陸上用の写真解説本や写真雑誌を読んでも何故か水中ではうまくいかない???という事がありませんか?
陸上でも水中でも写真は写真です。カメラもカメラです。カメラの基本はすべて全く一緒です。2つの撮影条件が違うだけです。しかしその2つが水中撮影者の大きな悩みを生み出しています。まずはその差とは何かを知っておきましょう。
通常の陸上撮影はフラッシュを使わない自然光撮影です。そのため写真解説本が自然光撮影前提で書かれています。
一方、水中マクロ写真ではフラッシュ光がメインです。これが陸用の写真解説本を読んでもうまくいかない原因です。
また、通常の陸上フラッシュ撮影は、自然光がメインで、自然光だけでは足りない部分をフラッシュで補足します。
一方、水中マクロ写真ではフラッシュ光がメインです。フラッシュの使い方自体が陸と水中では異なります。
これがさらに陸と水中の撮り方の差を生んでいます。
陸上では自然光も七色・フラッシュ光も七色。すべて七色の光で写真を撮っています。
しかし水中ではフラッシュ光は七色ですが、、、
自然光は青いのです。海は青いのです。
皆さん知っている当たり前の事です。しかしこの青い自然光という意味を完全に理解出来ている人には今まで一人も会った事がありません。僕はこの言葉を理解するのに20年かかりました。これを完全に理解出来るかどうかがこのHPのすべてであると言っても過言ではありません。
カメラはただの光学機器です。
理論的な部分は数式で書き表せます。相関関係は物理の法則に従っているだけです。もしこの数式がわかるならば話は簡単です。
このように複雑になってしまうのです。大丈夫です。こんな数式を理解しろとは言いませんから(^O^)シグマって記号久しぶりに見たでしょ(^O^)カラフルだし(^O^)
今からこれを数式を使わずに順番に解説していきますのでご心配なく。
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