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2007/07/04 社会人英語講座で『m-Boxed』が活躍
映画を使った英会話・英語学習 シリーズ5




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名作映画を使った驚きの教材が誕生

 マイク・キャネバリー先生が講師を務め、前橋市で開催されている英語講座で、昨年5月からm-Boxedミント名作映画劇場・映画まるごとデータベース が利用されている。 教材として注目されながらも使いにくくて敬遠されていた映画だが、「動画辞典・動画コーパス」「日英同時字幕鑑賞」「キャストスピーキング」「ト書き字幕」などの機能が開発されたことで、講師が主体性をもって授業カリキュラムを作り上げることが可能になった。
 授業は週1回、90分、受講生は9人(平均年齢60歳余)である。全員が社会人になってから10〜20年間、継続的に英語を勉強している“ベテラン受講生”だ。元英語教師や、塾講師など、専門家も多数含まれている。 
 題材は「オズの魔法使い」「カサブランカ」に続き、3作目の「ローマの休日」である。1本の映画を約6カ月かけて学ぶ。
  • 最初の3ヶ月は「セリフ字幕」を使った英会話、次の3ヶ月は「ト書き字幕」による英語表現
  • 1本を10章に分け、「Today's Chapter」(約10分)として鑑賞
  • 会話の部分をピックアップ。文法や意味の理解、および発話を学習
  • 登場人物の動きや感情、場面の状況を説明した英語ト書きについて学び、最終的には生徒自らがシーンを説明
  • 動画辞典を使い、動詞や熟語の用例を学習
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動画だと表情を見ることができるので、理解しやすいし、記憶にも残る

 今まで複数の講師のもとで学んできた、英語通ともいえる受講者の数人に、授業に対する感想をうかがった。

  • Nさん <女性・社会人での受講歴20年・予備校の英語講師>
    •  映画を使うことで、参考書テキストからは得られない情報に触れることができます。たとえば、和英辞典では難しい単語が表記されている表現でも、実際の会話では簡単な単語をつなげた熟語で話す場合が多いですね。「日本人ならこう英訳するだろう」という会話でも、ネイティブは単語のもつ根元的な意味を理解して言葉を組み立てるので、自分とは異なった表現になります。その違いが理解できて興味深いです。
    •  また、英語には「笑う」という動詞1つとっても、「laugh」「smile」「grin」「chuckle」などがあります。動画だと表情を見ることができるので、ニュアンスの違いが理解しやすいし、記憶にも残りますね。
    • ト書きのシーン
    •  英語に対する視野が広がり、予備校での生徒指導の参考になっています。
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  • Kさん <女性・社会人での受講歴10年以上>
    •  リスニング力を身につけたいので、「日英同時字幕」が参考になっています。耳からの情報と英文と和訳の文字情報をすり合わせることで、確実に理解しながら聴き取れます。良いトレーニングになりますね。 
    • 会話のシーン
    •  日常会話のなかで、使用頻度が高く、慣用されている表現を知ることができる点も面白いです。
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  • Nさん <女性・社会人での受講歴20年以上>
    •  国際交流活動や旅行において、英語を活かしたいと考えています。ですから映画を使ってのレッスンでは、コミュニケーション力の向上を期待しています。
    •  通常、英語テキストでは、一文の例題で文法を解説しています。しかしミント名作映画劇場は、多数の例題を提示してくれます。また、ストーリーのなかで前後の関係性を含めて意味をひもとくので、実際に使用するシチュエーションが想像できるし、覚えやすいと感じています。実践に役立てられる知識ですね。
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  • Sさん <女性・社会人での受講歴20年>
    •  動画辞典による実用例の連続再生が参考になっています。たとえば「would be」「could be」「might be」が意味する微妙なニュアンスの違いや、使われるシチュエーションの違いは、私にとっては複雑で混同する場合が多々ありました。しかし、多くの例文を比較することで、ようやく知識を整理できました。
    •  マイク先生の映画を下敷きにした文化的・社会的背景の説明も面白く、好奇心をもって授業に臨めるようになったと思います。
    •  「キャストスピーキング」による発話練習は、まだまだ思うようにはなりません。しかし俳優の後を追って話すので、イントネーションや発音が少しずつ良くなっていると感じています。
    • 発話練習用のシーン

その他
  • マイク先生の授業に対する姿勢が積極的になった。
  • ト書きがシンプルな英語で興味深い。
  • 名作だからストーリーが良い。安心できる。
  • 優しい単語を使っても、微妙なニュアンスまで伝わることを知った。
  • 少しずつヒアリングに慣れてきた。
  • これから学ぶ若い人は、こんなツールがあってうらやましい。
などの声も寄せられた。
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仮想体験がもたらす 良質な学習環境

 より実践的で、会話のバックグランドや、単語が内包する多様性まで学ぶことができる点が高い評価を受けている。ITによるバーチャルな映画世界での仮想体験が、良質な学習環境をもたらしていることを実感した。



written by 畑戸書房 山川浩一
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