ときどき日記(20020516〜20020531)

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2002/05/29(水)

 しんがぎんの訃報にショックを受けています。
 故人の漫画は実は「SOLAR POWER」一作しか読んだことなくて、だから俺にとってはそれ以上の存在ではなかったけど、2年近くたっても忘れなかったこの読切の作者だったという意味で、決してそれ以下の存在でもなかった。またどこかで新しい漫画を読めたらいいなとずっと思っていたのですが。残念です。

 そういう漫画家がいてそういう読切を読ませてくれたことを、せめて覚えていようと思います。

少年エース2002年7月号

 「ササメケ」(ゴツボ×リュウジ)、続いています。単行本の気配も漂ってきたようで、このままずるずるずるずると続くのがいいのではないかと。というかここまで来たらきりのつくところまで続けてほしい。
 いっぽう単行本で先んじた「Dr.リアンが診てあげる」(竹内元紀)はとうとう発売3日前。このまんがにふりがながふってあることにふと強烈な違和感を感じたけれど、ねたは小学生の下ねたといい勝負だからいいのかなあ。それが1ページに10個以上ばらまかれてるだけで。
 「RATS」(大岩ケンヂ)については別に書きます。

隔月連載:「なつめヴルダラーク!」(西川魯介)
読切:「RATS」(大岩ケンヂ)、「はるはるの特急便」(MOGARI)

RATS/大岩ケンヂ(少年エース2002年7月号)

 今回丸3日で上げたというだけあって、やや作画に荒さが見られなくもないけれど、水準はクリアしてると思うというかそれほど気にはならなかった。手の抜き方がうまいのかな。
 どこかの国のどこかの世界、少年少女のちょっとしたおはなし。あいかわらず構図の取り方や登場人物の表情や一瞬の風景を切り取る手際は鮮やかで、読んでてうれしくなります。
 次は連載、でいいのではないかと。短期集中でもいいから、そろそろ長いのが読んでみたいです。ぜひ。


2002/05/28(火)

 やんなるくらいむしあつい一日。もうすぐ梅雨かあ。今年の夏も暑いのかなあ。

Colors(3)/啄木鳥しんき(エンターブレイン・ブロスコミックス)

 作者の名前はだいぶ前から知っていたが、なぜかこれまで縁がなかったのだけど。しばらく前にファミ通ブロス買って読んだときにこの漫画が連載されていて、「あれこの絵は好きかも」と今さら気づく。個人的には、漫画を買う動機づけとして「絵が好み」というのはかなり強いほうなので、これから既刊をあさることになる予感がします。
 内容はたぶんファンタジーでいいのだけど、日本の片田舎みたいな雰囲気の前半と、典型的ハイ・ファンタジーの後半が同居している理由がいまいちわからん。でもそれはたぶん3巻から買い出したりするのが悪いのです。1・2巻も買おうっと。


2002/05/27(月)

 今の生活時間に合ったものをということで、またぞろ更新スタイルを変えるべく模索中です。しばらく試行錯誤が続くかと思いますがご容赦を(というかこの更新ペースをなんとかしろよ)。

ピュア・ロード/NYAN(最終回)(零式2002年41号)

 ふわっとした絵が気に入って途中から読んでた。けっこうハードな内容だったのだが最後はきれいに(無難に)まとめた感じ。この人の絵なら一般誌で読みたい気もするけど絵柄からすると少女まんがなのかなあ。中性まんが誌ってないのかな。

ブラック・ラグーン/広江礼威(新連載)(サンデーGX2002年5月号)

 先月号から連載スタート。サラリーマンから間違って海賊になっちまった男がいちおう主人公で美女海賊も仲間にいたりするのですが、彼女がちゃんと人を殺すところがよいのではないかと思います(皮肉ではなく)。期待。このひともいつの間にこんな絵がうまくなったんだろう。

アンバランす Girl/むつきつとむ(サンデーGX2002年5月号)

 読切。学園もの。この作者は実は学園ものが(あるいはその年ごろの少年少女が)とても描きたいのかもしれない。零式で今やってるのもそうだし。内容的にはまぁ名刺代わりといったところか。

魔法遣いに大切なこと/よしづきくみち+山田典枝(新連載)(コミックドラゴン2002年6月号)

 ストーリーはどうなるかよくわからんが絵がなかなか好みなので追ってみることにします。どうでもいいけどタイトルの漢字の使い方は違うような気が。

Gwa2/綾永らん(ウルトラジャンプ2002年6月号)

 たぶん新人さん、もしかしてこれがデビュー作かも。女の子がすっぱだかで出てくるのにあっけらかかんとした感じがして、なんとなく花見沢Q太郎からエロを抜いたような雰囲気。他愛ないまんがだけどこういうのけっこう好きです。再登場希望。

黒突/伊藤悠(短期集中新連載)(ウルトラジャンプ2002年6月号)

 久しぶりの登場はたぶん3号連続。異形の登場人物たちによる時代劇、というスタイルは前作と変わらねど、能力がありながらヘタレな少年が主人公であるところが前作との差。個人的な好みだけからするとこちらのほうが好きです。この作者はこういう弱い心のありさまを的確に描ける人だと思うし。単行本になるまで続くといいな。


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