旅のクライマックスは・・・
メ ニ ュ ー | コ メ ン ト |
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★ロンドン編 | 歴史と伝統の街ロンドン。そこがこの旅の始まり・・・ |
★スペイン編@バルセロナ | 地中海の風に吹かれながらバルセロナの街を歩く。 |
★スペイン編Aアンダルシア | アラブの香り漂う情熱の世界アンダルシアを満喫。 |
★スペイン編Bマドリード・トレド | 新旧の都対決は旧都に軍配? |
★シンガポール編+おまけ | 旅のクライマックスは"獅子の都"で。 |
★シンガポール編
15日目/天気:くもりのち晴れ一時スコール/「時差ボケが・・・」
シンガポール航空SQ343便は15時間の飛行を終え、8:30無事シンガポール・チャンギ空港に到着した。
予定を組む際に、そのまま飛行機を乗り継いで大阪に帰ることにしてもよかったのだが、
アジア系の経由便ではストップオーバー(本来の意味は乗継地での24時間以上の滞在をさす。だから今回のは厳密に言えばストップオーバーではない。)が可能と言うことだったので、
シンガポールに入国することにしていた。
入国審査官は片言の日本語を話し、「タクサンオカネツカッテクダサイ」と言ってあっさり審査を通過させてくれた。
空港から一歩外に出ると、ジメーっとした暑さに驚いた。
日本の夏以上に湿度が高いらしく、乾燥したヨーロッパからここを訪れた人間にとってこの気候はものすごく辛い。
何もしないでも汗がでてきた。
▼エアバスのチケット
そして「どこへ行こう?」ということになり、とりあえず定番のマーライオンを見るためにシティーホール周辺へ向かうことにした。
エアバス(空港バス)のチケットを購入し、バスに乗りこんだ。
さすが東南アジア一の先進国シンガポールと言うことで、車窓から見える景色は非常に美しかった。
そこら中にそびえ立つ高層ビルをはじめ何もかもがキレイだったが、(ヨーロッパ帰りのせいか)少し人工的すぎるかなぁーというのが正直な感想だった。
適当な場所でバスを降りてマーライオン公園を目指して歩いていくと、本家本元のマーライオン(シンガポールには他にもいくつかあるらしい)が見えてきた。
が、想像していたのよりかなり小さくて迫力がなかったのでちょっとがっかりだった。
で、ひとまず見るものは見たので、しばらく街をぶらぶらすることにした。
シティーホールより南側は、オフィス街だったせいかそれとも日曜日の午前中だったせいか、人通りが非常に少なくひっそりしていた。
▼本家本元のマーライオン
しかし、歩いていくうちの次第に街並みが変わってきた。
チャイナタウンだ。
ごみもたくさん落ちていて、キレイな高層ビル群からは想像もつかないような古風な街並みだった。
何軒か店を見てまわった後、到着したのがチャイナタウン・コンプレックス。
ここは中国系の人々が集まるショッピングセンターのようなもので、たくさんの人でごった返していた。
あの独特の匂いと人々がデカい声でしゃべる(おそらく)中国語に圧倒され、ちょっと気分が悪くなった。
が、せっかく来てんからということで、気を取り直して2Fにあるホーカーズセンターで昼食を食べることにした。
何十軒も立ち並ぶ屋台で焼きそばみたいなやつととおかゆを買うと、汚い食器に載せられて出てきた。
見た目とは違って味の方はなかなか美味しく、値段も格安(約\200)だったのでまぁ満足だった。
昼食後チャイナタウンを後にした。
次に向かったのは、シンガポールの中心ともいうべきオーチャード・ロード界隈。
通りの両側にはたくさんのホテルや百貨店などが並び、すごいいっぱいの人で賑わっていた。
高島屋やそごう・伊勢丹といった日系の百貨店も大きな店を構えており、順番に見てまわった。
ところが緊急事態発生。
なんか体が急にだるくなり睡魔が襲ってきた。
時差ボケだ。
立っているとフラフラする。
しばらくベンチに座って休息をとったが、いっこうに回復の兆しがない。
友人の方はぜんぜん大丈夫らしく、ピンピンしている。
何で自分だけ時差ボケになったのかはよくわからない。「っちゅーか、普通なるんちゃうん?」と友人の元気さを不思議に思ったぐらいである。
しかし、このまま座りつづけていてもしょーがないので、再びいろんな店を見てまわることにした。
▲シンガポールマップ
で、しばらくしてから向かったのがシンガポール最新スポットであるマリーナ・スクエア。
ここはホテル・オフィス・会議場・映画館・ショッピングセンターなどで構成される複合施設になっていて、これまた多くの人で賑わっていた。
で、友人が足つぼマッサージをしてみたいといっていたので、その店を探し出した。
私の方は、相変わらず時差ボケの症状が続いてフラフラしていたので、ベンチに座って待つことにした。
半起き半寝の状態で待つこと約30分ぐらい(←あまり記憶がない)、友人がスッキリとした顔で店から出てきた。
友人に感想を聞くと、痛かったけど血行が良くなって体が軽くなったということだった。
今思えば自分もしてもらえば良かったと思うのだが、なんせ時差ボケでフラフラだったので当時はそんな気分じゃなかった。
また今度シンガポールに行く機会があればぜひ挑戦してみたい。
▼シンガポールの夜景
あたりはだいぶ暗くなり始めていた。
腹も減ってきたことやしどっかで夕食を食べようということになり、向かったのはクラーク・キー。
ここはショップやレストランが立ち並ぶシンガポール川に面したトレンドスポットで、多くの若者や家族連れで賑わっていた。
その中にある一件の中華料理レストランに入った。
とりあえず白御飯(←臭いがきつくパサパサで日本人には合わん)以外は美味しかったのは覚えているが、時差ボケのせいか何を食べたかは良く覚えていない。
満腹になってしばらく休憩したあと店を出ると、空は完全に暗くなりネオンと高層ビルが非常にきれいに見えた。
時間はいつのまにか20:00ぐらいになっていた。
フライトの時間が23:55だったのでまだまだ時間はあったが、特にすることもなかったというよりは1日歩きつかれていたので空港へ向かうことにした。
手を挙げてタクシーを拾う。
タクシーの運転手は少し日本語をしゃべった。
たぶん大量に日本からおしかける観光客を乗せるために、必死に覚えたのだろうと思った。
運転手はやたらに飛ばしまくったのでけっこう恐かったが、約20分でシンガポール・チャンギ空港に到着した。
マドリードでスルーチェックインをして既に搭乗券を持っていたので、そのまま出国審査を通過し免税店の立ち並ぶターミナルへ入った。
まだフライトまで時間は十分にあったので一眠りしようかと思ったが、昼間あれだけ悩まされた時差ボケは解消されたらしくぜんぜん眠くなかった。
ということで、私は免税店をうろうろ見てまわって時間をつぶさざるを得なかった。
一方、昼間あれだけ元気だった友人はベンチでグーグー眠っていた。
普段から要領のいい友人だったが、体までうまく時差に合わせる友人にこの時ばかりは本当に感心した。
そんなこんなで待つこと約2時間30分フライトの搭乗が始まった。
乗客はほとんどが日本人だった。
日付の変わる頃、シンガポール航空SQ986便は離陸した。
16日目/天気:くもり時々晴れ/「帰国」
朝7:00飛行機は関西国際空港に無事着陸した。
入国審査をなんなく通過。
日本に到着したのだ。
何とも言えない安堵感を感じ、緊張の糸が一気に緩んだ。
税関を通過し到着ロビーに出る。
そして、電車に乗って家路に向かった。
16日間にわたる旅は無事終了の時を迎えた。
《おしまい》
★おまけ〜おすすめランキング〜
旅行日記はいかがでしたか?今回の旅行を通じて印象に残ったポイントを独断と偏見でランキング形式にしてみました。
ロンドン・スペイン・シンガポールを観光される際にはぜひ参考にしてみてください。
項 目 | 第 1 位 | 第 2 位 | 第 3 位 |
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おすすめの街 | ト レ ド (スペイン) | バ ル セ ロ ナ (スペイン) | ロ ン ド ン (イギリス) |
おすすめ観光スポット | アルハンブラ宮殿 (グラナダ) | サグラダファミリア聖堂 (バルセロナ) | バッキンガム宮殿 (ロンドン) |
おすすめの風景 | モンジュイックの丘から 眺めるバルセロナ市街 と地中海 | アルバイシン地区から 眺めるアルハンブラ宮殿 | テムズ川の船上から 眺めるロンドン市街 |
おすすめ料理 | タ パ ス 各 種 (バルのカウンターに 並ぶおつまみ) | パエリャ・ア・ラ・マリネラ (シーフードパエリャ) | エントレコット・ア・ラ・プランチャ (牛サーロインの鉄板焼) |
その他のおすすめ | 闘 牛 観 戦 | シンガポール航空 | ホーカーズ・センター (シンガポールにある屋台 料理が集合したスポット) |