OMINOUS ISLAND オミノウス・アイランド
→冒険日誌 (ネタバレ注意!)
→マップ
→高速化
→【新】高速化とグラフィック化の両立 by モ~リン様 令和6年7月15日追加
→データ集 (ネタバレ注意!)
●STORY●
隣の国に住む○○○○国王が、我が国のまだ幼いながらも美しいプリンセスをさらっていってしまった。
プリンセスに仕える勇敢な騎士のあなたは、プリンセスを救うために隣の国に潜入した。
城に忍び込み、プリンセスの居場所を聞こうと王に剣を突き付けた。尋ねると王は、
「プ、プリンセスはオミノウス島にいる。わ、わしを殺さんでくれ」と言った。
オミノウス島? オミノウス島といえば恐ろしい怪物がたくさん住んでいて、罪人が流される俗にいう
「流人の島」だ。どうやら罪人らは怪物のごちそうとなっているらしい。そんな恐ろしい島にプリセンスがいるなんて・・・。
しかし、あなたはプリンセスを救うがために、勇敢にもオミノウス島に向かうのだった。
※工学社『PiO』1985年2月号 P50より
■オミノウス・アイランドとは?
時は昭和、テレビゲームやパソコンゲームの主流がアクションゲームだった1985年。
ドラゴンクエストもファイナルファンタジーも出る前の時代、しかしパソコンのロールプレイング・ゲームのブームが始まっている頃でした。
そんな時代に生まれた8ビットパソコンPC-8001向けのロールプレイングゲームが「オミノウス・アイランド」です。
ゲームが出たと言っても、ゲームメーカーから発売されたというわけではなく、当時刊行されていたパソコン雑誌「PiO」の「特集ロールプレイング・ゲーム」のコーナーに投稿されていたプログラムリストを手持ちのパソコンに打ち込んで遊ぶ、というものでした。
当時小学生だった私は、ロールプレイングゲームが何かもよく分からないまま数日がかりで入力し、いざプレイしてみると初めこそチープなグラフィックに、BEEPオンのみのサウンドというゲームが映し出され「なんだこれ?」と思ったものの、プレイを進めれば進めるほどその奥深いゲーム展開にのめり込んでいきました。武器を入手し、仲間を集め、強くなっていく。
冒険を進めていくと、ラスボスの全貌が少しずつあぶり出され、プリンセスを救出できた時には、今まで経験したことの無い達成感に満ち溢れたものです。
何十年も経った今になってもロールプレイングゲーム好きが続いているわけですが、間違いなくそのきっかけとなったのは、この「オミノウス・アイランド」に他なりません。
そんな昭和な思い出を、この令和のご時世に甦らせることになったのが「PasocomMini PC-8001」でした。
これがあれば、エミュレーターってどうやって使うの?等と残念なことを言う私でも「オミノウス・アイランド」の思い出に浸れることができるかもしれない・・・そんな思いで、このサイトを立ち上げてみました!
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