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「東京おもちゃショー」へ行ってきた日

「バンダイ」編

期日:2001年03月24日(土曜日)

Last Update 2001/03/25

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そもそもこのイベントに来る発端となった、「2足で歩くザクのラジコン」を展示するバンダイブース。 わたしにとっては「ガンダムのバンダイ」という印象でしたが、全体の割合からすると実は10分の1いくかどうかという感じ。
# ブースの上に浮かんでいるのは「アフロ犬」だし

「アフロ犬」が顔をのぞかせるバンダイブース

ほんとうならここで画像を交えて話を進めたいところですが、 多くの展示が撮影禁止となっていました。
文章のみとなっている項目が多いのですが、ご容赦を。
# さて、文章だけでうまく内容を伝えられるだろうか?

ラジコンザク(TECHROID MS-06F)

当然のように(?)撮影禁止です。
近くにスタッフの方が張りついているのもあって、撮影不能。

それはさておき、今回の展示を見て思ったのは、バンダイの担当の方々は、

「MSのカメラ越しに撃ち合いがしたかった」
んだなぁ、ということでした。
おそらく、その目的はそれなりにたっせられるんだと思いますが、 残念ながら「最低限満たす」という程度です。

なお、現在の開発試作は Ver. 4.0 だそうで、次のような開発経過経てきたとのことです。

1998Ver. 1初期歩行テスト用試作
1999Ver. 2第2弾歩行テスト用試作
2000Ver. 2.5おもちゃショー出品
2000Ver. 3.0量産化原型試作
2001Ver. 4.0実用量産歩行メカ試作

歩くのはどうだ?

今回「調整中」とかで実際に歩くところを見られなかったのが残念。
会場のモニターで歩いているデモ映像が流されていたので、それを見てきましたが、

「よちよち」 あるいは 「ちょこちょこ」
という印象が否めませんでした。
今回内部構成図のようなものを見ることが出来たのですが、姿勢を感知あるいは制御している部分が見当たりません。 どうやら
「機構として転ばないように足を動かしているだけ」
のようです。

上半身は………

次に、上半身ですが……… 基本的に

「ザクマシンガンでBB弾を撃てる」
だけです。 多少腰を左右に振ることが出来ますが、それもザクマシンガンのねらいを定めるためと言った程度。

腕は動きません。ザクマシンガンは「常にあの位置」です。
実は、ザクマシンガンの発射機構が腰にあり、ザクマシンガンは腰に固定されています。 手や腕はそれらしくついているだけで、武器の持ち替えすら出来ません。

頭部とコントローラーは………

頭部には、でっかいカメラがついています。頭にぎりぎり納まっている感じ。 ここも当然「動かない(操作できない)」のですが、コントローラーの液晶に表示される画像は、なかなかに鮮明でした。
# 大きさは手のひらより2回り小さいぐらいでそれほど大きくありませが、
# 上半身が映った状態で、自分の顔がちゃんと認識できました。

カメラの画像が表示されるだけなので、おそらくザクマシンガンの照準には使用できない(画像の中心が着弾点ではない)と思いますが、 ザクがどこ見ているのかは十分に認識できます。

ミニ電動MS

「MICRO BOTS」とかいうシリーズで売り出すらしい「逸品」。 これも撮影できなかったのが残念です。

全高約 80mm ながら、「擬似2足歩行」で歩き回ると言うなかなか愉快なやつ。 展示されていたのはザクとガンダムの2種で、ラジコンザクよりも動きが軽快な分、 より「動き」が強調された感じでした。

ここでのポイントは、「2足歩行」「擬似」であること。
軽快な動きで最初気がつかないのですが、「足がでかい」のです。 1歩踏み出しても、その重心が足の裏から外に出ないぐらい。

かなり「え〜!」とも感じましたが、 「多少(?)足が大きくなってもいいから、軽快に歩く」 ことを実現させた発想はなかなかのものです。

また、この「BICRO BOTS」シリーズは足はでっかいものの、 脚部はさほど極太になっていません。 機構はよく分からなかったのですが、 80mm 程度のザクの脚部に、股間、膝、足首を駆動させる仕組みを組み込むのは、 かなり工夫していると思われます。

MS in Action

現在企画中らしいものがいくつか参考出品されていました。
巨大なものが多く、これも画像を用意できなくて残念です。

ガンダム
夏ごろ発売予定のようで、予価 1,500 円とのこと。
武装は一通りちゃんと(ハイパーハンマーからジャベリンまで)そろっており、 スタイルもなかなかでした。

サイコガンダム
でっかいです。
そばにあったビグザムに負けないボリュームは、PGガンダムなみです。
各関節部とシールドが2分割されること以上、可動部分を十分確認することは出来ませんでしたが、 さすがに変形はむりかなぁ?
# 現状、胸〜腹の部分は、変形するようには作られていませんでした。

参考出品扱いで、価格や発売時期なども分かりませんでした。

ガンダム GP-03
当然のように「オーキス」付き!
「ステイメン」の大きさは、ガンダムと同じ。 「オーキス」はと言うとビーム砲も含めて 50 〜 60 cm と言うところ。 これをとめるには、前述のサイコガンダムをぶつける以外無理っぽい感じです。

これも可動部分の不明なところがいくつかありましたが、少なくともコンテナ外部ハッチの開閉、クローの可動は間違いないようです。
# 三角形のコンテナ内部ハッチは、よく分かりませんでした。

これも、参考出品扱いで、価格や発売時期なども分かりませんでした。

Gアーマー
正確には「GUNDAM FIX in FIGURE」扱いですが、でるようです。
秋頃発売予定だそうです。

デカ電動MS

こっからはやっと撮影禁止が解け、画像付きです。

下の2つの画像、ぱっと見はただのPGガンダムとPGザクのようでしたが、さにあらず。
「MegaHouse Interactive Action Figure」とかいうシリーズのようで、アクションフィギュアの一種のようなのですが、 電動で駆動し、ガンダムならビームサーベルを、ザクならヒートホークで切りかかる動作を再現すると言うものです。

動作とともに効果音を鳴らすなどの仕掛けも組み込まれていますが、PGシリーズの大きさはいささか大きすぎる感じでした。

超巨大ザク(SUPER SCALE HYBRID MODEL)

30分の1発泡スチロールザク再びと言ったところでしょうか?
今度は12分の1という「等身大」ザクを売り出すようです。

発売時には彩色済みとのことですが、展示品は無塗装でスタイロフォーム製でした。
大きさに見合う強度を得るため、さまざまな素材を使用する予定とのことですが……… 耐震設備を用意しないと、子供が下敷きになったら怪我をしそうです。

発売は 2001 年 8 月 26 日とのことですが、展示品を見た限りまだまだと言った感じです。
うえの画像はなんとか巨大感を出せないかと苦心した末のものですが、 ちょっと気を抜くと、下の画像のように普通のプラモデルと大して変わらないフォルムです。

別に展示されていた動力パイプや手首のように、今後作りこまれていくと思いますが、 12分の1がただ大きいだけになら内容にすることが必要でしょう。 少なくとも、20万で売り出すなら。

# 「BANDAI が送る 21 世紀型新基準」っていわれてもなぁ
# シリーズ化するには日本の住宅事情の改善がないと………

その他

ちょっとデザインが気に入ったバンダイのデジカメ。
スペックはたいしたことないけど、1万そこそこ。 そのうちポケットに一つはデジカメが入っているようなことになるんでしょうなぁ。

# 分かりずらいが、何気に右利き左利きがあったりする


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