系統学に関する諸注意/恐竜を具体例に

 北村が見る限り、系統学や分岐学、進化学は誤解されやすい科学のひとつでしょう。ここでは恐竜にまつわる誤解を具体的な例として上げていきましょう。生物学のなかにおける小さなマイナー分野の話ですが、でも意外とこういう誤解は誰でもいだく普遍的なもののようで、分岐学(分岐分類学)や系統学に向かい合った人の多くはこういう違和感を持つようです。

 ともあれ、誤解した人たちに言わせると、分岐学(あるいは系統学)は、いわく 

 1:結果がころころ変わるから信用できない  

 2:次々新説が出て、これといって確かな事柄(例えば定説)がない 

 3:分類階級が洪水のように氾濫してしまった=使い勝手が悪い 

 という困った信用のおけない学問なのだそうです。

 これらはいずれも単純な勘違いで(北村も最初はそんなことを考えていましたが)、ちょっと考えるとどこがおかしいのかすぐに分かります。ただ、そうであるからこそついついしてしまう間違いです。無理もない勘違いかもしれません。

 後、論文や研究に関する誤解もありがちですので、ちょっとそのことも追加しておきましょう。

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 恐竜に関して具体的に知りたい人は以下へどうぞ^^)

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