長野県大町市にある「雷鳥の里本舗田中屋」の,しっかりしたウエハースでクリームをサンドした欧風焼菓子・信州銘菓「雷鳥の里」

2015(平成27)年10月5日

 雷鳥は,約2万年前の氷河期からの生き残りで,標高3000メートル級の北アルプス等のハイマツ帯に生息する高山鳥で,日本の特別天然記念物に指定されていると共に絶滅危惧種に指定されています。

 雷鳥は,夏羽はほぼ褐色に冬羽は純白に衣替えする特徴があり,人を恐れないことから標高3000メートル級のハイマツ帯まで登ると間近に雷鳥の親子連れを見ることが出来ます。

 私が北アルプスに登山したときに雷鳥を見ることが出来たことは,2015(平成27)年8月8日岐阜県の北アルプス,双六岳(すごろくだけ)から笠ヶ岳(かさがたけ)にかけての稜線上で出会った雷鳥(らいちょう)の親子(登山)と,2011(平成23)年8月15日常念山脈縦走(常念岳等登山)と,2009(平成21)年8月19日剱岳(点の記)登山(富山県)でご紹介しています。

 雷鳥は,富山県・長野県・岐阜県の県鳥に指定されています。

 季節が変わってもすみかを移動せず,丸1年同じ地域で過ごす留鳥です。

 信州銘菓「雷鳥の里」は,その雷鳥をイメージして作られたお菓子で40年以上にわたるロングセラー商品であるとともに,信州(長野県)定番のお土産菓子です。

 包装箱や箱の中に入れてある雷鳥の絵(カード)は,画家故関亂山(せきらんざん)氏が描いた雷鳥画とのことです。

 とてもインパクトのある印象的な絵です。

 雷鳥の絵の包み紙に金色のラッピングタイが1つ1つ手で結ばれています。

 信州銘菓「雷鳥の里」は,手でつまんで食べるのに丁度良いサイズのしっかりした歯応えの欧風せんべい(ウエハース)で程良い甘さのクリームをサンドした欧風せんべいサンドです。

 欧風せんべい(ウエハース)のさくさくした食感と,サンドされたクリームのまろやかな味と香りが絶妙です。

 40年以上愛されている懐かしい味です。

 信州銘菓「雷鳥の里」は,9個入1箱で550円です。

 販売者は,長野県大町市の「有限会社田中屋」(電話番号0261-22-3020)です。


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