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ダメザウルス指南

その8:ウェアラブル・コンピューティングに於けるたった一つのダメなやり方



ちょっと前に「ウェアラブル・コンピューティング」とゆー言葉が流行ったことがありました。
当時はIBMの試作機やザイブナーの企業向けウェアラブルマシンが話題を集めたりしました。 そうそう、ちょっと新しめなところではCLIE搭載ジャケットなんてのもありましたっけ。 現在では「ウェアラブル(自分が身につけて持ち歩く)」から更に一歩進んで「ユビキタス(何処でも常に自分の周りに存在している)」がもてはやされているようですが、 それじゃもう既にウェアラブルとゆー概念は達成されてしまって用済みなのかと言えば、そーゆーワケでもないようで、 実際世の中にどれだけウェアラブルが浸透しているかとゆーと、ずいぶんとお寒い状況なのが現実です。
(この分だとユビキタスの将来にもあまり期待は出来ないよーなk気もしますが、それはまた別の話)

確かにここ数年で様々なデバイスが「身につけられる」くらいのサイズにまで小型化され、常日頃から色々とデジタルガジェットを持ち歩いているヒトも増えては来ています。
我々のような所謂モバイラーは言うに及ばずその辺に生えてるよーな一般の人達ですらケータイだのデジカメだのを持ち歩いています。
そして何時でも何処でも必要なときにサッと取り出して使っています。

そう、サッと「取り出して」

我々が常日頃から持ち歩いている各種デバイスは、実際には「身につけている」のではなくすぐ取り出せるところに「しまっている」だけのモノが殆どです。
「ウェアラブル」とゆー言葉の厳密な定義がどーなっているかは知りませんが、 身につけられ、体の一部となり人体の機能を拡張してくれてこそウェアラブルと呼べるんじゃないか、とゆー気がします。
そーゆー観点で見ると本当にウェアラブルを達成してるのって腕時計と携帯オーディオプレーヤくらいしか思い浮かびません。
(腕時計なら時刻の表示機能を、オーディオプレーヤなら音楽再生機能を人体に付加してくれるワケです)
で、前置きが長くなりましたが、ザウルスです。
我らがザウルスも充分「身につけられる」サイズでありながら、ウェアラブルな使い方がされるのはせいぜいMP3を再生しているときくらいです。
ウェアラブル・コンピューティングに対して最も近い位置にあるべきPDAであるところのザウルスが、コレではいけません。 なにかもっとウェアラブルな使い方は出来ないモノでしょうか?

近年ザウルスを含むPDAの用途は旧来の電子手帳に代表されるような自己情報管理からmailやWeb閲覧などのオンラインコミュニケーションへとシフトしてきました。
しかしその一方で我々現代人には心のふれあいとでも呼べるような暖かい血の通ったコミュニケーションは減少を続け、 人同士の心の繋がりが希薄となり世の中は殺伐とし、様々な社会問題を生み出すまでに至っています。
そもそも日常的に人と直接コミュニケーションをとる能力の欠如した人達が増えてきています。
そんな人達に心の通ったコミュニケーションの手助けをする機能を提供できたら。

てなワケでこんなモノを作ってみました。
名付けて、ウェアラブルウェア「貴方に伝えたい/この胸のときめきを(長い)」。(ってまた9Bネタかい)

ハートマークが膨らんだり しぼんだり
実際の画面は逆さまに表示されます

使い方は簡単。アプリを起動させたままザウルスを逆さにしてシャツなどの胸ポケットに突っ込むだけです。 フロントライトは点けっ放しにしておい下さい(フロントライトのない機種では使用できません)
周りが明るかったりポケットの布地が厚かったりするとダメですが、 周囲に明かりのない夜道あたりで薄手の無地のワイシャツかなんかであればポケットの布地を通して脈打つハートがぼぅっと映し出されるはずです。
これであなたには「胸の鼓動を周りに伝える機能」が付加されました。

鼓動のスピードを調節したい場合には適宜ウエイト入れるなりクロック上げるなりしてください。※オーバークロックはあくまで自己責任で!


コレさえあればシャイな貴方の胸のときめきも相手に伝わるかも知れません。





まぁ、実際に夜道でこんなのが近付いてきたら私ゃソッコーで逃げますけどね。(火暴)


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