Introduction
きすけクラブ管理人の長老です。
何の因果かBCLというマイナーな趣味にはまってからほぼ半世紀。
とりわけ超マイナーなFM DXに取り憑かれてからも40年以上経ちました。
途中でブランクがあったとはいえ、熱しやすく冷めやすい性格の管理人にとってはかなり異例の長い付き合いです。
この不思議な魅力を持つ趣味を少しでも世間の皆様にお伝えしようと、老体に鞭打ちながらこのようなサイトを立ち上げました。
これだけでFM DXの面白さが伝わるのか?という疑問はさておいて、数少ないコンテンツをご覧頂ければ幸いです。
なお、このサイトで公開しているベリカード及びベリレターは管理人が1970年代より断続的に収集したものであり、現時点で放送局からの返信を保証するものではありません。
Topics
What's New
- Sept. 8, 2023
- 2023年の受信音を更新しました。
- July 28, 2023
- SDRSharpがRevision1919にバージョンアップしました。
- July 22, 2023
- 中国FM局の受信リストを更新しました。
- June 22, 2023
- フィリピンFM局の受信リストを更新しました。
- Apr. 6, 2023
- 台湾FM局の受信リストを更新しました。
- Jan. 30, 2023
- Airspy Mini 活用法を加筆・修正しました。
- Oct. 28, 2022
- 香港・マカオFM局の受信リストを更新しました。
- Sept. 7, 2022
- MBCラジオのベリカード画像をアップしました。
- Aug. 5, 2022
- ローカルFM局の受信リストを更新しました。
DX Tools
2022年末にFA5を購入したタイミングで、受信システムを大幅に変更しました。
まずはIntel第3世代i5の非力なデスクトップPCにUSB3.0の増設ボードを追加してR2とMiniに割り当て、マルチディスプレイで87.5~106.0MHzが同時にモニター録音できるようになりました。画面を切り替えながらYouTubeでのライブ配信も可能です。
次に2022年のシーズン途中からMiniを稼働させていたIntel第3世代i5のノートPCを、2023年1月10日のWin8.1サポート終了に伴ってWin10にアップグレード、ついでにSSDへ換装しました。引き続きMini用として使用するつもりでしたが、思わぬデスクトップPCの活躍で不要になり、とりあえず昔のドングルを繋いで106.1~107.9MHzをカバーしています。
また、FA5と同じタイミングで購入した受信ブースターをしばらく使用してみたものの、SDRSharpではほとんど効果が感じられず、しかも63MHz以下は極端にゲインが下がるためにいったん撤去。代わりに分配器を使用していますが、私感ながら3分配による減衰分はSDRSharpのゲインコントロールでカバーできていると思います。55.07MHzと58.13MHzに出ているFM東広島の中継波が再び確認できるようになり、A2ch等の受信も期待できます。
なお、懸案だった "Baseband Recorder" のスケジューラーはデータの格納場所が見つかり、スケジュール設定の簡素化でやっと実用になりそうです。
Airspy Mini

V・UHF帯用USBスティックタイプのSDRです。2MHzの帯域受信に限界を感じ、2018年のEsシーズン前に導入しました。本体は全長8cmの小さな筐体で、この小型化の為にAirspy R2に比べていくつかの機能や部品が省かれていますが、SDRSharpの簡単なコード書き換えで8MHz、更には9.2MHzの帯域受信が楽しめます。詳細は「Airspy Mini 活用法」をご覧ください。
Airspy R2

V・UHF帯用USBタイプのSDRです。2020年のBlack Fridayに30%オフで購入しました。Airspy Miniよりもハードウェア要件が厳しいのですが、今のところ問題なく作動しています。Airspy Miniと同様にSpyVerter R2の併用で周波数範囲をLF帯まで拡張可能。なお、Airspy Miniと同条件の比較テストでは、FMバンドの受信性能に決定的な違いはなさそうです。
SDR#(SDRSharp)

シンプルで直感的な操作が人気のSDR受信ソフトです。随時バージョンアップされており、様々なプラグインがAirspyシリーズの能力を120%引き出してくれます。とりわけ2020年に追加された"Co-Channel Canceller plugin"は、同じ周波数にいる後ろの放送が聞こえるという、誰もが予想だにしなかった画期的な機能です。もう普通の受信機には戻れません。
DX ANTENNA FA5

5エレメントのFM・V-Low用アンテナです。散々悩んだ末、2022年のブラックフライデーに購入しました。長さ184cm、幅190cmの現物は想像以上に大きかったものの、ステーアームを除くアンテナ本体は1.4kg。なんとか既存のマスト類で設置できました。約600gもあるステーアームは取り付けていません。残念ながら全帯域で劇的な受信状況の変化はありませんでした。
MASPRO 112C8

8エレメントのVHF-TV用アンテナです。1990年代に愛用した同タイプのデッドストックを2015年に再び入手しました。通常は5m高でフィリピン方面に固定し、ターゲットに応じて手動で向きを変えながら稼働。低い周波数は指向性が逆転するとの事ですが、たまたま背面は北海道方面を向いているために国内のFM DXもそれなりに楽しめました。FA5の購入に伴い、ベランダで養生中。
NIPPON ANTENNA AF-4

4エレメントのFM用アンテナです。これは2013年に購入した国内FM専用の旧タイプで、近年出回っている新タイプはエレメント長や給電部の仕様変更によってFM補完放送にも対応しているとの事。設置スペースさえ確保できればコストパフォーマンスは最高。気軽にFM DXが楽しめる貴重なモデルではないでしょうか。現在はペディ用として車に常備しています。
TECSUN PL-380

オールバンドのポータブルDSPラジオです。2016年にプチペディ用として購入しました。FMバンドは感度不足を補うために、ロッドアンテナにアルミパイプを差し込んで簡易的にゲインを稼いでいます。ディスクタイプのチューニングダイヤルは使いづらいのですが、今や管理人が所有する唯一短波放送が聞けるラジオであり、たまに海外日本語番組を聞きながら昔を懐かしんでいます。
OLYMPUS V-822

リニアPCM対応のICレコーダーです。2016年にPL-380とFRG-965の録音用として購入しました。初めてのICレコーダー選びは新旧機種が入り乱れて難航しましたが、結局「USB充電ができる一番安いモノ」に決定。購入後にファームウェアのアップデートでワイドFMが受信&録音できるようになり、県外出張時やバイクでの「ながらペディ」には大変重宝しています。
ZERO AUDIO CARBO i

ハイレゾ対応のカナル型有線イヤホンです。ユニークな形状のハウジングとフラットコードに惹かれて2021年に新調しました。8~70,000Hzの再生周波数帯域をカバーする超小型ダイナミックドライバーを搭載しています。耳にジャストフィットしており大変気に入っているのですが、もしかしたら12,000Hzのモスキート音が聞こえなくなった管理人には無用の長物かもしれません。