HOMEWORKSTREATISESFILMOGRAPHYZAREGOTOabout myselfLINKS

■季刊康成読本■

<<BACK

鎌倉が舞台or登場する作品 ■鎌倉・川端康成を巡る旅

川端康成ゆかりの地を訪ねる・鎌倉

□■川端康成ゆかりの地■□

■旧川端康成邸■

昭和21年(1946)康成47歳の時、「鎌倉市長谷264番地」に転居、以後終生この地に住むこととなりました。
ちなみに康成は、鎌倉に昭和10年に移り住んでから、3回転居されたそうです。

★1回目:昭和10年(1935)36歳の時「鎌倉町浄明寺宅間ヶ谷」(林房雄氏の隣家だそうです)に転居
★2回目:昭和12年(1937)38歳の時「鎌倉市二階堂325」に転居

■DATA■
江ノ電由比ガ浜駅から徒歩10分
由比ガ浜大通りを、鎌倉駅方面から長谷観音方面に向い、消防署のある路地を入ると、甘縄神明社の手前、向って左側、長谷公会堂隣りに在ります。

 

■甘縄神明社■
(あまなわしんめいしゃ)

旧川端康成邸のすぐそばに在り、康成はよく散歩に訪れていたそうです。
和銅3年(710)創建、鎌倉最古の神社とされています。また北条時宗生誕の地とされ、時宗産湯の井戸が残されています。
■DATA■
□江ノ電由比ガ浜駅から徒歩10分
□境内自由
□駐車場なし

 

■報国寺■

昭和10年(1935)康成36歳の時、報国寺近くの鎌倉町浄明寺宅間ヶ谷(林房雄氏の隣家だったそうです)に転居し、度々報国寺を散歩されていたそうです。
建武元年(1334)足利家時が創建。竹庭の寺として若い人にも人気の高い寺。
■DATA■
□JR鎌倉駅よりバス乗車、バス停「浄明寺」より徒歩2分
□境内自由
□竹林拝観:200円
□竹林内の茶室、抹茶・お菓子付きで500円(拝観料込)
□拝観時間:10〜16時、9〜16時
□駐車場なし

 

■門前■

円覚寺の門前にある精進料理のお店だから「門前」。この名付け親はなんと川端康成だそうです。素直なネーミングが、なんだか「らしい」ですよね。看板の文字も康成の手によるものだそうです。
■DATA■
□JR北鎌倉駅から徒歩3分
□住所:山ノ内407
□電話:0467−25−1121
□営業時間:11〜19:30
□年中無休

 

■イワタコーヒー店■

創業昭和23年という歴史ある喫茶店には、川端康成をはじめ多くの鎌倉文士が訪れたそうです。
■DATA■
□JR鎌倉駅東口から徒歩すぐ
□営業時間:9〜19時
□定休日:火曜
□駐車場なし
□電話:0467−22−2689

 

■つるや■

創業昭和4年、老舗のうなぎ屋。川端康成をはじめ、多くの文士や映画スターが贔屓にしていたそうです。
■DATA■
□江ノ電和田塚駅より徒歩1分
□営業時間:11時30分〜19時30分
□定休日:火曜
□駐車場:2台
□電話:0467−22−0727

□■文学関連の施設■□

■鎌倉文学館■

明治時代、元加賀藩主前田公爵の別邸として建てられた、鎌倉市洋風保存建築物第一号にも指定されている洋館。昭和60年より鎌倉文学館として公開されています。川端康成をはじめ、鎌倉にゆかりのある文学者の自筆原稿や初版本、遺品などが展示されている常設展示の他、企画展も精力的に行われています。
■DATA■
□江ノ電由比ガ浜駅から徒歩7分
または、JR鎌倉駅より藤沢、大仏方面行きバスに乗り、バス停「海岸通り」下車、徒歩3分
□駐車場なし
□開館時間:10〜2月は9〜16時30分
        3〜9月は9〜17時
□休館日:月曜日(祝日の場合は翌日)
□入館:200円(企画展がある場合はその都度定める)
□電話:0467−23−3911
□住所:鎌倉市長谷1−5−3

 

□■作品に登場する場所■□

■円覚寺・仏日庵■
(えんがくじ・ぶつにちあん)

円覚寺は元冠の戦死者を慰霊する為、弘安5年(1282)北条時宗によって創建されました。その時宗が弘安7年(1284)に没した際、廟所として建てられた塔頭が仏日庵です。その仏日庵にある茶室「烟足軒(えんそくけん)」が川端康成の『千羽鶴』の舞台となった茶室にあたります。時宗公の命日4月4日にちなんで、4月4日と10月4日には茶会が開かれているそうです。
■DATA■
<円覚寺>
□JR北鎌倉駅から徒歩1分
□拝観料:200円
□拝観時間:8〜17時(冬季は〜16時)
□有料駐車場(1時間500円、20台分)
□電話:0467−22−0478

<仏日庵>
□拝観のみ:100円
□抹茶とお菓子(拝観料込):500円

 

■円覚寺・三門■

『千羽鶴』に登場。
天明3年(1783)に大用国師誠拙和尚により再建。
■DATA■
<円覚寺>
□JR北鎌倉駅から徒歩1分
□拝観料:200円
□拝観時間:8〜17時(冬季は〜16時)
□有料駐車場(1時間500円、20台分)
□電話:0467−22−0478

 

妙本寺

『再婚者』に「海棠寺」として登場。主人公の「私」とその妻「時子」は山門のところの茶店で、柏餅を食べています(実際にそういう茶店があるのかはわかりませんが)。ちなみに海棠の季節は4月〜5月にかけてだそうです。
文応元年(1260)比企一族慰霊のため、比企大学三郎能本によって創建。門をくぐって正面に位置する祖師堂は、建長寺の仏殿と並ぶ鎌倉最大級の木造建築となっています。
■DATA■
□JR鎌倉駅東口より徒歩9分
□境内自由
□駐車場7台分
□電話:0467−22−0777

 

■鶴岡八幡宮■

『岩に菊』、『過去』、『十二舞姫』などに登場します。
治承4年(1180)源頼朝によって創建、以後源氏の守護神として崇拝されるようになります。当初は鶴岡八幡新宮若宮(現・若宮)のみであったが、神仏混淆の八幡宮寺として本格的な伽藍配置が整えられていきます。しかし慶応4年(1868)の神仏分離令によって仏教関係の建造物は取り壊され、現在の形に至ります。
■DATA■
□JR鎌倉駅東口より徒歩12分
□境内自由
□有料駐車場45台分(1時間400円)
□電話:0467−22−0315

<<BACK

HOMEWORKSTREATISESFILMOGRAPHYZAREGOTOabout myselfLINKS