩の味とよく調和しています。

 とても美味しいです。

 「くり麩まんじゅう」は、生麩の皮で包んだ漉し餡の中に栗が練り込んであります。

 その外に、「ごま」、「抹茶」、「さくら」、「紅花」の「麩まんじゅう」があります。

 すべて本物の笹の葉で包んであります。

 いずれの種類の「麩まんじゅう」も、5個入り1袋640円です。

 製造者は、「奥山製麩所」(電話番号0237-42-0157)です。


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