Ursa Major
おおぐま座
2015年2月1日 5:15のおおぐま座(北斗七星)
以上の星々のうち、都市部で見えるのは北極星と北斗七星、あとはこぐま座のβ(ベータ)星とγ(ガンマ)星、りゅう座のエルタニンぐらいです
キャプションがない画像は以下
以下は北斗七星の部分を撮影したもの
キャプションの無い画像は以下
Ursa Major ウルサ マジョール
所有格は Ursae Majoris(ウルサエ マジョリス)。語尾だけでなく、 冒頭のウルサ(Ursa)もウルサエ(Ursae)になる。
おおぐま座:北極星の近くにあり、日本から見る場合、地平線に沈んでいる時間は長くありません。北斗七星を中心とする星座で、その形から洋の東西で、獣が引く車や柄杓などに例えられました。ギリシャではクマの星座のはずなのですが、北斗七星の柄の部分が尻尾にあたるように、尾が長い姿として描かれます。尻尾が長いクマなどいないのに、なぜこの星座がクマに例えられたのか、よく分かっていません。
Dubhe ズーベ α(アルファ)星 1.8等 アラビア語で大きな熊の背中の意味だという
Mirak ミラク β(ベータ)星 2.34等 メラク(Merak)とも言う。アラビア語で熊の腰の意味。つまり北斗七星の柄杓の前の部分、ここが熊の腰だということになる。
Phecda フェクダ γ(ガンマ)星 2.41等 アラビア語でふとももの意味
Megrez メグレズ δ(デルタ)星 3.32等 アラビア語で尻尾の付け根の意味
Alioth アリオト ε(イプシロン)星 1.76等星
Mizar ミザル ζ(ゼータ)星 2.23等 アラビア語でヴェールの意味
Alcol 80番星 3.99等 ミザルの隣にある暗い星。ミザルと見かけ上、二重星をつくるが、実際にはたまたま同じ方角で見えているだけで関係はない。名前はアラビア語で弱いもの、から来たと言われる。かつてアラブ世界ではこの星を視力検査に使ったというが、この話、出典が不明でどうも怪し気な話らしい。
Alkaid アルカイド η(イータ)星 1.85等
その他の天体
S Ursae Majoris おおぐま座S星 ミラ型の長周期変光星
W Ursae Majoris おおぐま座W星 近接した食連星
参考:
「星の事典」鈴木駿太郎 恒星社
[Guidebook to the Constellations] Phil Simpson 2012 springer