そもそもこのイベントに来る発端となった、「2足で歩くザクのラジコン」を展示するバンダイブース。
わたしにとっては「ガンダムのバンダイ」という印象でしたが、全体の割合からすると実は10分の1いくかどうかという感じ。
ほんとうならここで画像を交えて話を進めたいところですが、
多くの展示が撮影禁止となっていました。 ラジコンザク(TECHROID MS-06F)
当然のように(?)撮影禁止です。 それはさておき、今回の展示を見て思ったのは、バンダイの担当の方々は、 「MSのカメラ越しに撃ち合いがしたかった」
んだなぁ、ということでした。おそらく、その目的はそれなりにたっせられるんだと思いますが、 残念ながら「最低限満たす」という程度です。 なお、現在の開発試作は Ver. 4.0 だそうで、次のような開発経過経てきたとのことです。
歩くのはどうだ?
今回「調整中」とかで実際に歩くところを見られなかったのが残念。 「よちよち」 あるいは 「ちょこちょこ」
という印象が否めませんでした。今回内部構成図のようなものを見ることが出来たのですが、姿勢を感知あるいは制御している部分が見当たりません。 どうやら 「機構として転ばないように足を動かしているだけ」
のようです。
上半身は………次に、上半身ですが……… 基本的に 「ザクマシンガンでBB弾を撃てる」
だけです。
多少腰を左右に振ることが出来ますが、それもザクマシンガンのねらいを定めるためと言った程度。
腕は動きません。ザクマシンガンは「常にあの位置」です。 頭部とコントローラーは………
頭部には、でっかいカメラがついています。頭にぎりぎり納まっている感じ。
ここも当然「動かない(操作できない)」のですが、コントローラーの液晶に表示される画像は、なかなかに鮮明でした。 カメラの画像が表示されるだけなので、おそらくザクマシンガンの照準には使用できない(画像の中心が着弾点ではない)と思いますが、 ザクがどこ見ているのかは十分に認識できます。 ミニ電動MS「MICRO BOTS」とかいうシリーズで売り出すらしい「逸品」。 これも撮影できなかったのが残念です。 全高約 80mm ながら、「擬似2足歩行」で歩き回ると言うなかなか愉快なやつ。 展示されていたのはザクとガンダムの2種で、ラジコンザクよりも動きが軽快な分、 より「動き」が強調された感じでした。
ここでのポイントは、「2足歩行」が「擬似」であること。 かなり「え〜!」とも感じましたが、 「多少(?)足が大きくなってもいいから、軽快に歩く」 ことを実現させた発想はなかなかのものです。 また、この「BICRO BOTS」シリーズは足はでっかいものの、 脚部はさほど極太になっていません。 機構はよく分からなかったのですが、 80mm 程度のザクの脚部に、股間、膝、足首を駆動させる仕組みを組み込むのは、 かなり工夫していると思われます。 MS in Action
現在企画中らしいものがいくつか参考出品されていました。
デカ電動MSこっからはやっと撮影禁止が解け、画像付きです。
下の2つの画像、ぱっと見はただのPGガンダムとPGザクのようでしたが、さにあらず。 動作とともに効果音を鳴らすなどの仕掛けも組み込まれていますが、PGシリーズの大きさはいささか大きすぎる感じでした。
超巨大ザク(SUPER SCALE HYBRID MODEL)
30分の1発泡スチロールザク再びと言ったところでしょうか?
発売時には彩色済みとのことですが、展示品は無塗装でスタイロフォーム製でした。
発売は 2001 年 8 月 26 日とのことですが、展示品を見た限りまだまだと言った感じです。 別に展示されていた動力パイプや手首のように、今後作りこまれていくと思いますが、 12分の1がただ大きいだけになら内容にすることが必要でしょう。 少なくとも、20万で売り出すなら。 # 「BANDAI が送る 21 世紀型新基準」っていわれてもなぁ # シリーズ化するには日本の住宅事情の改善がないと……… その他
ちょっとデザインが気に入ったバンダイのデジカメ。 # 分かりずらいが、何気に右利き左利きがあったりする |