M81(NGC3031)
おおぐま座の銀河 メシエ８１
２０１７年５月３日 ２：００ 市街地から見たM８１（右）とM８２（左）
おおぐま座の銀河、M81（右）とM82（左）。連なる円は５０倍の視野を示します。この二つの銀河はおおぐま座、北斗七星のひしゃくの部分の先にありますが、ここでは近隣にある２４番星（画面上端ぎりぎり左寄り）からの位置関係を示しています。
５月の夜２：００、北斗七星は北極星の下方へと向かいつつあり、しかも場所は市街地。空は明るめで条件がよくありませんが、それでも見ることができました。ただし２５倍ではちょっと厳しい。５０倍に拡大するとM８１はややひしゃげて広がった円い感じに見えます。見た目はコマが見えないいびつな彗星といったところでしょうか。対するM82は明るい空にまぎれてよく観察しないと分かりませんが、慣れてくると東西に伸びたわしゃわしゃした、奇妙な姿が確認できました。