Vol.001

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「画家への道」ページにジャンプこのページはNo.181〜190 を掲載しています

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No.190  「マイリンゲンの町並み」  '17. 11. 1 up 価格  10.000 円 (額縁付き送料込み)

           (38 x 46 cm)クレヨン
この時期になると関東地方の身近な山々にも初冠雪の報が頻繁に届きます。

私の最近読んだ小説に若い恋人同士の気持ちの移ろいが面白く表現されていて感心したことがありました。

生まれも育ちも郊外ではあるけれど東京の彼と北海道生まれの彼女とのやり取りです。彼は夜中なのに彼女の所に行って雪合戦しようよ・・、しかし彼女は彼の気持ちを理解できません。

豪雪地帯ではない長野出身の私ですが幾つになっても雪が降ると何となく気持ちがソワソワしてしまいます。


アルプスに囲まれたスイスのここマイリンゲンの小さな町も周囲の険しい山々には春遅くまで雪を頂いた景色は日常的な風景でしょう。

しかし、昨年のスイスは近年まれに見る小雪の年であったようです。この街もご多分に漏れず3月にはもう庭で芝刈り機を動かしている家庭もあるほど暖かいのです。

絵には見えませんがこの穏やかな街の右斜面にあるケーブルに乗るとたちまち視界が開けて高い峰々の麓の高原に到着します。

恐らくそのあたりでも冬にはスキーも可能でしょう。ここから更に二本のケーブルを乗り継ぐとアルプスの峰々に手の届きそうなところまで来てしまうのです。

この静かな街の上空を今日もスイス空軍のジェット戦闘機が轟音と共に低空飛行して飛び去って行きます。

次回の更新は 12月 1日となります


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No.189  「Wat Phaitan 寺院」  '17. 10. 1 up 価格  10.000 円 (額縁付き送料込み)

           (38 x 46 cm)クレヨン
もう昨年のことになりますが11月にタイ国バンコックに写生旅行に行きました。

国民から絶対的な敬愛を受けていたプミポン国王がご逝去され熱心な仏教国、タイ国民の皆さんの深い悲しみの中でのことでした。

私にとって、日本人の気持ちの淡白さと比較するにもう既に一か月も前のことなのにタイ国民の弔意の持続と言うのでしょうか圧倒され続けた思いでした。

まあ、わたし自身においても身近な人と死別した想いの深さはそう変わりませんがむしろ早くに平静を装うことが自分にとっても確かな道しるべとする向きがありました。それに比べると一概に民族性の違い・・と一言では言い切れないものを感じさせました。


バンコック、スワンナプーム国際空港に降り立って街の中心部を通る電車に乗りました。慣れない土地でしたが電車は高架橋の上を走るので思い描いていた頭の中の地図にトレースすることが容易でした。

毎日、どの電車に乗ってもドアーの上の案内モニターには国王の生前の様子のビデオが延々と映し出されていて用を足しません。停車する都度、駅ホームの看板の下にある小さな英文字にくぎ付けで駅名を確認します。恐らく日本に来た外国人もきっとそうやって日本を旅しているんでしょう。

とある郊外にあるワット・ファイタン寺院を写生してきました。つまり郊外の寺院は比較的穏やかでこの寺院そのものも葬儀には直接関係ない為、静かに写生することができるのです。

何処の寺院も・・例えば葛飾柴又の帝釈天のようにそこまでの参道は飲み食いのお店が並んで賑わっています。タイでも全く同じですが日本と違うのはお店の衛生状態がどうも?と感じるのです。

抵抗力の弱い私が調子に乗りすぎて反省することもありましたが似た民族の違った文化に触れ良い思い出になりました。

次回の更新は 11月 1日となります


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No.188  「霧ケ峰ビーナスライン」  '17. 9. 1 up 価格  10.000 円 (額縁付き送料込み)

           (38 x 46 cm)クレヨン
私のような生活をしていても結構二ヶ月くらい前からいろいろな予定が入り込んできます。ですから今年も六月頃から八月の予定を入れ込まないように算段してきました。

流石に丸々一ヵ月の空きを作ると言うことはなかなか難しいことです。しかし何とか遣り繰りして三週間の夏休みを作ることに成功しました。

蒸し暑かったり、殺人的な熱砂地獄の東京に居て多くのことをしようとしても所詮、冷房を効かせて部屋に閉じこもることになってしまうのです。

そこで昨年から思い切って高原で過ごし、午前中は体を動かしたスポーツ・・、そして午後は涼しい木陰で本を読んだり写生をしたりと積極的な生活を心がけました。

ところが今年は残念なことに天候が不順、すっきりと晴れ渡ったのは台風一過の一日のみと言う残念な天候で風景画はこの一点しか描くことができませんでした。

ビーナスラインは白樺湖ー霧ケ峰ー美ヶ原の標高1600m〜2000mの高原を走り抜ける山岳観光道路です。

そのほとんどは名前のごとくビーナスの彫像を連想させるようななだらかな起伏を走りますがこの場所だけつづら折りの箇所があるのです。

この付近だけの標高差は300m近くあり、私も毎日の自転車での体力つくりには格好の場所として汗水たらして昇り降りしたところです。

絵には入りませんが高原の左下には茅野市街、正面には諏訪市街、そして遠くには伊那谷・・そしてそびえる木曽駒ケ岳の山塊がパノラマのように見えるのです。

次回の更新は 10月 1日となります


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No.187  「安曇野風景」  '17. 8. 1 up 価格  10.000 円 (額縁付き送料込み)

           (38 x 46 cm)クレヨン
私の郷里は長野県です。でもよその出身の方からこの県内のあちこちを聞かれても実は私は知らないことがいっぱいあるんです。むしろよその方に教わることが多いのです。

長野県はご存知のように北は新潟県に、南は静岡や愛知県と接します。ですから同じ県内でも北と南では全く趣を異にするのです。

ほぼ中部に位置する私の故郷、諏訪からしてみれば北部や南部の事情はよその県の事情ぐらいにしか知らないのが実情です。

こうして夏に乗鞍岳の雪渓にスキーに出かける事情と言うのもその可能性を知ったのは私が東京に出てきて幾年もしてからのことでした。

勤めていたころには休日を利用してサマースキーとして乗鞍岳に通いましたがこうして、時間に余裕が取れるようになるとその往きかえりに付近を散策して来ることが多くなりました。

国道158号(松本ー乗鞍・上高地線)、の途中に波多村という部落があります。ここで交わる県道25号は正しく長野県内の北アルプスから中央アルプスの麓を巡る生活道路なのです。

そして其の俗名もサラダ街道であったりスケッチの道・・などと名前を変えて親しまれているのです。

波多村からわずか15kmほど北に向けて走るともうそこは豪雪地帯大町市の手前、常念岳が街道を行き来する人々を優しく見下ろします。やっと田植えが終わった田んぼには稲の苗が行儀良く並んでいます。

そして残雪をいただく北アルプスの峰もそこに夏の姿を映し込むのです。

次回の更新は  9月 1日となります


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No.186  「川口自然公園」  '17. 7. 1 up 価格  10.000 円 (額縁付き送料込み)

           (38 x 46 cm)クレヨン
川口自然公園は我が家にほど近い川口市郊外(武蔵野線沿い)に位置した場所にあります。

江戸時代、1728年に新田開発のために農業用灌漑として計画され埼玉県行田市の利根川から取水され川口市までの距離は50kmにも及びます。

ここは東京の葛西用水、愛知県の明治用水と並んで見沼代用水路は日本の三大農業用水のひとつ、と言われてきました。

近年、農業人口の減少と都市化によりその必要性が少なくなりこの見沼用水路沿いにはこの付近だけでもその水利を利用した公園が数多く広がります。

そしてこの水路はその昔から人々の暮らしの潤いの場としても愛され守られてきて桜の並木の土手は健康造りにヘルシーロードとして親しまれています。

私も我が家から至近のこのヘルシーロードは自転車の走行にも安全でちょいちょい利用している次第です。

そして自分の体調にあわせたペースで今日は30km、50km・・或いは利根川まで往復100kmと体力つくりに大変重宝しています。

その帰路には大概にしてこの川口自然公園で休憩をとって汗の止まるのを待つことが多いのです。ここは野鳥にとって安楽の地、そして釣り人の憩いの地になっているのです。

今日は梅雨の合間に珍しく爽やかな晴れ間となりました。釣り人に交じって私も静かに写生を満喫しました。

次回の更新は  8月 1日となります


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No.185  「マイリンゲンの村ハズレ」  '17. 6. 1 up 価格  10.000 円 (額縁付き送料込み)

           (24 x 33 cm)クレヨン
スイス・マイリンゲン駅からインターラーゲンと反対方向に線路端を歩くとこの峡谷の町は大根の尻のように急激にすぼまってきます。

電車は牧場を抜けてアーレ川沿いを4駅ほど登ると終点駅のインナートキルフェンとなるのです。左の白い山々はスキー場のあるハスリングから続くメーレンホルン、ディヒターホルン・・。

遥か彼方はサンモリッツの方面、そして右の崖側を越え20kmほどにはアイガー北壁、その先5km程にユングフラウ、などの白い峰々が連なるのです。


この写生地はついこの間ご紹介したマイリンゲン教会の右奥の村ハズレからになるのです。線路わきにある官舎の道をとぼとぼと進むと大きなオバサンがこの先は行き止まりですよ・・と教えてくれました。

私はニッコリ微笑んでスケッチブックを指さし、この先の風景を描くんだよとオペラ歌手のような大きな身振りで伝えるとオバサンも満面の笑みで「さあ、お行き・・」って。

しばらくのどかなスイスの風景を描いていると突然に驚きました、二機のジェット戦闘機が轟音とともに頭上を低空で飛来して去っていきました。

時々遭遇する小さな町のスイス軍基地の訓練飛行なのです。こんなのどかな風景の国でも自国の安全はしっかり守るんだ・・と言う意識がしっかりと根付いているのです。

そう言えば私の滞在しているシェルパホテルにも宿泊している若い兵隊さんとエレベーターで一緒になることが幾度もありました。

ちなみに徴兵制度は男子のみ、と言うのもなんか面白い、「・・女、子供はオレ達が守るよ・・」。

次回の更新は  7月 1日となります


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No.184  「安比高原スキー場」  '17. 5. 1 up 価格  10.000 円 (額縁付き送料込み)

           (24 x 33 cm)クレヨン
「私をスキーに連れてって」は1980年代に大ヒットした映画の題名でした。つまりその当時のスキー人口は相当なもので冬のスポーツとしては最高のものと言えました。

映画のロケ地は志賀高原だったと思いますがバブル前の高度経済成長真っ盛りにこの東北の安比スキー場は大規模な拡張オープンして大きな話題となりました。

私はまだサラリーマンとしてそれほどスキーに行ける身分ではありませんでした。しかし巷ではうさぎのマークにAPPIと記したワッペンを張った車が一種のステータスを感じさせるほどでした。

今でもスキー場の規模や設備も当時のままで運営をしています。全日本マスターズスキー大会は近年では今年と5〜6年前の二回実施され訪れています。

東京都選手はゲレンデに隣接する安比グランドホテルが指定されて私の部屋は5階のちょうどゲレンデを正面に見る絶好地でした。

ナイター設備のある眼下のゲレンデと前方に見える前森山山頂まで延びるゴンドラによって結ばれています。

丁度、その大会は前森山の正面ゲレンデコースをメインにして行われました。

私たち二連戦でしたが中日はお休みになっていました。部屋でゆっくりとワインを飲みながらスキー場の写生を楽しみました。

スキー場の絵を描くなんてまたとない機会に恵まれたわけでした。

次回の更新は  6月 1日となります


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No.183  「マイリンゲンの教会」  '17. 4. 1 up 価格  10.000 円 (額縁付き送料込み)

           (24 x 33 cm)クレヨン
'17 世界マスターズスキー大会がスイスのマイリンゲン・ハスリングで行われました。

以前には妻とともにこの近くのインターラーゲンからウ”ァンフォーテン、そして登山列車でユングフラウ・・と旅をした想い出の近くです。

このスキー大会は今までの飛行機はチューリッヒから乗継などでウイーンやフィレンツェ、そしてプラハなどで大変でしたが今回は乗継ぎ無しなので随分楽でした。

とは言え12時間の空の旅は疲れます。チューリッヒの標高は東京タワーくらい、マイリンゲンのそれはスカイツリーくらいです。しかし見上げる山々は何れも2〜3千m級の白銀の峰、迫力が違いました。

山に挟まれた僅か1kmほどの峡谷・・と言った小さな町のマイリンゲンです。建物は印象的なヨーロッパ的、そして象徴的な教会の建物が町を引き立てているようです。

チロル地方のような観光地ではありませんがよく設備の整ったスキー場は町からロープウェーを3本乗り継いでアルプスの峰まで運んでくれます。

私の泊まったホテルはマイリンゲン駅近くのアルペンシェルパホテル、ここから毎日ゴンドラ乗り場まで12〜3分を歩きますが何時もこの教会が見守ってくれています。

ホテルの隣は小学校です。写生をしていても可愛い小学生がはにかみながら近づいてきて「コンニチハ・・」とか「オハヨウ〜・・」なんて声をかけてくれます。

スキー大会のお休みの日、のどかなマイリンゲンの休日を楽しみました。

次回の更新は  5月 1日となります


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No.182  「河口湖風景」  '17. 3. 1 up 価格  10.000 円 (額縁付き送料込み)

           (24 x 33 cm)クレヨン
その年の夏、あらゆる方向から富士山を絵に描こうと意気込んで出かけました。

しかし意外とその雄姿を間近によく見ようとしてもなかなか写真で見るようなわけにはいかないことがわかりました。

関東地方の冬でしたら晴天率も良く連日遠景からでも眺めることができますがいざ、夏にその近くまで行っても中々姿を見せてくれるのは難しいようです。

河口湖は富士五湖のうちの一つ、標高は830m、水深は15m、周囲は19kmの細長い形です。流れ出る水路がないにもかかわらずこの年水位の低下がありました。

ここには二日間いましたが富士を望めたのはその二日目の朝方の小一時間のみ・・というケチンボぶりでした。そんな訳で富士山をあきらめて河口湖の対岸にやってきました。

八木崎公園というところから富士を背にして湖を見るとすぐ右には六角堂が浮いていて・・、と言いたいところですが水位が下がっていて地続きで絵になりません。

左前方には鵜の島という木々のこんもりと繁った島、その後ろには毛無山その奥には節刀ヶ岳、そして身延の山々へと厳しい峰々が続きます。

もしこの地に富士山がなければ十分にその迫力を堪能できるのです。

ひょっとするとその他の土地にも名峰、富士山に背を向けて眺めるとアッチコッチに素晴らしい景色って沢山あるんではないでしょうか。

次回の更新は  4月 1日となります


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No.181  「ワット・ヤンナワ」  '17. 2. 1 up 価格  10.000 円 (額縁付き送料込み)

           (24 x 33 cm)クレヨン
11月の初めに訪れたタイでしたが一週間のうち雨に見舞われたのは一日だけで概ね好天に恵まれました。

バンコク市内での移動はほとんどが高架橋電車の利用でしたが私のように市内に慣れないものにとっては視覚的に移動の方向がわかり安心です。

北部上流からバンコク市内を流れるチャオプラヤ河ですが間もなく海まで約50km位というあたりから大きく蛇行し始めます。

その最初に大きく蛇行する根元あたりに位置するヤンナワの大きな寺院ですが今では人の出入りはまるでホテルのようです。

事実、地域要人の公式行事に使ったりしているようで敷地内に入るのにも警備が立っていました。

私は警備の人にニッコリと挨拶して中に入りましたが、守衛僧さんが慌てて外に出てきて尋ねますが言葉がわかりません。

スケッチブックを見せて「絵を描くんだ・・」という仕草をしたらすんなりと納得した様子で引っ込んでしまいました。

敷地の向かいには僧侶の学校も併設していて坊主頭の子供たちがひっきりなしに写生をのぞき見しに来ました。

みな人懐こしく中にはノートに日本語が書いてあるものを私に見せに来る子もいました。でたらめな「葉」だったので横に「秋葉原」と書いてあげた。

次回の更新は  3月 1日となります


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