敗北

 

主をお喜ばせするあなたの欠点

過ち主は忘れてくださる

 

 

 

マリア・ヴァルトルタ/私に啓示された福音/8卷上P190/515・5

 

「では、異邦人たちは、あの異邦人たちも、天国に?」。

「全員ではありませんが、大勢が来るでしょう。わたしの弟子たちでも、全員が最後まで持ちこたえることはないでしょう。でも、腐った実が木から落ちることを心配するのは、止めましょう! わたしたちがすべきは、彼らが腐らないようにすることです。親切と、断固とした態度と、叱責と、許しと、忍耐と、愛を尽くすことによって。それでも、彼らが神と、彼らを救おうとする兄弟たちに『いやです』と言い、死であるサタンの腕に飛び込み、悔いることなく死のうとするならば、わたしたちは首を垂れ、その魂を救って神を喜ばせることができないという悲しみを、神にささげることにしましょう。すべての教師は、そのような敗北に出会うものです。それでも、役に立たないわけではありません。彼らは、霊魂の師としての驕りを恥じ、自分の使命への忠誠さを諮問します。敗北によって、霊魂たちの師としての意志をくじかれてはなりません。それどころか、将来のさらなる努力への意欲を掻き立てられなければなりません」。