こないだ替えたばかりのサウンドカードがどうにも重たかったので、中古で拾ったやつに差し替えたら、音楽再生はずいぶん軽くなったが動画系はやっぱり重たい。WMPが重いのかなフリーでなんかないかなと探していて、おもしろいのを見つけました。
MEIMIというソフトなんですが、普通に再生する以外にあほほどエフェクトがついていて、分割回転スクロール(縦横斜はては3D)、ガンマ補正にα遅延。くらむぼんなんてのもあります。こりゃ作るの楽しかっただろうなあなんて思いながら、こっちもあほほどいろいろ試してみました。単純だけど回転系がいちばん楽しいかなあ。
ちなみにサンプル動画に使ったのはグリーングリーンのオープニング。スピード感あふれるこのオープニングは、何度見ても飽きがこない。傑作だと思います。
中山大障害は障害の雄・ゴーカイが最低人気だった4歳下の弟に差される大波乱。有馬記念はマンハッタンカフェにアメリカンボスという、サイン派が泣いて喜びそうなこれも大波乱。今年の競馬は最後までよくわからんままでした。
ステイゴールドも最後までよくわからんままだったし。なんだったんだあの豪脚は。
少し早いのですが、今年の更新はこれで最後にします。今年中にやらないといけないことにあてる時間がすでに物理的に足りなくなりつつあることに、はたと気がついたので。
年明け再開は1月7日頃を予定しています。せめて年末年始くらいは、少しだけ穏やかな世界でありますように。
おまえ目くさってるよーぜったいちこちゃんのほうがいいに決まってるじゃないかーときれい好きでないおれは思うのだけど、きれい好きな人々にとっては逆にぜったい大橋さんの方がいいのでしょう。
「サユリ1号」 2回目。正直まだびくびくしながら読んでます。こんどこそ本になるまで続くよね。6回で終わったりしないよね。単行本が出るまで不安なまんまだなあたぶん。
この2巻を読んで「やっぱり作者は昔ながらの少年まんがを描こうとしてるのだな」と改めて思いました。かつて作者が子供のころに読んだようなまんがを、21世紀にもう一度。少年まんがの王道、冒険活劇で。
この挑戦が成功するかどうか、とても興味があります。この作者が成功しなかったらだれも成功しないだろうとも思えるし。とりあえず、個人的には2巻も十分おもしろかったのだけど、鍵になるのは今の子供が読んでどうかなんだよな。成り行きを見守りたいです。
理沙「はーい メリークリスマース」
つぐみ「えっ? 今日クリスマスなの?」
以上「ひまじん」 より。おれはまだこの境地には達していません。精進精進。
車&バイク増刊の3号め。いくつか連載がある中で、「NAVI」 が飛び抜けておもしろい。個人的のはこのひとのまんが、こういう男くさいのが一番好きです。
瀕死の火傷を負ったドライバーの実録まんが「クラッシュ」 は、実体験にもとづくものだけに真に迫ってます。こんなところから還ってくる人もいる。「Jeepに願いを」 は基本的にラブコメながら、脇役で出てくるジープ仙人という人物が異彩を放つ。このひとのまんがに出てくる変な人、ひょっとして全部実在するんじゃという気が最近しています。
最後通牒が最終更新。ほんとうにお疲れさまでした。ありがとうございました。
目次では1か所しか載ってないけど「あずまんが大王」 はちゃんと2本掲載。その2本目ではセンターとか大学合格とかいう言葉が飛び交う。そういやこいつら受験生だったんだ。このまんが、4月以降どうなってるのでしょう。ものすごく興味深いです。
「BRILLIANT MACHINE」 はエピローグ編と題した10ページが載って、あっけなく最終回。事情はわからんけどどうしてこういうもったいないことするかなあ。おもしろかったのに。オールスターキャストによる大立ち回りが続いている「宵闇眩燈草紙」 はもしかしたらラストが近いのかも。新連載「ダブルブリッド」 は電撃文庫同名作のコミック化で、煩悩日記では相当辛い点つけてたけど、逆に小説のほう読んでみようかなあという気に少しなったりしました。
新連載:「あぃまぃみぃ!ストロベリー・エッグ」(藤井まき)、「ダブルブリッド」(しろー+中村恵理加)
最終回:「BRILLIANT MACHINE」(紅鉄絢)
読切:「腐り姫」(後編)(K.TEN+ライアーソフト)、「ヤオヨロズ」(あさきやかい)
326ページに載ってる陽気婢作品集広告のイラスト見てへろへろに。これ、単行本の表紙なのか。うへえ。
「空手小公子 小日向海流」 は忍術部編決着。これまで1回も格闘シーンのなかった部長の南だったけど、意外にもというかやっぱりというか強かったのね。これが連載3回目の「BANKERS」、描いている ってどういう人だろうと調べたら、別冊ヤンマガ8・9号に「A Judgement−判決−」という前後編読切で登場してました。どうも別冊ヤンマガに描いた人を覚えられない傾向があって、阿部秀司が「ロケットダイブ」(これは1・2号)の作者と同一人物だと最近知ったときは結構ショックだった。読んでるのに。
今回は目次に載ってる「ガタピシ車でいこう!!」 、こういうおっさんはいかにも大阪にいそうです。いまわの際にギャグ言いそうなタイプ。
そんなに睡眠不足というわけでもないのに、このところ毎日、なぜだかやたらと眠たいです。年とったら睡眠時間は短くても済むようになるというのはもう少し先の話なのか。おれは寝こけるのは好きだが眠いのはべつに好きではないのに。
3回連続の「国境なき医師団イコマ」 が最終回。しんどいテーマをうまいことまとめてるけど、この終わり方だとまだ続きがあってもおかしくなさそう。また別冊あたりかな。「キャラメラ」 は…上手いなあやっぱり。最後の2ページの場面転換の連続あたり、ほんとにそう思います。省略ができる上手さというか。
「恋愛ディストーション」 は今回お気楽なおはなし。スベスベマンジュウガニとタコノマクラは生物図鑑のヒーローでしょう。といってもどんなカニだかは、今回の読むまでまるで覚えてなかったですが。
4回目の登場・ の「濁り天窓」はやや難解なおはなし。最後の主人公の行動が狂気ゆえなのか嫉妬にかられてなのか、判断に迷います。ラストはもう何ページかあったほうが余韻が残ったかな。「春子・脱出」 はそれ以上に難解で、春子という存在になにかを託しているのか、それともそうではないのか、よくわからなかった。少し悔しい。
読切:「ミャーコのラブレター大作戦」(オオシマヒロユキ+猪原大介)、「濁り天窓」(騎崎サブゼロ)、「Sweet Lover」(渡瀬ひろこ)、「アーム・ジョー」(月下冴喜)、「春子・脱出」(中前英彦)
「緑の髪のアミー」を描いてます。今年の3月号以来2回目、でいいのかな。例によってフルカラー4ページ、最後は緑の髪がピンク色になってます。すげえうれしそう。
が人魚さんのおはなし なぜ日本育英会を廃止するのか、いくら考えてもさっぱりわかりません。特殊法人改革の目的は数合わせではなく、無駄なことなしないことと民間にできることはまかせることだと思うのですが、育英会の奨学金制度は無駄だということなのか、あるいはどこかの巨大あしながおじさんが肩代わりしてくれるとでもいうのでしょうか。
だいたいおれはまだ育英会に36万借りがあるのだ。そのうち知らない団体から、あの借金はおれが引き継いだから返せとか言われるんだろうか。育英会に借りたものは育英会に返させてくれ。
「(被)警察24時」 に新キャラ登場。藤蜂子という人を食った名前の彼女は、一見するとかっこいい女刑事なのだけど、その内実はとしごろとしこがそのまんま成長したみたいな人なのでした。素晴らしい。
ここんところどんどん作者の地が出てきていると思います。たいへん素晴らしい。
連載2回目「WE ARE THE 惨歌」 はなにやらこれまで読んだのと少し違う感じが。繰り出すギャグが大技混じりになったというか、前は見開き2ページ使ってこんなことしてなかったような気がします。このまま加速していけばおもしろいことになるかも。
「イヌっネコっジャンプ!」 は前回に続いて回想編大サービス。あっという間に謎がすべて解けてしまったよ、なんということだ。そして柱には「もうすぐクライマックス」の文字が。もしかしてこのまんが、今まで思ってたのとは全く違うタイプのまんがとして完結するのかもしれません。さあ着地点はどこだ、オズは跳ぶのか。
最終回:「メタルウインド」(吉永裕介)
読切:「Pay Off」(むとうひろし+きうちかずひろ)
「アガルタ」 がひっさしぶりに連載再開。たいへんうれしいのはいいが、そうでなくてもややこしいまんがなのに、こんなに間が開いてしまうとその前がどうなってたのかさっぱりわからん。RAELってこんなに饒舌だったっけ。一度リハビリが必要だなこれは。
4回目にしてようやく物語の行き先が見えてきた気のする「STREGA!」 。ひるがのという不思議な名前の不思議な女性が、物語のキーになっていくようです。回転寿司大食らい譚「BHW」 は一番食いそうもない人が目標達成。100皿も食ったら胃袋が避けそうな気もするです。ご飯だけで何合あるんだ。
最終シスター四方木田番外編の「アップル・ツリー」 はひょいと描いてみせたという感じのSF掌編。遠い遠いクリスマスの話。だからこの人には油断がならんのだ。
「吼えろペン」 が大変自虐的なねたを。そうかそんなに燃えるVは納得行かなかったのか、むう。じゃあ炎のニンジャマンはとか言うと傷口に塩なのかな。でも気にするこたあないと思うのです、「失敗したら次のを描け」はほかならぬ作者本人の至言なのだから。
「ロケハン」 はずるずると最終回。ここまで堂々とやられるといささか煙にまかれた心持ちで、なんだこのまんがはと怒っていいやらよくわからなくなりました。単行本買って読んでみるようだなあ。3号連続の第1回「ジャジャ」 はバイクまんがとラブコメを両立していてあいかわらず楽しい。「獣世紀ギルステイン」 は大変過酷な展開なのだけど、読んでいてどこか不快感を感じるのは、登場人物たちの殺されるその描かれ方に軽さを感じてしまうからなのでしょう。物語の都合でこんなふうに人が死ぬのは、たぶんおれは好きではないのです。
読切「本屋の奥の」 は不思議な古本屋のおはなし。作者はくしの乱から改名とのことで、クリムゾンやホラー系雑誌に描いてた人みたいです。同人作家のハラオユミオとは関係なさそう。絵も全然ちがうし。
連載再開:「Wake up!」(松浦聡彦)
シリーズ連載:「ジャジャ」(えのあきら)
最終回:「ロケハン」(陽気婢)
読切:「GSホームズ 極楽大作戦!!」(椎名高志)、「本屋の奥の」(原尾有美子)
いつもはこの時期年賀状そろそろ書かねばとか思い始めるのだけど、今年はぜんぜん焦りがない。なぜならほかのことでお尻に火がついててそれどころじゃないからです。3連休が命綱かなこりゃ。
「π」。数学者を志す少年の物語…ではなくて、主人公がおっぱい星人(そのまんまやんけ)なまんがです。近ごろのはやりなんだろうか、おっぱい星人。
370ページもある分厚い増刊だけに読むところはたくさんあるのですが、「Baby Skin Pink」 が存外おもしろい。上手いなこの人。どうやら連載化したらしい「鉛筆とナイフ」 はたいへん真摯なまんがでいい、でも次あたりがらりと変えた感じで読んでみたい気がふとします。まじめな顔をしなくてもまじめなことは言えるはず。
「気になるヨメさん」「まいったカッパは見てわかる」「スウィート・ラブ・ストーリーズ」 といった個人的定番は健在。「SPARKY★」 も実は定番だったりします。1ページなのがちともったいない、1年で3ページはさすがに少ないよ。
「魔法使いとその弟子」というテーマの本のようです。
藤ノ木いらかの「パーマネント・ビュー」は明晰な少年(師匠)ととろい少年(弟子)のコンビ。念じることで魔法が発動するという設定世界で、とろい少年が自分の力に気づかぬまんま天候制御したりするおはなしです。淡々とした語り口はいつものとおり。
「シンバとバウラー」(百井葉月)は今は亡き大魔法使いの息子と弟子という組み合わせ。これはいちおう弟子のほうが師匠なのかな。無邪気に魔法を振り回す少年に苦労しどおしの気の毒なおじさんです。いつの世もこういう人は気苦労が絶えない。
ああでもこの本はやっぱり「仮免魔法使いメルル」(衣羅ハルキ)につきる。本編ラストで大笑いして、おまけまんがでそれ以上に大笑い。なんだかこの人のギャグがどんどんおもしろくなってる気がするのは、おれが洗脳されてるのか。いやちがうそんなことはない、このまんがやっぱりおかしいです。とても。
ちょっぴり加賀美ふみをっぽくもあるかわいらしい絵柄のまんが。ただショタものだったのは個人的には痛かった。そっちのほうの読者属性は備えていないのです。
「every day」は同時多発テロの日、日本に暮らす一人の少女のまんが。くぎづけにされたテレビの前。夜が明けると変わらぬ街並み。ゲーセンでやったシューティングゲーム。とりとめもなくひたすらあふれる思考。食事をして落ち着いた心。おいしかったチョコサンデー…
日本中の人に読ませたい、とさえ思います。正確に言うならば、あの日精神を大きく揺さぶられた人たちみんなに、このまんがを読んでほしい。みんなに伝わるようなまんがじゃないのかもしれません。でも、たぶん、いくらかは、きっと。
「pico pico picture note 4」のほうは「日頃の日常の普段描いてる絵」を集めた本とのこと。ここにもしかし、あの日から続く出来事が色濃く影を落しています。モチーフとしてしばしば現れる、怖い顔の男。武器を振り上げる人影。流れる血。いつものように目をつぶりほほえむ少女もいるけれど。
街でくいだおれ人形そっくりの人を見かける。顔だけ。別に太鼓は持ってませんでした。
ソフマップで「HOSHIGAMI」を予約する。どういうゲームかまるで知りもせず予約するのはいかがかと思うが、この際しょうがない。いざとなったらたかみち本とたかみちテレカとたかみちポスターを4800円で買ったと思えばいいのだ。いざとなったら。
夕食を買おうと寄ったスーパーで「あんぽ柿」なる買い物を見つけてショックを受ける。さっぱりわからなかった同人誌のタイトルの意味がこれで解けたけど、甲州名物とは…世の中奥が深い。買って食ってみたらふつうの熟柿でした。
ジャケ買い。新井理恵は日本で最もジャケ買いに向かないまんが家の一人だと思うけど、やってしまったものはしょうがない。あきらめて読んでみました。
主人公のライバル少女が社長令嬢であるところの会社名「バブルカンパニー」は、普通にバブリーな会社という解釈もできるけど、秋の天皇賞馬バブルガムフェローの母馬名でもあります。たぶんこっちが正解でしょう。
47ページで円グラフになってる馬の毛色、鹿毛は茶色のごく一般的な馬の色。栗毛は鹿毛から赤を抜いた感じで、黄土色と茶色の間くらいの色です。黒鹿毛は鹿毛を黒っぽくした感じ。芦毛は作中触れられているとおり、年齢ととともに白くなります。生まれたときは鹿毛と区別がつかない馬もいるらしい。青鹿毛はほぼまっくろでわきの下や腹がわずかに茶色混じりで、青毛は完全にまっくろ。栃栗毛はチョコレート色と言われるけどあまりいないので正直よくわかりません。白毛はサラブレッドではほとんどいない。言葉ではわかりにくいだろうからこちらのサイトでも参考にしてください。
登場人物が着ているトレーナーなんかに書いてあるシルクアドバンスとかエプソムガイアーとかジョリーグリーンとかは案の定実在の馬名でした。どれも今年の3歳馬。おおかた作者が一口持ってる(た)んじゃないかと思います。
以上。
例によって読切もりだくさんの中、一番おもしろかったのは「My Sweet Mansion」 。依頼を受け屋敷を訪れた探偵。家主の妻に案内されて入った屋敷の中で見たのは、首だけの姿となった、変わり果てた夫の姿だった…のだが、変わり果てた夫は悪魔なので首だけで全然OK。結局、浮気に端を発した犬も喰わない夫婦げんかだったというオチで、出番なしのまま憤懣やるかたない表情で退場する探偵さんがおかしうございました。バカまんがだなこりゃ。
バカまんがといえば「ジゴロアタック」 もそうだし、「レンコン」 はもとよりそうだし。射精したら死ぬ世界でのヤクザの抗争では鉄砲玉は裸の女性。これはバカまんがでなければヤクザまんがで決してエロまんがではありません。
「3周した。」 はあいからわず好きな絵だけどタイトルの意味がわからん。作中でなにやら3周してるのかと思ったけど違った。「そばにいつも赤を。」 はわりとストレートに残酷な話でした。
最終回:「出張ボーイ いがりくん!」(ピロンタン)
読切:「ジゴロアタック」(吉田蛇作)、「レンコン」(道満晴明)、「籠目籠女」(三浦靖冬)、「My Sweet Mansion」(鹿島田しき)、「そばにいつも赤を。」(神寺千寿)
「ピュア・ロード」 の絵がわりと好みであることにいまごろ気づく。もう5回目じゃん。
「はりねずみアリエッタの冒険」 は何やらおはなしが怪しげな方向に。冒険ってそっちのほうに進むのか。ももえは夏のお嬢さん。今回ページ数が半分でその分「出張由美ちゃん」 というのが載ってるが、ふたつとも出だしが同じでしかも元ネタがわからん。この人のまんがの元ネタはほとんどいつもわからんのだが。
シリーズ連載化:「娘じゃないよッ!」(荒木京也)
最終回:「Berryエクスタシー」(大島永遠)、「Chim Chim Cherry」(拓人)、「幽体離脱▽妹」(まいとしろう)
読切:「BORDER LINE」(ものぐさうるふ)、「家庭訪問▽」(まだ子)、「まんがなぜなに教室リターンズ(改訂版)」(まぐろ帝國)